ゼミリレーブログ | 人間環境大学

専攻・コース:環境保全コース

【資源循環型経済社会論ゼミ】卒業論文を提出しました

先日、卒業論文の口頭試問が修了しました。今回は私のゼミ生の卒業論文を幾つか紹介しましょう。昨年の東日本大震災と原発事故を背景に、今年度の卒業論文はエネルギー問題、特に、再生可能エネルギーを取り上げたテーマが例年よりも多かったように思います。

まず、H君の『わが国における再生可能エネルギーの課題と展望』では、太陽光と風力発電を中心に欧州と比較しながら総合的に論じています。次に、S君の『太陽光発電の現状と将来』は、スペインの「太陽光バブル」の教訓からわが国の固定買取制度のあり方に警鐘を鳴らしています。F君の『風力発電の推進一ビジネスの視点から一』では、不安定な風力電力の普及のために、高性能蓄電池やスマートグリットの普及を提案しています。さらに、Y君の『新しいバイオマスエネルギー一藻類の可能性一』では、食糧と競合しない第二世代バイオマスとして藻類を取り上げ、研究開発の現状と可能性について論じています。

次に、資源循環分野について、K君の『使い捨て容器のリサイクルの課題と展望』では、ペットボトルのアジア流出の分析からフランス型のリサイクル制度の導入を提言しています。M君の『食品廃棄物の現状と課題一食品小売業界の展望一』は、成功事例としてユニーの取組みを詳細に分析し、食品小売業界への普及を提案しています。最後に、Sさんの『日本の環境教育一体験の重要性一』では、ドイツ・スウェーデンと日本の環境教育を比較分析し、知識偏重から体験学習を重視した環境教育への転換を提案しています。私自身、環境教育の第一線にいながら、環境教育はどうあるべきかについてはあまり考えてこなかったので、教えられること多々ありました。


毎年、この時期に私が嬉しく感じることは、卒業論文を仕上げる過程で、急速に知力を向上させ、学問に真摯に取り組む学生の本来の姿を再生することです。卒業論文を提出し終えて、その安堵と充実感から、皆すがすがしく輝いています。


(ゼミ担当教員:吉野敏行)






次回は【教育心理学ゼミ】です。

【景観生態学ゼミ】有機農業先進地視察

こんにちは。ゼミの活動とは違う話になりますが・・・。この4月より、本学では新しい4つのコースがスタートします。そのうちの1つである環境コースでは、環境保全型農業と資源循環型社会に貢献する人材を育てるためのカリキュラムを用意し、新入生受け入れのための態勢を整えつつあります。

今回はその態勢づくりの一環として、環境コースの教員という立場で、千葉県の有機農場のいくつか(いずれも個人経営)を視察してきました。スペースの関係ですべてをお伝えすることはできませんが、写真とともにその一部を紹介します。

 
KSさんの農場:
ビニールハウスでホウレンソウ、コマツナ、ミズナ、露地でニンジンを生産。とくにハウスでの生産は、天候にあまり左右されず安定しているため、こちらに重点を置いているとのこと。

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夕暮れ迫る農場


YKさんの農場:
無農薬で、おいしいニンジンづくりに執念を燃やすYKさんの農場。ニンジンを生でいただくと、これが美味い!長年の土づくりが実を結んでか、味も年々上がっている様子。

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広大な農地にふかふかの土壌。

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ほのかに甘みの残るすっきりした味。「カキの味に近づけたい」。


MSさんの農場:
おもにベビーリーフとホウレンソウを生産。年間売上約2億円(!)。効率性とスケールメリットを極めた、ある意味“有機らしくない”有機農場。ただただ圧巻。

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立ちならぶハウス群。1棟長さ50mのハウスが300棟(!)。

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最小限の堆肥と水で効率良く生産される葉物野菜。大消費地である首都圏に向け毎日飛ぶように出荷されていく。

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巨大な堆肥場。樹木破砕チップを主体とした炭素率の高い堆肥を、時間をかけてつくっている。


SHさんの農場:
農的くらしを実践するSHさんの農場。先のMSさんの農場と趣は異なり、ほっとするような空間。しかし宅配野菜による顧客との直接的な結びつきで、ビジネスにも余念がない。

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日当たりの良い縁側。

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並べられた本、自家製のソースやジュース、落花生、ネコ・・・。

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少量多品目で年間を通して生産。種は自家採種で形質の良いものを選抜、保存し使用している。

以上、四者四様の農業を見させていただきました。印象的なのは、皆さん研究熱心で、楽しく、自分のやりたいように農業をされていたこと。こうした農業の魅力を、今後本学の学生にも伝えていきたいと思います。


(ゼミ担当教員:守村敦郎)






次回は【資源循環型経済社会論ゼミ】です。

【森林環境・水環境化学ゼミ】環境化学実験の紹介

こんにちは。
森林環境・水環境化学ゼミ3年のK.S.です。

4年生は無事に卒業論文を書き終え、研究発表に向けて準備しています。
そろそろ3年生も卒業論文を書く準備をする時期となりました。
まだ今年が始まったばかりだというのに、やることたくさんあって大変ですが、がんばっていきたいと思います。

さて、今回は3年生で履修する環境化学実験について書きます。
環境化学実験では、水質汚濁に関する実験を行なっています。
昨年12月5日の実験では、野外で採水してきた水のリン濃度を測定しました。
リンを測定するために『分光光度計』を使いました。

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分光光度計


分光光度計は測定する水の入った透明な容器に光を当てて、その光がどのくらい吸収されたかを測定する機器です。
この機器では直接リン濃度を測ることはできません(^ω^;)

では、どうやってリンを測定するのでしょうか?
早速実験を行なっていきます!

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最初に作業の手順を確認中…

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試薬調製(結構時間掛かります…)


この試薬にはモリブデンという元素が含まれています。
モリブデンは酸性溶液中でリンと反応して青色の物質をつくります。

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試薬完成!(リンが多いほど青色が濃くなるよ!)


これはリンとモリブデンが反応してできた青色溶液です。
この物質はモリブデンブルーと呼ばれます。
これを利用して始めに説明した分光光度計を使って溶液の色の濃さを測定します。

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測定したい試薬を透明の容器に入れて…

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測定開始!

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測定が終了し、リン濃度を算出中…

リンを測定するためにまず、リン濃度と色の濃さを数値で表したもの(吸光度)の関係図を作成しなければなりません。
リン濃度と吸光度は比例の関係があります。
この関係を利用して吸光度から採水した水のリン濃度を算出します。


実験が終わる頃には外が暗くなってしまいましたが、こんな感じでリン濃度の測定をしました。
最後はレポートを書いて提出するのみです。
この実験は卒業論文を書くための練習なのでしっかり書かないと…。

(森林環境・水環境化学ゼミ3年 K.S.)





次回は【企業会計論ゼミ】です。

【環境保全論(生物多様性論)】2011年8月~11月の調査から

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休耕田に生育するウスゲチョウジタデ.花や萼片のサイズなどが大きく,チョウジタデとは明瞭に区別できる.近畿地方では非常に稀な植物のため,これまで認識できない植物であったが,実物を見て納得.
(多々良沼干拓地,August 21, 2011)


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ご当地もののミカワマツムシソウ.蛇紋岩地に適応したこの地域固有の植物.草原に生育するマツムシソウとはずいぶん風情が異なる.周囲には未開花ロゼットがみられ,2年あるいはそれ以上の生活史を持つことと,この場所での世代交代がうまくいっていることが示唆される.
(新城市,September 25, 2011)


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集落を縫って流れる小河川.水草が豊富に生育する場所はピンポイントでしか存在しないため,短期間の調査でそうした場所を発見するのは不可能に近い.水生植物の調査では,地元の協力者の存在が不可欠だ.感謝してもしきれない.
(高松市,October 1, 2011)


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梁漁.梁は川と人との結びつきを強く感じさせる漁業施設だ.豊かな川の恵みがいつまでも続くことを祈りたい.
(寒河江川,October 17, 2011)


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東北中央自動車道の工事現場で見つけたタカアザミの大規模群落.タカアザミは工事中の裸地環境にゲリラ的に出現することがある.
あきらめかけていたときに,車窓からふと見えた白い綿帽子が発見のきっかけだった.最後まで集中力を切らししてはいけないことを再認識.
(東根市,October 17, 2011)


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木曽川河川敷のカナムグラ群落.昨年はセイタカアワダチソウやオギが優占する高茎草原だったが,今年はその様相が一変した.9月の2度にわたる台風が,大型の草本植物をなぎ払ってしまったのだろう.1ヶ月程度の期間では,蔓性の植物しか回復できないようだ.
(羽島市,October 17, 2011)


(ゼミ教員:藤井伸二)






次回は【地域経済論ゼミ】です。

【環境倫理学ゼミ】愛知県民の森でゼミ合宿

すでに12月に入り、寒くなってきました。
今回は、少し前になりますが、9月に行われたゼミ合宿について報告させていただきます。


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愛知県民の森のモリトピアの会議室でゼミ発表中


昨年は愛知県最高峰茶臼山で合宿でしたが、あんまり遠いということで、今年は麓に下り愛知県民の森で合宿しました。宿泊はバンガローです。
バンガローはコテージとは違い、屋根のついた単なる部屋で、以前宿泊した際は、暑くて困ったことがありましたが、今年は涼しく過すことができました。
写真の会議室で二日間にわたり卒業論文を念頭においた発表を行いました。
この時点(9月初旬)では、まだ卒論提出まで4ヶ月ありましたが、例年に無くスケジュール的に余裕が無いように感じました。周りが暢気だと、まだ大丈夫ではないかと思ってしまうようです。


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会議室のそばを流れる清流


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県民の森から豊橋方面に帰る道すがら、長篠の古戦場へ。


馬防柵が再現されています。家の先祖の内藤昌豊はこの付近で二枚の柵を突破して家康の陣になだれ込んだと伝えられています。もう少しで歴史が変わっていました。墓も参らせていただきました。


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柵を突破する足軽を再現。身軽さが身上。


1日目の夜は例によってバーベキューでした。静かな森の中でたき火を見つめ続けるのは、はるか昔から続いてきた人間の当たり前の夜の過ごし方でした。われわれも飽きることなく燃えていく木の葉や枝を見つめていました。


卒論提出までひと月です。ラストスパートを期待しています。


(ゼミ担当教員:内藤可夫)






次回は【人間関係論ゼミ】です。

【景観生態学ゼミ】岡崎市の東公園へ行ってきました。

11月最初の実習は、東公園の見学でした。


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東公園はナゴヤドーム約5個分の面積があるそうで、敷地内には動物園、茶室、菖蒲園などいろいろな施設がありました。


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ここは地図によると広場とされている場所です。
公園というと、上の写真のようなものが身近にありますよね?
まず公園と聞いたらこのようなものを思い浮かべるのではないでしょうか。


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大きな公園だけあって、軽い運動がてら歩き回って楽しめる場所でした。
今回はまだ色づいていませんでしたが、これから紅葉も楽しめます。

ここまでだと他の大きな公園でもありそうな光景ですが、この公園は変わっているところが2点あります。


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実は、公園の間を高速道路が通っているのです。
写真は橋を渡っているところですが、トンネルもつくられています。


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もう一つは、上の施設です。
『岡崎市動物総合センター』
ここでは、里親を待つ動物が保護されていたり、迷子のペットを探すポスターの掲示板、

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動物との関わり方を示したポスターやパネルの掲示がされていました。

役所などではなく、誰でも入りやすい場所にこのような施設があることが今回の見学で一番印象的でした。

以下はおまけです。笑
先に書いたように動物園が中にあるので動物も一部載せておきます。


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孔雀と同じ檻にいたニワトリ君。


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名物のふじこちゃん。

そして最後に


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鯉たちにエサを投げる先生。笑


こんな感じで楽しい見学でした。




(ゼミ3年 K.N.)






次回は【資源循環型経済社会論ゼミ】です。

【水環境化学ゼミ】和歌山ゼミ合宿レポート

こんにちは。
水環境化学ゼミのK.S.です。
水環境化学ゼミのゼミブログは毎回4年生が書いていますが、今回は3年生の私が書くことになっちゃいました(笑)。
今回のブログでは先月に行ったゼミ合宿について書こうと思います。

9月6日から9日にかけて和歌山県にある北海道大学の和歌山研究林にて合宿が行われました。ちょうど台風の後だったため、一時は中止になりそうでしたが、和歌山研究林の方々のご協力により延長することなく無事に行くことができました。

1日目の移動の途中に白浜の観光をしてきました。
海が綺麗でとても癒されたのですが、白浜の三段壁の崖が少し怖かったなぁ…。

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白浜・三段壁


和歌山研究林では、実習体験をしました。炭焼き体験、薪割り、除伐体験を2日目に、スギ・ヒノキ林、天然林、複層林の見学を3日目に行いました。
実習の中で特に印象に残った事は薪割りです。本来は午前の実習内容でしたが、きれいに割れるのが気持ちよくて午後の除伐体験後もやっちゃいました(笑)


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炭焼き体験(窯入れ)


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薪割り


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除伐作業


3日目の夜は和歌山研究林の方々と一緒にバーベキュー♪
みんな疲れているのにワイワイと楽しんでいました!
この夏休みの思い出の一つになったのではないかと思います。
私も4年生、卒業生と話ができて楽しかったです!


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バーベキュー


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集合写真


携帯電話の繋がらない、大自然の中での生活も悪くないなぁと思った4日間でした(*´ω`*)
皆さん4日間お疲れ様でした。
来年のゼミ合宿は台風が来ないといいなぁ…。


(ゼミ生3年 K.S.)





次回は【企業会計論ゼミ】です。

【環境保全論(生物多様性論)】2011年5〜8月の調査から

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珍しい帰化植物ヒサウチソウ.木曽川では猛繁殖しており,堤防の里草地を白く染めるほどだ.いったい何に寄生しているのだろうか?
(木曽川,May 15, 2011)


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ウラジロマタタビ.近縁のサルナシとしばしば混同されるが,近畿地方の低山地ではサルナシよりもずっと普遍的.写真は雄株.
(和歌山県古座川水系小川,May 22, 2011)


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近畿地方では稀な植物のノダイオウ.花序は大形でよく目立つが,生育環境である河川敷に調査の眼が向けられないことや花序を認識できる期間がわずか1ヶ月ほどであるために,その存在になかなか気づかない.
(滋賀県余呉川,June 12, 2011)


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訪花昆虫の調査風景.蒸し暑い河川敷でまる1日昆虫と睨めっこをする.のんびりしているように思えるが,充分な知識と経験がなければ調査の完遂は難しい.
(木曽川,June 13, 2011)


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道端の湿地でノダイオウを見つけ,大喜びでサンプリングを行う.
(鳥取県若桜町,June 27, 2011)


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さすが北海道のフキ.その大きさに驚愕.本州のフキと同種であるとはとても思えない.
(札幌市定山渓,July 9, 2011)


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佐田の沈下橋.橋の上からは川海老漁の罠が無数に仕掛けられているのが見えた.川辺では子供がテナガエビを採っており,付き添いの父親は「今晩のビールのつまみ」などと会話をしている.清流の豊かな恵みを実感した.
(四万十川,July 29, 2011)


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5年ぶりに再訪した四万十川の河辺林.今回の調査は本流ではなく,別の場所を予定していた.美しい風景に後ろ髪を引かれる思いで,河辺林をあとにした.
(四万十川,July 29, 2011)


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四国犬? とんがった耳と優しそうな眼がチャームポイントか.
(四万十川,July 30, 2011)


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美しいブナ林.しかし,一斉林という姿が過去の伐採の歴史を物語っている.
(扇ノ山,August 4, 2011)


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東洋一と謳われる湧水量を誇る柿田川.沈水植物群落の鮮やかな緑がすばらしいが,かつては工場排水のヘドロに埋まった歴史を持つ.地域住民の努力の結晶が,美しい河川環境を復活させたことを銘記したい.
(柿田川,August 8, 2011)





(ゼミ担当教員 藤井伸二)



次回は【地域経済論ゼミ】です。

【環境倫理学ゼミ】人間環境大学構内の自然

環境倫理学ゼミでは来週ゼミ合宿をする予定です。

毎年ブログの時期が同じなので、ゼミ合宿の予定ばかり書き込んでいます。が、それではおもしろくありませんので、今回は大学の中で撮ったムシの写真を紹介します。

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真夏の雲と空


毎年見ているはずですが、夏の空の青は考えていたよりも深く、夏の雲は記憶よりもダイナミックです。
しかし、秋になり、冬になり、そしていつの間にか色を失った記憶になってしまいます。私たちの自然観は、いつも色あせています。
いきいきとした自然を強く記憶すること、そして「自然」という言葉はいつも薄っぺらなものになってしまうことを、環境について考えるときいつも思い出すことが必要です。

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演習林入り口付近の ニイニイゼミ


アブラゼミが多い中で、少し小型のニイニイゼミも鳴いています。
羽を持ったセミはほんの一瞬の仮の姿。
季節も、人間の生も、全ては一瞬、束の間、儚いということは昔から言われています。

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シジミチョウの交尾 スロープ脇の植え込みで


世代が交代し、おそらく来年の夏にもシジミチョウは飛んでいるでしょう。

大学構内の坂道には、最近動物の糞が落ちていることがあります。
ニホンザルではないかと思われますが、姿は見えません。
“見える自然”というのはほんの少しで、どうも隠れている生き物の方が多いようです。

本当の姿は常に隠されていて、目に見えるのは、その見えないものの印に過ぎない、そういう目で見ると、自然の姿も深い意味を持つようになります。





(ゼミ担当教員 内藤 可夫)



次回は【人間関係論ゼミ】です。

【現代文明論ゼミ】教授のお宝紹介(2)

大学はいま夏休みです。ゼミ生の集まる機会が少ないため、春休みに続いて私のお宝を紹介します。今回のお宝は、高価といえば高価なものです。それは、アダム・スミスの『国富論(第2版)』(Adam Smith “An Inquiry into the Nature and Causes of the Wealth of Nations The Second Edition”)です。初版は1776年に出版されましたが、古書価はきわめて高価でとても購入できません。そこで、2年後に全編にわたって加筆修正を施されて出版されたこの第二版が体裁としては初版とそっくりなので、こちらで我慢することにしました。


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図1 『国富論(第2版)』出版された年次のわかる扉です。


『国富論』のなかでアダム・スミスは、個人の利己心が「見えざる手」に導かれて、社会全体にとって最も有利な結果をもたらすと主張しました。この「利己心」を強調するところは、前回取り上げたマンドヴィルの『蜂の寓話』に影響されたのではないかと言われています。もちろん道徳哲学の先生であったアダム・スミスにとって、私悪が公共の利益に転じるというマンドヴィルの主張はとうてい是認することのできないものでしたけれど、「多数の人々にショックを与えているところをみると、人間性についての真理に近いものを摘出しているからだろう」とは考えていました。





(ゼミ担当教員 奥田 栄)



次回は【環境経済学ゼミ】です。

【景観生態学ゼミ】実習風景

こんにちは、景観生態学ゼミ3年のH.S.です。
今日は晴天!でも実習中は、やっぱり暑いですね…。
8月はこれからもっと暑くなるのでしょうか? 嫌だなぁ-。

今回の実習は、4月26日、6月7日に続き、3回目の葉緑素の調査を葉緑素計SPAD-502を用いて行いました。葉緑素を測ったのは、ケヤキとサクラとアラカシです。それぞれ日向と日陰を分けて測り、一枚の葉につき、下・真ん中・上の順に計3回の計測を行いました。葉が減っていたり、増えていたり…雨の影響でしょうか?謎です。

そして数値をパソコンに打ち込み、グラフにして比較してみると、アラカシはあまり変化がないのに対し、ケヤキやサクラは数値が伸びていました。常緑樹と落葉樹の違いや、季節の変化でこんなにも変わるのだと驚きです。あと葉緑素の値は植物の健康状態を調べるための指標にもなるようです。


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そのあとは、ゼミで育てているゴーヤのプランターの土が少なくて根が見えていたので、土を足しました。そしてなんとゴーヤができていたので、収穫も行いました。家に帰って食べたいと思います。


まだまだ暑いけど水やりも頑張るぞ-!!!



(景観生態学ゼミ 3年H.S.)



次回は【資源循環型経済社会論ゼミ】です。

【水環境化学ゼミ】北海道大学和歌山研究林での調査

はじめまして。

今年度水環境化学ゼミ、ゼミブログ担当学生のY.Mです。

今回のブログでは、先月調査に行った事をつづっていきたいと思います。

先月、6月20日から5日間をかけて和歌山県に行き、北海道大学 和歌山研究林にて調査を行いました。今回の調査の目的は、この和歌山研究林内を流れる渓流水または湧水の水質に対する植生の影響を明らかにするために試料の採水を行うことです。

この研究林は主にスギ・ヒノキの人工林でほぼ占められていますが、一部、スギ・ヒノキ以外の保存林もあり、植生が混在している森林流域です。

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研究林の上流へGO!


現地では、渓流水、湧水の採水、気温、水温、pH、電気伝導度の測定を行い、約30地点ほどを調査しました。大変山奥に進まなくてはいけないため、調査地点ではトロッコを使って進んでいくのですが、非常に高く、スリルを味わいながらの作業でした(笑)。

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渓流水をこれから採水です!


作業後は大変おいしいごちそうを、現地の方々よりいただきました。
ありがとうございました。

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豪華なごはん!至福の時(*´ω`*)


大学に戻ったらたくさんの試料の測定が待っています。

頑張るぞ!





(水環境化学ゼミ生 Y.M)



次回は【企業会計論ゼミ】です。

【環境保全論(生物多様性論)ゼミ】2011年3~5月の調査から

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人家脇の竹林内にぽっかりと湿地が残っていて,そこにザゼンソウの大群落がある.あまりにも身近そうな場所で,びっくりしてしまう.地元の人々の手によって大切に守られているとのことだ.
(近江今津,March 26, 2011)


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絶滅危惧植物のハギクソウ.小さな植物だが,黄緑色の苞葉が美しくて意外に存在感がある.
(伊良湖岬,April 7, 2011)


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ドウダンツツジの大群落.清楚な花が印象的.庭園では必ずと言っていいほど植栽される植物だが,自生は蛇紋岩地にほぼ限られる.心ない盗掘を助長しないために地名は伏せておく.
(April 22, 2011)


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海岸性照葉樹林に刻まれた縞模様.離島の海岸に吹く強い風がこのような独特の景観を創りあげるのだろう.
(徳島県伊島,April 24, 2011)


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まぶしいほどの白さが湖岸に映えるハマダイコン.4月中旬のタチスズシロソウや5月下旬のハマヒルガオとともに琵琶湖を彩る海岸植物の一つでもある.
(近江今津の琵琶湖岸,May 2, 2011)


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セイタカタンポポがこれほどまでに巨大だとは・・・タンポポの世界も奥が深い.過去の調査で何度も通り過ぎた場所だが,今まで気づかなかったことにショックを受ける.「心あらざれば・・・」を痛感.
(余呉川,May 2, 2011)


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陽光地で純白の花を咲かせるイチリンソウ.春の里山にとてもよく似合う.
(高時川上流,May 2, 2011)






(ゼミ担当教員 藤井伸二)



次回は【地域経済論ゼミ】です。

【環境倫理学ブログ】東北大震災にみる人間と自然の倫理

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震災前の穏やかないわき市の砂浜(新舞子浜)。はるか彼方に福島第二原発を望む。


波が引いたあと、自然をはるかに超えた力を手に入れたという私たちの思い込みは、覆されていました。人間が作り上げてきたものは、思っていたよりも儚いものでした。
私たちはたしかに自然の一部であり、人間が造ってきたどんな建造物も、やはり自然に還っていくべきものでした。もちろん、人間自身も死んで自然に還っていきます。それを自覚していた昔の人々は、自然、そしてそのうちに生きる人間のうちに無常というものを見つめていました。


人間の生き方を考える倫理は、人間のことを考えるだけでは足りなかった、それは地球規模の環境問題で見えてきた問題でしたが、それでも私たちは自分たちを自然のほんの一部として見ることができなかった。温暖化を克服するための原子力発電という選択は、もしかすると、蟷螂の斧であったのかもしれません。


これからこの災害をきっかけに大きく環境倫理思想も変わってくるかもしれません。近代的な合理主義の考え方の限界は、現代文明を支えている巨大な科学技術の限界として、誰もが認めるものとなりました。隠されてきた人間の死が目の当たりにされて、人間はわずかな寿命の差こそあれ、いずれにしても、ほんの短く儚い一生を終える。もはや、だれもが古人のように覚悟しなければならないのだと、否応なく気づかされました。古人の人間の一生に対する深い思いに、ようやく思い当たることができたのだともいます。


契りきな かたみに袖を しぼりつつ 末の松山 なみこさじとは


私ごとですが、以前住み慣れた多賀城に被害が大きかったことには心が痛みました。百人一首に歌われた多賀城の末の松山にまで波が到達したのは、平安時代の貞観の津波以来です。当時、数千人が犠牲になったといわれるその同じ場所で、千年のときを経て多くの犠牲者が出てしまいました。千年を経ても人間と自然とが全く同じ関係にあったということです。


災害や環境破壊に備えて、さらに巨大な構造物を日本中に、あるいは世界中に建設するのか、あるいは、人間と自然との関係に自覚した古くて新しい生き方を見つけようとするのか、環境倫理学はこの問題を考え抜かなければなりません。






(ゼミ担当教員 内藤可夫)



次回は【人間関係論ゼミ】です。

【現代文明論ゼミ】忘れ去る うつろいの 落とし穴

最近私は、地元の風景が短時間で変わっていく様を見て改めて淋しさを感じました。幼少の頃の記憶と現状の風景とのあいだにズレが生じてしまっています。


思い出の場所が駐車場になっていたり、池や沼が埋め立てられてマンションになっていたりします。少し前のことですが、近くに駅が誕生し、それに伴ってバスが通るようになり、街は活気づきました。その結果、新しくお店ができ、道路が舗装されました。私は、その利点を有効活用していますが、本当にこれでいいのかと思ってしまいます。思い出や自然を排除したものが、このまま私の生活の一部に溶け込んでしまっていいのか。


技術は誰にでも真似のできるもので、それを利用したサービスなどは対価を払えば誰でも享受できるようになっています。しかし、技術を直接的にも間接的にも利用しないとなると、今の生活はありません。利用しなければ、呪縛からは開放されますが、生活の質は格段に落ちます。このような質の低下を嫌っている限り、技術と私は切っても切れない関係です。


当たり前だと思っているものが敵だとしますと、価値の転換でしかこの考え方はひっくり返りませんね。でも、福島第一原子力発電所の事故は、この価値転換を少しだけ後押ししてくれたかもしれません。






(ゼミ生4年 M.H.)



次回は【環境経済学ゼミ】です。

【景観文化論(景観生態学)ゼミ】土壌の硬さを測ってみました

こんにちは、景観文化論ゼミ3年のA.Y.です。


今回の演習・実習では学内の土壌の硬度を長谷川式土壌貫入計で測りました。土壌の硬さは植物の根の成長にとって重要な要素です。


測定地点は円形広場の芝生面、山をけずってできたのり面に植えた桜のそば、池の横の盛土の桜の木のそば、そして演習林の中の人が通りそうにないところです。貫入計を使ってみると、土が軟らかいところは深いところまで入り、硬いところは浅いところまでしか入らなかったりと、土壌の硬さがその場である程度わかるような気がしました(おもりが重くて、繰り返し上げて落とすのにかなり疲れました)。

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演習室に帰って、硬度の記録をExcelに打ち込んでグラフを作りました。グラフを比較すると、人がよく通る場所と通らない場所では通らない場所のほうが軟らかいことがわかりました(S値が大きいほど軟らかい)。また,土壌が硬いところの桜は小さく、大きくならない。土壌が軟らかいところの桜は大きいという傾向も。土壌の硬度であそこまで大きさが違うとは思わなかった。


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皆さんもスロープの桜をそんな視点で見てみてください。すでに葉桜になりつつありますが・・・。






(ゼミ生3年 A.Y.)



次回は【資源循環経済社会論ゼミ】です。

【水環境化学ゼミ】兵(つわもの)どもが・・・

こんにちは、ゼミブログ担当学生のT.A.です。いやはや、季節の過ぎ去るのは早いもので、また今年も桜の季節がやってまいりました。私たちも4年間の学生生活を終え、とうとう卒業いたします。長いようで短かったこの4年間を思い出しながら桜を見上げれば、スギ花粉で鼻がむずむずと。。。私がゼミブログを書かせていただくのも、これで最後となりました。今回は、卒業前の最後の難関、『口頭諮問』についてお話したいと思います。

『口頭諮問』。それはいわゆる、卒業論文の発表会のようなものです。自らの研究成果を先生方へ向けてプレゼンテーションするという、大学4年間の学習のうえで最大の難所であり、最高の挑戦の場でもある学部生の檜舞台です。本ゼミでは先生方の他に、調査に協力していただいた外部の方や後輩を招いて、スライドをスクリーンに映して発表するという、他のゼミでは行わない形式で、本格的に口頭発表を行なっています。そのため相応のクオリティーが求められ、緊張感も普通の口頭諮問とは一味違います。

では皆の発表の様子を、研究の概要を交えて紹介していきましょう。緊張した顔をとくとご覧あれ。


トップバッターの研究テーマは『ダム湖水質の季節変化』。
河川を流れる水は、通常その場に長く留まることは無く、常に流動しています。ダム湖は、河川の上流部に設置されたダムによってせき止められた水が、滞留して湖となったものをいいます。ダムによってせき止められた水は長時間滞留することになります。滞留した水は、通常の河川水に比べて攪拌されにくく、また長時間日光にさらされることになるため、水中の生物活動に大きく影響するものと考えられます。そうして影響を受けた水が河川へ流れ込むことによって、どのような影響を及ぼすかを考察するために、滞留や気温・水温による水質に対する影響について研究を行ないました。


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発表者のKさん。ダム湖の水深や気温によって、成分濃度の挙動に違いが見られました。さらに、それらの挙動の特徴ごとにグループ分けを行なうことにも成功しました。
トップバッターだけあって、緊張もひとしおです。しかし、プレッシャーに負けず、素晴らしいスタートダッシュを切ってくれました。


2番手は『河川水質に対する地質の影響』。
地面に降った雨は土にしみこみ、土の下にある岩盤に到達すると地下水となります。この地下水が低い場所に集まって、流出したものが河川です。この過程において、岩盤から様々なものが溶け出すことによって、それが河川の水質を決定する1つの要因となっています。岩盤には花崗岩や砂岩、泥岩など多様な種類があり、多様な地質形成に寄与しています。それらの岩盤の種類ごとに地点を設定し、そこを流れている河川の水質に違いが見られるのかを研究しました。
その結果、地質の違いによって水質に違いがあったため、さらに複数の地質から流れてきた水の水質を予測することも試みました。例えば、Aという地質とBという地質から流れてきた水の水質は、A+Bの水質になるのではないか、という予測を立てました。


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発表者のYさん。複数地質における水質の予測までをも見事に成功させ、大きな成果を残しました。誰よりも多く調査に出かけ、沢山の試料から多くのデータを得てきたゆえの、素晴らしい努力の結果です。


3番手は『北海道大学和歌山研究林内の渓流水質』。
渓流水質の変動要因は、気温の影響、標高の影響、降水量の影響、降水の水質の影響、地質の影響、排水などの人為的な影響、などが挙げられます。北海道大学和歌山研究林は、山の奥地にあるため、排水などの人為的な影響を変動要因から除けます。また、この研究林内の地質が一定であるため、地質の違いによる変動も除けます。降水の水質は研究林の面積がさほど広くないため、降水の水質による差異も除けるものとします。これらによって和歌山研究林は、渓流水質に対する気温の影響と標高の影響、降水量の影響を評価できる環境として優れています。また、研究林内における渓流の最終合流地点に基準地点を置き、上流部の水質予測を行ないました。


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発表者のIさん。渓流水質の予測は大成功でした。野外調査の試料としては、本当に驚くほどキレイに予測に当てはまりました。これほどにバシッと結果が出ると気持ちいいですね。


さて、残り3人です。この3人は、本研究室で2004年から継続的な調査を行っている大篠原試験地についての研究です。この試験地は滋賀県野洲市の大篠原にあり、琵琶湖の水源である日野川の源流部にあたります。スギとヒノキの人工林地で、集水域内に降水等の採取器や三角堰などを設けて、水量や水質を調査しています。


4番手は『大篠原森林流域の土壌水質』。
森林において土壌の果たす役割として、水質良化や水源涵養の機能が挙げられます。大篠原試験地の調査でも、土壌へ流入する水と流出する水では、水質に違いがあることが明らかになっています。しかしこれまで、土壌内の水質の変動要因が複雑であることなどの理由から、土壌内での水質の変化はブラックボックスとして扱ってきました。土壌内の水、すなわち土壌水を土壌の深さごとに採取・測定し、森林土壌が森林の渓流水質に与える影響を研究しました。


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発表者は本稿著者のT.A.です。土壌の深さによって、水に溶けている成分ごと、濃度の変化に違いあることが分かりました。
う~ん、まだまだ研究の余地がありますねぇ。。。


5番手は『森林伐採が渓流水質に及ぼす影響』。
我が国では、戦後を中心として多くの人工林が造成されました。現在、それらのスギやヒノキが高齢化し、その資源を利用する段階になってきました。しかし、無計画な伐採を行なってしまっては、健全な森林を育成することはできないと考えられます。
大篠原試験地では、2004年から現在までの調査期間内に、試験地内で伐採が行なわれました。そこで、伐採前後の渓流水の水質及び水量の変化といった伐採の影響について研究を行ないました。


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発表者はG君。前年度の先輩方の結果も踏まえて、伐採により渓流水の水量や成分濃度に変化があることを明らかにしました。大篠原チームの頼れるリーダー、G君。彼の残した功績は、今後もゼミ内で重宝されることでしょう。


最後の6番手は『渓流水中の懸濁物質の挙動』。

水の水質を表す成分には、水に「溶けていないもの」と「溶けているもの」があります。フィルターを使って水をろ過した際、フィルターの上に残っているもの(溶けていないもの)を懸濁物質、通過したもの(溶けているもの)を溶存物質と定義します。
森林流域においては、溶存物質の研究は広く行なわれていますが、懸濁物質の研究はあまり行なわれていません。しかし、物質の挙動を追うには、物質の全てを扱う必要があるため、本研究室では懸濁物質の挙動にも注目してきました。この研究では、大篠原試験地において渓流水中の懸濁物質濃度の挙動についての研究を行ないました。


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発表者のNさん。懸濁物質を扱っていたのが研究室で彼女だけだったため、1人でいろいろな機械を管理していました。彼女の測定した試料数は計り知れません。「見よ!この試料数!」。その上、懸濁物質の測定には前処理に多くの操作が必要となります。凄まじい努力と時間を費やしています。スゴイ。

さて、これで口頭諮問の全内容の紹介が終わりました。ダイジェスト版でお送りしましたが、研究の面白さ、奥深さ、(ツラさ)が少しでも伝われば幸いです。
        


春は出会いと別れの季節。新しい門出を祝い、笑って卒業できるのは、お世話になった先生や先輩方の支えと、共に学んだ仲間たちの協力があったからこそです。この場を借りて感謝の言葉を送ります。本当にありがとうございました。

これにて、本年度のゼミブログは終了です。来年度は後輩のM君にバトンを渡し、このゼミブログは続いていきます。これまで読んで下さった方、誠にありがとうございました。来年度も我がゼミをよろしくお願いします。それでは。






(ゼミ生4年 T.A.)



次回は【企業会計論ゼミ】です。

【環境保全論(生物多様性論)】2010年11月~2011年3月の調査から

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溜池の土手に咲くリンドウ.晩秋の草原環境を象徴する植物だ.ここでは,一緒に咲くセンブリの白い花も美しかった.ネザサが疎らに生育する粘土質の劣悪な環境が,こうした草地性植物の競演に一役買っているのだろう.
(Nov. 20, 2011,和泉市信太山で撮影)


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オランダ植民地時代にスタートした熱帯生物多様性研究の拠点,ボゴール植物標本館.数年前にボゴールからチビノンへの全面移転が完了した.国家戦略としての生物多様性研究は時代を超えて脈々と継承されている.
(Feb. 23, 2011,インドネシア共和国西ジャワ州チビノンで撮影)


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ボゴール植物標本館の収蔵庫.200万点の植物標本に囲まれ,久々に至福の時間を過ごした.しかし,20℃の空調のため,体を冷やして翌日の体調はさんざんだった.人間よりも標本の保管条件が優先されるのは,世界中の博物館施設に共通する.
(Feb. 19, 2011,ボゴール植物標本館で撮影)


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ゲデ山の熱帯山地林の景観.標高1300m付近から山頂(約3000m)を臨む.
(Feb. 21, 2011,インドネシア共和国西ジャワ州で撮影)


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南半球を特徴づける植物,Gunnera.熱帯調査でぜひ見たいと思ったあこがれの植物の一つ.茎中にシアノバクテリアが共生することが知られている(光合成はしていないらしい).
(Feb. 21, 2011,ゲデ山中腹の滝にて撮影)


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チボダス植物園のゲストハウス.瀟洒な洋風建築はオランダの流れをくむのだろう.
(Feb. 21, 2011,インドネシア共和国西ジャワ州ゲデ山麓チボダスで撮影)

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西ジャワ州の茶畑.標高1000m付近の山の斜面は見渡す限りが茶畑になっている.日本の茶畑が箱庭にみえてしまうほどの大規模プランテーションだ.日本では緑茶に供されるvar. sinensisが栽培されるが,ここではジャワティーの原料となるvar. assamicaが栽培される.
(Feb. 22, 2011,チビノンからゲデ山に向かう車中から撮影)


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干潟が出現した川内川.初春の調査では,日ごとに春めく景色変化も楽しみの一つ.水温む季節を実感.
(March 5, 2011,薩摩川内市にて撮影)





(ゼミ担当教員 藤井伸二)



次回は【地域経済論ゼミ】です。

【環境倫理学ゼミ】静かな山の暮らしをおもう

大学は卒業論文の口頭試問を終え、2月半ばから春休みになります。
大学の周辺は一番静かな時期で、春あたたかくなるまで演習林も眠っているようです。

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大学演習林:鬱蒼としています。実はこの奥に弓道場があります。

人間環境大学の周辺には多くの自然が残っていて、大学も森の中にあるような雰囲気ですが、この森は信州の南部(南信)から延々と続く奥三河の山地帯の南の縁にあります。この縁に沿って東海道が通っていて、もうひと山、南に越えれば蒲郡の海に出ます。

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奥三河、茶臼山より南アルプスをのぞむ:かすかに見える山のシルエットが山梨県の南アルプス。山々が延々とうねりながら続いている。撮影は夏。

この奥三河の何十キロも続く山地帯には、町や村が点在しており、何百年も、もしかすると何千年も継がれてきた暮らしがあります。
山や川そしてその間に幾星霜、洗練されてきた暮らしですが、その多くは忘れ去られてしまいました。特に、山の暮らしについては、それを伝える人々もなく、その人々の記憶も失われてしまいました。

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くらがり渓谷の田原坂でシカに遭遇:大学からさらに奥三河へ数十分。鹿や猿は大学周辺にも出没するようです。

森には木が生え、落ち葉がつもり、草が茂り、虫や動物が棲んでいて、常に新鮮で未踏の印象を与えますが、そこには実は人間の長いくらしの歴史が埋もれているのです。この本宿周辺の自然もそうです。
人間の生き方があまりに変わってしまったため、我々の目にはその痕跡も見えませんし、たしかに自然の中に暮らしの痕跡も埋もれてしまったのですが、忘れ去られた多くの人生に思いを馳せるとき、そこに何か見えてくるように思われます。

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奥三河の森の中:岩に苔生している。

環境倫理学ではそういう埋もれて忘れられてしまった人間と自然とのつながりの歴史についても考えています。ほんの100年ぐらい前までの、私たちには新鮮な人間の生の歴史です。






(ゼミ担当教員 内藤可夫)



次回は【人間関係論ゼミ】です。

【現代文明論ゼミ】今年の卒業論文が出揃いました

私の研究室からは2点ですが、他の研究室の卒論を副査として審査することも含めると、全部で8点ほどの論文を読みます。初めて長文の論文を書くという経験は、4年生にとって大変な試練だと思いますが、やはり「学士」にふさわしい力を持っている証拠として卒業論文を書かなければ、卒業することはできません。


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写真 審査対象の卒業論文(力作もそれなりのものもあります)


 「現代文明論」ゼミから提出された論文の題目は、前回のブログでお伝えしたように『合理主義への反乱』と『オンラインゲーム経済』です。


『合理主義への反乱』は、今なぜ、合理主義の世界観(学校教育で教えられる公式の世界観)では受け入れられていないはずの水木しげるさん描く妖怪などが流行しているのかを考察したものです。論文では、そこに理性や効率を過度に重んじる合理主義への反乱を見ると同時に、実は、妖怪そのものまで合理主義に組み込まれてしまっているのではないかと論じています。


『オンラインゲーム経済』では、ゲームマネーを用いたゲーム内の取引、ゲームへの新規参加者を獲得するためのゲーム会社の工夫と課金システム、オンラインゲームの性格とゲーム内経済のマクロな傾向、さらには合法・非合法にゲームマネーとリアルマネー(現実のお金)の交換が行われている現実、そうした交換を合法化する場合の条件や持続可能な仕組みなどを考察しています。





(ゼミ担当教員 奥田 栄)



次回は【環境経済学ゼミ】です。

【景観生態学ゼミ】東三河ふるさと公園に行ってきました

ゼミ恒例?の公園見学で、となりまちの豊川市御油町にある県営都市公園、東三河ふるさと公園に行ってきました。御油町は旧東海道の宿場町でもあったところで、この公園もそれを意識してか、古くからの郷土の風景や自然をテーマとした公園づくりがなされています。

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東三河ふるさと公園にはいくつもの散策路が整備され、池や庭園があり、また大人から子供までが楽しめるいろいろな施設があるので、天気の良い日をのーんびりと過ごしたい人にはうってつけだと思います。

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公園全体がなだらかな山のようで、そこに登れば街が一望でき、まさに清々しいの一言。楽しく見学できました。

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ほかにも大学の近くには、岡崎城のある岡崎公園や岡崎市美術博物館のある中央総合公園など、魅力ある公園がいくつもあります。このブログの過去の記事を参照してください。






(ゼミ生3年 O.R.)



次回は【資源循環型経済社会論ゼミ】です。

【水環境化学ゼミ】最大の難関、卒業論文

こんにちは、ゼミブログ担当学生のT.Aです。え~、2010年も終わりが近づき、新たな1年を迎えようとしている今日この頃。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私にとってこの一年の日々は、大変忙しく、しかし充実した毎日でした。思い起こしてみれば、ツラいことも楽しいこともたくさんあった・・・なんて、感傷に浸っている場合ではありません!今、私たちは、今年最大のツラいこと『卒業論文』と戦っているのです。卒論とはまさに大学で学んだことの集大成。その人の四年間が試される場です。冬の寒さなんかに負けてられないぞ!!


さてさて話しは変わりまして、前回の更新が9月でしたので、時系列で出来事を追ってみたいと思います。

10月。『基礎科学実験』の野外調査が行われました。人間環境大学ではゼミに所属する前の段階、つまり1年生のうちから、本格的な化学実験が履修できます。知識が無くとも、ゼロから丁寧に教えてくださるので、興味がある方はぜひ参加してみましょう。

こちらは大学の近くのため池『猿田池』の採水風景。

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調査の基本は体を動かすこと。採水は体力勝負です!

こちらはDO(溶存酸素)の固定を行っているところ。

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慎重に、かつ正確に。これがなかなか難しい。

このように後続たちが育っているのを見ると、私たちも気が引き締まる思いです。(笑)

11月。ダム湖採水に行ってきました。今年から新地点として、朝霧湖の調査を始めました。

朝霧湖。今まで調査をしていた鳳来湖と比べ、水色は不透明で濁っています。試料のろ過はとっても大変そう。。。

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水辺に紅葉が映えます。う~ん、やっぱり調査は楽しい!


こちらのボートで採水に出かけます。
手漕ぎではないので、ご安心を(笑)

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水面を走る風は爽快で、雲ひとつない空には日が輝いて・・・そして何より、肌を突きさすこの寒さ!笑

12月。土壌サンプルの採取に行ってきました。大篠原試験地の土壌構造を知るために、地面を掘りに行きました。

人が1人入る程の穴を堀り、そこから土壌サンプルをコア抜きしてきます。これもなかなか重労働なのです。

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ちなみに、オレンジ色が筆者。私はこの後2日も腰痛に悩まされることに。。。


こちらは土壌の断面。ここの土は水気が少なく、砂質であることがわかりました。

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小さい頃、よく落とし穴を掘ったのを思い出します。笑

こんな時期にまで調査に出かけ、サンプルをとっている物好きな私ですが、普段は案外怠け者。それぐらい調査というのは楽しいものです。卒論書き終わった後にも、機会があったらぜひ行きたいなぁ。。。

師走とは名の通り、師匠も走る忙しさということで、我がゼミの師匠である長井先生も、学生指導に走り回っております。どうか、われわれの卒論完成まで、今しばらくのご辛抱とご協力を。

さて、私もそろそろ書かねば・・・。ということで、今回はこの辺で。それでは。  





(ゼミ生4年T.A)



次回は【企業会計論ゼミ】です。

【環境保全論(生物多様性論)】2010年8〜10月の調査から

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ミズアオイ(Aug. 17, 2010,信濃川で撮影).
河川敷の掘削跡に成立した“わんど”に大きな群落が出現.以前に,琵琶湖の塩津湾干拓地の水田耕地整備現場で一面の群落を見たことがある.長期埋土種子のなせる技だろう.数十年以上の期間を土中でじっと生き続けることにも驚かされるが,それ以上に深い眠りから一斉に目覚めるメカニズムに驚愕するばかりである.


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ナガエツルノゲイトウ(Aug. 22, 2010,淀川で撮影)
淀川で珍しい植物があると知ってわざわざ出かけて初見したのが2000年.そのときには,今のような被害が出るとは露ほども思わなかった.侵略的外来種という概念はいまでこそ広く知られるようになったが,その当時の私の認識は植物研究者としてはあまりにも恥ずかしいものだったことも事実だ.


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札幌市モエレ沼(Sept. 1, 2010撮影)
三日月型をした河跡湖.札幌周辺の地図を見ていると,過去の河道の変遷と明治以降の石狩川の付け替えを読み取ることができる.植物調査においては,地図から過去の変遷を読み取り,どこが有力な調査候補地かを見いだす作業が最も重要.広い石狩平野を闇雲に歩き回るような愚を犯すことはできない.


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タカアザミ(Sept. 13, 2010,信濃川で撮影)
河川敷や荒れ地にゲリラ的に集団が出現するが,50株以上の集団を見つけるのはなかなか難しい.数年で個体群が崩壊するようで,神出鬼没という言葉がぴったりする.


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ツルスゲ(Sept. 18, 2010,近江八幡市西の湖で撮影)
琵琶湖沿岸域での本種の生育は,氷期の証人という意味で,深泥ヶ池のホロムイソウに匹敵する大発見であった.この写真からその貴重性を感じて頂きたい(無理だろうな・・・).


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ジュンサイの生育する溜池(新城市作手,Sept. 19, 2010撮影)
秋の日だまりの中,静かな溜池の風景に出会ってちょっぴり喜びを感じる.


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雄物川(Oct. 2, 2010撮影)
氾濫原の植物を調査するために全国の河川を巡っている.今秋は,秋田県に足を運ぶ機会があった.東北の河川は,西日本のそれらと違って氾濫原の規模は大きいものの,地形や環境の変化に乏しくて植生が単調な印象を受ける.冬季の積雪の影響もあるのだろうか.


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福島潟(Oct. 10, 2010撮影)
2年ぶりの訪問だったが,大規模工事が継続中だった.以前の夏に見たときのように,オニバスやミズアオイが出現するだろうか.来夏にどんな植物が出現するのか興味深い.


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池底が干出した大野池(和泉市信太山,Oct. 16, 2010,撮影)
大阪府でも有数の丘陵地の自然が残る信太山.10年ぶりに再訪した場所でサギソウやトキソウと再会することができて感無量.






(ゼミ担当教員 藤井伸二)



次回は【地域経済論ゼミ】です。

【環境倫理学ゼミ】遅ればせのゼミ夏合宿リポート(愛知県最高峰!)

地球温暖化の影響か、暑い夏がいつまでも続いた後に、突然に冬がやってきたようです。こう寒くなると9月初旬の合宿が遠い昔のように思い出されます。


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今年の合宿は、愛知県最高峰茶臼山の山頂まであと少しのところにある「休暇村 茶臼山高原」のコテージで行いました。2年生から4年生まで総勢18人でしたので、女性棟1棟含めて4棟も使用しました。下界は恐ろしい暑さの続く中、茶臼山山頂付近はさすがに涼しく(例年よりは暑めでした)、快適にゼミに集中できました。いや、集中してもらいました。

卒業予定者が多い、つまり卒論を書く予定のゼミ生が多いということで、今年は初めて2泊しました。3日間、滞在中はとにかくゼミ発表を延々と続けるという、体力勝負、集中力勝負の計画です。しかし、いくらなんでも2日目の晩には打ち上げがしたい、ということで、なんとか2日間で発表を完了させようと、とにかく、ギュウギュウ詰めの発表計画を作成。学会でも、こんな日程見たことがありません。

発表は環境倫理から生命倫理、あるいは経済と環境の問題、レジャーとエコロジーなどなど、さまざまなテーマで卒論の進捗状況の発表がなされました。が、長く続いた就職活動の影響か、例年に比べ準備が整っていないものもあり、10月、11月、12月の3ヶ月、最後の頑張りが期待されます。(3年生の10月から始まり、4年生の10月まで続く現在の日本の就職活動は異常です。来年再来年には改善しているでしょうか?)
 
2日目は朝食直後にゼミ開始なので、1日目の夜は静かに就寝してもらう予定でしたが、寝ていない棟もあったようです。それにしても、山のてっぺんでまわりに明かりがない環境ということで、夜は星が本当にきれいに見えました。天の川や流れ星も見えました。

さて、2日目の発表の日程も何とか終わらせて、打ち上げ(バーベキュー)をコテージの外で行いました。炭火を熾すのがうまくいかず、なかなか食べられないグループや、暗くて何を食べているのかわからないグループなどありましたが、近くに他の宿泊者がなかったので、にぎやかに打ち上げをすることができました。


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打ち上げ翌最終日、午前中は茶臼山山頂に登ったり、蛙の博物館へ行ったり、ようやく茶臼山へ来たことを実感できました。帰りの道のりは遠かったのですが、何とか無事に帰着となりました。


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茶臼山登山道


それにしても、ヘビーな日程、本当にご苦労様でした。
あれからもう、ふた月経ってしまいました。卒業論文もラストスパートに入ります。そして、6・3・3・4の16年間の教育期間もあとたったふた月。心残りのないように、充実した大学生活を送ってもらいたいと思います。





(ゼミ担当教員 内藤可夫)



次回は【文化人類学ゼミ】です。 

【現代文明論ゼミ】卒論に忙しい毎日です

現代文明論ゼミ4年生のS.H.です。こんにちは。時が経つのは早いもので10月も半ばとなっていまいました。これから卒論完成に向けて忙しい時期になっていきますね。

現代文明論ゼミでは4年生が卒業論文の中間発表を、3年生も来年に向けて興味を持ったところをまとめて発表しています。特に、4年生は論文に就職にと大学生活の集大成、大切な時期になります。頑張っていきたいですね。


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発表の風景

今年の4年生の卒業論文テーマは『オンラインゲーム経済』、『合理主義への反乱』となります。中々面白そうだと思うのですがいかがでしょうか?





(4年ゼミ生 S.H.)




次回は【精神病理学ゼミ】です。

【景観生態学ゼミ】後期農場実習開始

こんにちは。2年生のN.Oと申します。
景観生態学プロゼミでは、9月29日から後期の農場実習が始まりました。
涼しくなってきたとはいえ、晴天の下での作業はまだ暑いですねー。

今回の実習で栽培する植物はラディッシュ、ベビーキャロット、ほうれん草の3つ。プランターいっぱいまで土を入れて、縦に溝を2本入れて種をぱらぱらっと。3mmくらいのものを1つずつ重ならないようにするってのは意外に難しいものです…。

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今日の作業はここまでで、あとは発芽するまで毎日欠かさず水遣りをします。
そのあとは肥料をあげたり、手入れをこまめにして、だいたい2ヶ月程度で収穫できるそうです。

採れたての野菜でサラダや甘酢漬け、シチュー、おひたし、胡麻和えなどなど。今から収穫が楽しみです。

P.S.
下の写真はエンドウマメ。農場ではこのほかにハーブ類やゴーヤ、サツマイモ、トウガラシなども栽培してます。

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(ゼミ生2年:N.O)



次回は【資源循環型経済社会論ゼミ】です。

【水環境化学ゼミ】『和歌山合宿』に行ってきました!

どうも、ゼミブログ担当学生のT.Aです。皆さん、どんな夏休みを過ごされましたか?ゼミ生達は夏休み中もバリバリ活動してました。とはいえこう暑いと、調査に出かけるにも研究するにもグッタリです。今年は猛暑のせいで秋の味覚が不作だそうで、サンマ好きの私はちょっと寂しい。。。

さてさて、この時期毎年恒例となっている我がゼミの一大イベント、『和歌山合宿』に行ってまいりました。9月7日~10日の三泊四日で、北海道大学和歌山研究林にて林業実習をする、という大規模なものです。


実習風景

窯入れ・窯出し

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除伐

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研究林では、伐材利用の一環として炭焼きをしています。写真のような炭焼き窯を使って、一晩かけて伐材を焼き上げます。今回は炭を窯から出す体験をしてきました。
 
また、植林地の除伐体験も行いました。良い材をつくるためには、状態の悪い材を間引いていく必要があります。曲がった木や、二股に分かれて材として使えない木などを、ノコギリを使って切り倒します。

両方ともなかなかの重労働で、私はまだ腰が痛いです(笑)
他にも薪割りや、杉材の皮剥ぎなども行いました。


お楽しみ

朝食

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夕食
 
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実習で疲れた後は、お待ちかねのご飯タイムです。専属の給仕さんが作る朝・夕食は、ちょっとした料亭にも負けないくらいのおいしさです。見た目の美しさ、味、そして…量。どれをとっても一級品です。



食事風景

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研究林のある和歌山県古座川町はゆずが名産で、お食事にもゆずをふんだんに使ったものが出てきます。私のオススメは「ゆずマーマレード」。朝食のパンにひとぬりすると、絶品です。


バーベキュー

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3日目の夜はみんなでバーべキューをしました。疲れてるから、お酒のまわりが早いこと早いこと。みんな目が据わってます。


和歌山合宿も終わって、気づけばもう9月も半ば。そろそろ本格的に研究を進めはじめます。みんなここからラストスパート!卒業論文の構成も考えなきゃなぁ。。。


(ゼミ生4年T.A)



次回は【臨床心理学ゼミ】です。

【環境保全論ゼミ】2010年4〜7月の調査から

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耕起前の水田に生育するコギシギシ(徳島県阿波町,April 28, 2010).四国や九州では耕地雑草だが,近畿地方では河川敷や街中に出現する稀産種.


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春の草原を彩るオキナグサ(熊本県,May 3, 2010).家畜の不嗜好植物のため,牧草地では大きな群落を形成することがある.


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干潟の愛嬌者,ムツゴロウ(熊本県宇土市緑川,May 4, 2010).ヨシの葉陰からそっと撮影.上を向いた大きな目は周囲のわずかな動きも見逃さない.天敵から身を隠す場のない干潟で生き抜くための適応進化をファインダー越しに実感する.


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都会を流れる人工河川(大阪府大和川,May 29, 2010).江戸時代に開削して流路がつけかえられたが,その堤防にはカワラナデシコ,ヒキノカサ,ウマノスズクサ,クサボケ,アマナ,ツルボなど様々な里草が生育し,都会の中に貴重な自然を残す場となっている.

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ノアザミに訪花するウスバシロチョウ(滋賀県余呉町,May 31, 2010).晩春の低山地を舞う姿を久しぶりに楽しんだ.近くの水たまり上の木々にはモリアオガエルの卵塊がぶら下がる.この季節はフィールド調査の一番楽しい時期だ.


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初夏咲きタイプのタカアザミ(岐阜県羽島市木曽川,June 10, 2010).中州の微高地に大きな群落が成立している.調査中に周囲の水たまりの水位が上昇していることに気がつき,慌てて中州から脱出したこともある.もう少し気づくのが遅れれば遭難していたかも知れない.


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黄色の花で水路を埋めるアサザ(新潟県長岡市,June 12, 2010).一日花なので,日々新たな花が開花する.3m四方の群落だが,すべて短花柱花だったので1クローンだろう.


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標本調査の一コマ(於京都大学総合博物館,July 23, 2010).7/16には新潟市教育センター植物資料室で池上コレクションの標本調査を行った.

(ゼミ担当教員 藤井伸二)




次回は【地域経済論ゼミ】です。

【環境倫理学ゼミ】夏合宿へ向けて

環境倫理学ゼミは(他のゼミもそうだと思いますが)、夏休みに突入寸前ということで卒業予定の4年生に対してハッパをかけているところです。

ハッパというのは発破と書いて、ダイナマイトで岩盤を爆破することを言いますが、つまり、4年生に休み中に卒業論文の研究を進展させるよう気合いを入れているわけです。卒業論文というのは書き始めるところが一番難しいのですが、そこを勢いつけてやるわけです。


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7月のゼミ風景:なかなかおもしろい議論をしたりしていますが、ビジュアル的に表現が難しいのが残念です。

毎年の合宿は、7月末や8月のあたまに実施することが多いのですが、今回は9月2日から2泊3日の予定で愛知県最高峰(!)茶臼山(1415メートル)の宿泊施設へ向かいます。夏、大変涼しいので何度か合宿している場所です。そこで卒論の中間発表を通しで行います。会議室に缶詰ですので、雨天決行。遭難の心配はありません。

今年は卒業予定者が14人もいますので、3日間、体力勝負です。出来るならば2日目の夕方までに全員の発表とディスカッションを終えて、本当の「打ち上げ」をその晩におこないたいところです。

気圧も多少低いですし、病院も遠いので無茶なアルコールの摂取は御法度ですが、最近はそんなに飲む学生もいません。教員が自分の心配をした方がよいようです。

いつもブログで近況を報告するタイミングがあわなくて、結局時期はずれの報告になってしまうことが多いのですが、今回の報告も次回、涼しくなってからになるとおもいます。高原でのゼミは、どれほどの効率を確保できるのでしょうか。

いよいよ夏も暑くなってきました。例年に比較しても暑いようです。昔の大学は7月のあたまには休みに入っていたものですが、現在は7月いっぱい授業があり、学習効率が上がりません。さらに、地球温暖化かあるいは気候変動の影響か、恐ろしく暑くなっています。

しかし、環境倫理学ゼミはこういうときにこそがんばらなくてはなりません。4年生には9月、根性を形にしてもらいたいとおもいます!(4年生、読んでるか?)

(ゼミ担当教員 内藤 可夫)




次回は【人間関係論ゼミ】です。

【現代文明論ゼミ】一年の1ページ!

みなさん、こんにちは!現代文明論ゼミのM.H.です♪ 梅雨の真っ只中ですが、お元気でしょうか?

さて、この時期の話題のひとつには、「雨」に関するものがあると思います。私がよく尋ねるのは「雨は好きですか?」というもの。その答えは、たいてい「いいえ」が多かったです。その理由を聞くと、雨が悪者のような扱いをされていると私は感じ、これは不思議でしょうがありません。このように感じるのは、私が雨を好きだからでしょう!
 
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写真1 雨の日の演習林入り口


私の雨が好きな理由は、「雨音」にあります。雨の音は心を落ち着かせてくれます。昼の雨も好きですが、夜の雨が特に好きです。夜雨が降り始めると、部屋であれこれ物思いに耽れるため、幸福な時間になります☆
 
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写真2 私の好きな雨音


また、朝目覚めたとき、窓の外から聞こえるシトシトとした雨の音を聞くと、心に小さな波がたち、雨の中へ繰り出して、公園を散歩をしたくなります!自然と一体になっていると思うとワクワクしてくるのです♪
 
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写真3 雨に煙る本宿の町


私はこの時期を「第5の季節」として、梅雨を特別な一年の一幕と見ています。さらに梅雨の期間の天気の大半である雨は、一番身近にある幻想的なものだと思います。このように素晴らしい雨の世界に浸ってみてはいかがですか?

(ゼミ生 M.H.)



次回は【環境経済学ゼミ】です。

【景観文化論ゼミ】壁面緑化(Again)

実習で、ゴーヤによる壁面緑化を行っています。昨年も同じことを行ったようですが、生育不良で思ったようにうまくいかなかったようで、今年はリベンジだそうです(先生談)。

4月にゴーヤの種をまき、5月にゴーヤの苗をプランターに植え替え、今は、B館の南側と事務棟の西のベランダにこれらを設置しています。今年はプランターの土を昨年より多めにし、ゴーヤがすくすく育つよう、ゼミの3年生が日替わりで水やりをしています。
ゴーヤのツタが網をはうことで壁面緑化が完成するわけですが、とりあえず事務棟の方は昨年よりも元気に育っている!!!とのこと。収穫できる日が楽しみです!

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(ゼミ生3年C. O)



次回は【資源循環型経済社会論ゼミ】です。

【水環境化学ゼミ】分析ゼミ絶賛活動中!

はじめまして。ゼミブログ担当学生のT.Aです。今年の分析ゼミは例年よりスタートが早かったようで、すでに各地に調査・採水に出かけております。5月中に行った調査の様子を紹介します。

5月11日、愛知県新城市にある鳳来湖の調査に行ってきました。写真はボートにのって採水を行っているところです。


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当日はダム湖の貯水量が多く、ボートからの荷物運び出しが楽でした。長井先生も「今日は楽やで!」と喜んでいました。ということは、いつもは辛いのか。。。


5月13日、豊川の採水に行ってきました。皆さんご存知の豊川用水ですが、源流はこんなに山奥にあります。


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豊川の研究担当Yさんは、「週に1回採水に行く」とはりきっています。ガンバレ!
5月19日~21日、滋賀県野州市大篠原にある試験地で採水した試料の処理を、試験地の近くにある森林センターで行いました。


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写真は大篠原の研究担当G君です。後光が差してます。彼の今後の活躍に期待しましょう。

ちなみにこのブログを書いている現在、ゼミ生が2人ほど和歌山県に出張しています。

序盤からハードスケジュールではありますが、調査で色々な所へ行けるのは楽しいです。今度はどこについて行こうかなぁ。。。



(ゼミ生4年T.A)




次回は【企業会計論ゼミ】です。

【環境保全論(生物多様性論)ゼミ】2010年1~4月のフィールド調査風景

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尾鷲湾から望む冠雪の大台ヶ原.この季節の調査行は3度目だが,はじめて快晴に恵まれて念願の眺望が叶った(三重県尾鷲市,Jan. 8, 2010).


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アンペライが群生する海跡湖.不思議なほど静かで隔絶された風景だ(徳島県阿南市蒲生田岬,Feb. 13, 2010)


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海岸性照葉樹林.シマサルナシ,シタキソウ,シラタマカズラなどの蔓植物が生育し,林床にはアオノクマタケランもみられる.手前の小さな海跡湖はシラタマモの自生地として天然記念物指定されている(徳島県牟岐町出羽島,Feb. 14, 2010)


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海上の森のシデコブシ.東海丘陵要素の一つとしてあまりにも有名な固有植物.自生は周伊勢湾地域に限られるが,庭木として各地に植栽されている.そういえば,以前に訪れたオークランドの民家にもシデコブシが植わっていて驚いたことがある(愛知県瀬戸市,March 28, 2010)


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古座川の渓流環境.渓岩上は希少植物の宝庫だ.しかし,10年前に比べて生育状況の悪化が著しい.シカ食害はここでも深刻らしく,ここ5年ほどの進行はすさまじい(和歌山県古座川町,April 17, 2010)


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鮮やかな赤橙色のオンツツジ.同じ場所でも,様々な季節に調査することで,思いがけない花々との出会いがある(和歌山県那智勝浦町浦神,April 17, 2010)


(ゼミ担当教員 藤井伸二)




次回は【地域経済論ゼミ】です。

【水環境化学ゼミ】引継ぎ、頑張れ新四年生!

このブログがアップされる頃には僕はもう…この大学を去っていることでしょう。自分は三年次編入というこで2年間しかこの大学に在籍して居いなかったのですが、研究、サークルなど、とても楽しく充実した毎日を過ごすことができました。本当にありがとうございました。新四年生は卒業研究、就職活動と忙しい日々に追われる事になるかと思いますが、頑張ってください。

さて、このゼミの特徴でもありますが、ここのゼミの引継ぎはなかなか大変です。幾つもの実験機器、測定その他諸々の引継ぎがあるからです。機器や試料の処理など実験室の中で黙々とこなすものから、野外調査などの為外へ出かけるものから様々です。まぁ殆ど室内ですが…。それでも去年の自分を思い起こしてみると、非常にデリケートなものが多く、緊張もしましたが、その分知らないものに触れる楽しさもあったと思います。

僕が引継ぎの担当する機器はリン酸や硝酸などを測定する機器とアルミニウムやクロロフィルを測定する機器が担当です。このブログを書いている現在は引継ぎのほとんどが終わっていますが、一年間ずっと使ってきた機器に愛着もあり、一抹の寂しさを感じたりもしています。しかし、これからの新四年生が研究と友にしっかりと引き継いでくれるでしょう。どんな卒業論文を書くのか楽しみです。

今までの大学での集大成となる卒業論文、これから先の人生の大きな分岐となる就職活動、なかなか忙しい一年間となると思いますが、思い返せば楽しく充実した一年になると思います。

頑張れ、新四年生。

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(第七期卒業生 M.S)




次回は【企業会計論ゼミ】です。

【環境倫理学ゼミ】卒業式と現代日本の職業倫理

3月15日は卒業式です。
例年、環境倫理学ゼミからは3名から6名の卒業生がいます。

しかし、今年に限っては卒業生が無く、一方、就活中の三年生が15人です。
卒業生のいない卒業式というのは、初めてです。
最も厳しいと言われる今年度の就職活動を戦うゼミ生がいなかったわけです。
三年生が四年生の就職活動の様子を見て社会の厳しさを知ることができなかったのは、少し残念です。

仕事をどれだけ真剣に考えるか、それは環境倫理学ゼミの三年生にとってだけでなく、現代の倫理学にとって大きな問題です。

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写真は年末のコンパです。いつもコンパの写真で申し訳ありません。でも、コンパばかりやっている訳ではないですよ。絵にするのは難しいゼミなのです。

子供のあそびはママゴトです。
基本は、大人がやることのマネです。
ごっこ遊びは当然のことですが、闘ったり、協力したり、指揮したり、コミュニケーション、工作などなど、すべて大人の仕事のママゴトです。
子供のときは何でもまねるのが面白かったはずです。
大人たちが真剣に重要な仕事に取り組みやり遂げることを、子供たちはその気になってマネをしている。
そういえば、子供のとき早く大人になりたかったはずではないか‥‥!
では今なぜ学生は尻込みしてしまうのか?
そこには現代社会の問題があります。
今日の学生の気質の問題ではありません。

かつては日本の国民のほとんどは農民でした。
それが100年前から工場で働く人間が主になり、農業従事者は機械化によって劇的に減ってしまいました。
それが今日、過度な機械化、自動化、ロボット化により、工場にも人間が必要なくなりつつあります。

残るは商業をはじめとするサービス産業です。
今、日本人のほとんどはこれを仕事としています。
しかし、この産業も合理化により、人間を減らす方向で進んでいます。
人間が仕事をするとお金がかかるからです。
これでは仕事が無くなるのは当然のことでしょう。

今日の日本人のほとんどは、まだ自動化されていない仕事をしています。
そのうち、自動化されてしまいます。
機械が勝手にやればいいことを、今、とりあえずやらされている。
それが現代人の仕事だということになります。
そのような仕事を子供たちはまねしておもしろがるでしょうか?
今必要とされているのは、真剣で重要な仕事をすることです。
まだ子供たちがママゴトをしているのは、そういう仕事だけです。
野球選手、料理人、看護師、美容師、消防士などなどです。
いずれもやっつけ仕事ではやっていけない仕事です。

仕事に意味を見いだすこと、意味のある仕事をすること、
それは人間が望んで社会に飛び込んでいく動機になります。
戦国時代の禅僧、鈴木正三はどのような仕事もまた仏道の修行と同じである、
そのように考えて仕事に打ち込み、意味を見いだすことが重要だと唱えました。
日本の職業倫理の原型であると言われています。

どのような仕事でも、その中で自分自身の内に何かを成し遂げる、
艱難辛苦、汝を玉にす!
と、そこまで求道的にならずとも、
私たちは生きるため、大人になる為に、新しい時代の職業倫理を必要としているということでしょう。

(ゼミ担当教員 内藤可夫)




*次回は【地域経済論ゼミ】です。

【景観文化論ゼミ】実習農場の一年

本宿駅の南側にあった付属農場が、大学構内の貯水池横に移転してはや一年。以前の広い農場とは比べ物になりませんが、ゼミ生で力を合わせてこぢんまりとしたかわいい農場が完成しました。

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ビニールハウスでは、景観ゼミで管理しているバラ園用のバラの挿し木苗やハーブ苗を育てています。また栽培試験用に、枕木を使ったレイズドガーデンも整備。ここではこの一年、4年生が愛知県発祥の地元野菜「方領大根」などを栽培していました。

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しかしこの農場が一番のにぎわいをみせたのは、やはり2年生のプロゼミの時間でしょうか。参加するのは毎年、「環境に関心」がありつつも「植物を育てるのは小学校のアサガオ以来」という学生さんばかりですが、今年も草花(ナスタチューム)や野菜(ラディッシュ、ほうれん草)の栽培を通じ、『触れて感じる』ところから植物について多くのことを学びました。

ゼミの一年を通じて、
「楽しかった。もっと観察に来れば良かった。」という声もあれば、
「アパートのベランダで野菜を育てています。」なんて学生さんも現れました。

4月になると農場からも桜がよく見えます。
円形広場の階段を下って左側。
みなさん、お散歩がてらぜひお立ち寄り下さい。

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(ゼミ担当教員 守村敦郎/番野まどか)




*次回は【環境倫理学ゼミ】です。 

【景観文化論ゼミ】実習農場の一年

本宿駅の南側にあった付属農場が、大学構内の貯水池横に移転してはや一年。以前の広い農場とは比べ物になりませんが、ゼミ生で力を合わせてこぢんまりとしたかわいい農場が完成しました。

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ビニールハウスでは、景観ゼミで管理しているバラ園用のバラの挿し木苗やハーブ苗を育てています。また栽培試験用に、枕木を使ったレイズドガーデンも整備。ここではこの一年、4年生が愛知県発祥の地元野菜「方領大根」などを栽培していました。

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しかしこの農場が一番のにぎわいをみせたのは、やはり2年生のプロゼミの時間でしょうか。参加するのは毎年、「環境に関心」がありつつも「植物を育てるのは小学校のアサガオ以来」という学生さんばかりですが、今年も草花(ナスタチューム)や野菜(ラディッシュ、ほうれん草)の栽培を通じ、『触れて感じる』ところから植物について多くのことを学びました。

ゼミの一年を通じて、
「楽しかった。もっと観察に来れば良かった。」という声もあれば、
「アパートのベランダで野菜を育てています。」なんて学生さんも現れました。

4月になると農場からも桜がよく見えます。
円形広場の階段を下って左側。
みなさん、お散歩がてらぜひお立ち寄り下さい。

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(ゼミ担当教員 守村敦郎/番野まどか)




*次回は【環境倫理学ゼミ】です。 

【現代文明論ゼミ】教授のお宝紹介

大学はいま閑散としています。4年生は卒業論文の口頭試問も終わって、あとは卒業式を待つばかりです。1、2、3年生も定期試験を終えて、休みに入っています。今は大学生が一番のんびりできる季節です。もっとも、3年生は就職活動に忙しく、のんびりなどしていられないようですが・・・。

ゼミ生の集まる機会が少ないため、今回は、私のお宝を紹介します。お宝といっても、高価なものではありません。それは、マンドヴィル(Mandeville)というオランダ生まれのイギリス人が書いた『蜂の寓話 または、私人の悪徳・公共の利得』という本です。

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図1 『蜂の寓話』第一部と第二部。新しく装丁しなおされています。


悪徳を薦める本であるとの烙印を押された『蜂の寓話』は、ケインズによって『雇用・利子および貨幣の一般理論』で取り上げられることによって、それまでの悪評をはねかえしました。

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図2 1728年と1729年に出版されたことのわかる扉です。


マンドヴィルは、国民全員が貯蓄という美徳に走ってしまったら、国全体は人手が余って不況やデフレに苦しむと指摘していたのです。一国を幸福にし繁栄をもたらす方策は、すべての国民に就業の機会を与えることであると説きました。

徳のみで 国民の暮らしは豪華にならず
黄金時代の再来 望むなら
正直も どんぐりの実も
清濁併せ呑む 度量をもつべし(塩野谷祐一訳)

(ゼミ担当教員 奥田 栄)




*次回は【資源循環型経済社会論ゼミ】です。

【環境保全論(生物多様性論)ゼミ】2009年度秋の野外調査から

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水田や休耕田に生育する絶滅危惧植物マルバノサワトウガラシ.短日条件で閉鎖花が誘導されるらしく,近畿地方で開放花を見つけるのは難しい.(和歌山県串本町紀伊田原,Sept. 13, 2009撮影)


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堤防の土手に咲くフジバカマ.人為的に植栽されたものと思われるが,付近の河川敷に自生個体群が存在している可能性もあるので今後の調査が必要.(仙台市名取川,Oct. 4, 2009撮影)


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マルハナバチの一種の訪花を受けるタカアザミ.河川敷環境で高さ2m以上にも達するアザミノ一種だが,アザミ属の中では特異な1回繁殖型という生活史をもつ.(長岡市信濃川,Oct. 22, 2009撮影)


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穏やかな湖岸の景観.調査を中断してほっと一息つき,景色を堪能する.(大津市大谷川河口琵琶湖岸,Nov. 12, 2009撮影)


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特定外来生物ボタンウキクサに覆われた湖.そのあまりの繁茂ぶりに呆然としてしまう.(熊本市江津湖,Nov. 8, 2009)


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特定外来生物ナガエノツルノゲイトウが繁茂する湖畔.水面にマット状に広がる様子から,在来生物を駆逐する侵略性を伺うことができる.(熊本市江津湖,Nov. 8, 2009)


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干出した貯水池の泥土上に生育するオオオナモミ.(和泉市光明池,Nov. 9, 2009)


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上の場所を近くから撮影したもの.オオオナモミの大群落.(和泉市光明池,Nov. 9, 2009)


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冬の日本海の風物詩?,大量のクラゲが打ち寄せられた砂浜.(新潟市五十嵐浜,Nov. 30, 2009)


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まさか日本海でマテガイ堀りができるとは思わなかった.調査の合間には,こんな思いがけないこともある.写真は賞味後のマテガイの殻.ごちそうさまでした.(新潟市五十嵐浜,Nov. 30, 2009)


(ゼミ担当教員 藤井伸二)




*次回は【環境経済学ゼミ】です。

【水環境化学ゼミ】鳳来湖調査

12月22日(火)、愛知県新城市にある豊川用水、宇連川上流にある鳳来湖の調査に行ってきました。朝の六時から大学に集合し(自分は大学で1泊しました)六時半には車で鳳来湖に向けて出発しました。朝の気温はマイナス3℃、完全防備で出発です。調査には長井先生と林先生、卒業生で豊橋技科大の院生であるY先輩が手伝って下さり、運転手として同ゼミのI君の五名で調査に臨みました。

到着は八時を過ぎたあたりで調査の準備と現場での最終打ち合わせです。当日は気温が低かったのですが、風が無かったため思ったほど寒く感じず、天気も良く調査には絶好のコンディションだったと思います。

調査はダムの管理事務所の方に船を出してもらい船の上から採水器を使って表層から深層までの水を上流、中流、下流と採水しました。湖面上も風は無く水は冷たかったのですが寒さは感じずに予想以上に楽なものでした。

お昼前には調査を終え、ダムの事務所の一室を借りて試料の処理を行い、昼もだいぶ回った頃に終えて帰路に着きました。その間食事を取っていなかったため帰りに食事でもして帰る予定が時間も時間なため、準備中の店が多く結局三時近くになって道のりの半ば過ぎ、やっとあったうどん屋にて遅すぎる昼食となりました。

帰ってからも試料の処理が残っておりなんだかんだと過ごすうちに、結局のところ夜中の二時まで掛かってしまい、最後まで付き合っていただいたI君にY先輩本当にありがとうございます。

そんなんですから終電も当の昔に過ぎ去り帰宅もままならず大学に二泊することになったのですが片付けもまだ全部終わっているはずも無く結局のところ就寝は4時前となりました。また早いうちに測定をしなければいけない試料もあり次の日が憂鬱ではありますが卒論提出まで期限も近いのでまた気分を入れ替えて卒論提出まで気を抜かずにがんばろうと思います。


(ゼミ生4年 M.S)



*次回は【企業会計論ゼミ】です。

【環境倫理学ゼミ】ゼミ合宿報告

大学のそばには奥三河の豊かな自然があるのは幸運なことです。後期が始まる前に、ゼミ合宿をその自然の中で行いました。場所は新城市作手の鬼久保というところのコテージです。

大学の前の道をひたすら進んでいくと、くらがり渓谷につきます。くらがり渓谷はキャンプ場やコテージなどがあり、夏場になると子供づれでにぎわうところです。このくらがり渓谷から田原坂というワインディングロードを進むと鬼久保に到着です。グラウンドやテニスコート、プール、研修施設などが整備されています。ここには合宿先の「ル・シュール」のほかにも1軒ペンションがあります。われわれ環境倫理学ゼミはこのル・シュールのログハウスを借り切って宿泊しました。カナダから輸入された大きなログハウスです。

卒論へ向けた計画の発表、そして厳しいことが予想される就職活動へ向けた企業研究などの発表を研修施設で行い、夜はバーベキューをしました。昨年と大体同じパターンです。人数は相当多いのですが、3年生だけですので、緊迫感はまだありませんでした。しかし、14人もいると来年の卒論のための合宿が心配です。おそらく、初めて2泊の合宿をしなければならないと思います。

昨年は、夜になってカブトムシや川虫の羽虫が飛んできたりしました。今年は少し涼しくなってからだったので、虫は少ないように思いました。ただし、スズメバチが複数(!)侵入しました。もう少し余裕を持って自然を楽しむような合宿をしたいと思うのですが、なかなか難しそうです。




(ゼミ担当教員 内藤可夫)



*次回は【地域経済論ゼミ】です。

【景観文化論ゼミ】岡崎公園に行ってきました

こんにちは。
実習の時間、地元岡崎の代表的な公園を知らずして・・・という話になったのか定かではありませんが、岡崎公園に見学に行ってきました。

岡崎公園は岡崎城を中心とした城址公園で、徳川家康が誕生した場所でもあります。公園内には家康に関係しているものがたくさんあり、像のほか、「産湯の井戸」や、後産で流れ出た胎盤を奉った「えな塚」などがあります。

ボランティアのガイドさんに案内され、とても大きなクロマツも見ました。樹齢は推定400年はいっているのではないかとの事。思わず納得してしまうような迫力でした。他の木々も立派なものが多く、ほとんどの松はこも巻きがされていました。暖を求めて集まる虫達には気の毒ですが…。

当然、岡崎城にも登りました。残念な事に天気があまりよくなかったので遠くの方は見えませんでした。ガイドさんの話だと近くのホテルの上から岡崎城を見るととても綺麗なのだそうです。今の紅葉の時期に見るといいかもしれません。

今回は岡崎公園の「公園としての」歴史や整備状況を見る事が目的だったのですが、ガイドさんの面白くすばらしい案内のせいか、何だか観光紹介みたいになってしまって申し訳ないです。つい歴史の方に目がいってしまいましたがこの岡崎公園、景観の方も素晴らしく散歩にはうってつけです。一度は足を運んでみて下さい。

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(ゼミ生3年A.S)



*次回は【環境倫理学ゼミ】です。

【現代文明論】ゼミ旅行に行ってきました

こんにちは!現代文明論ゼミです♪

現代文明論ゼミは、10月3日から1泊2日で京都へゼミ旅行に行きました☆

1日目は、京都タワーの前で現地集合し、京都の町を散策しながら旅館へ向かいました。はじめに本願寺へ行き、広い境内にいっぱいのハトにびっくりし、清水寺では天気がよく晴れていたので清水の舞台から市内一望することが出来ました。

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清水寺から


それから、お土産屋さんが軒を連ねる、京都らしい情緒豊かな道を歩きながら旅館へ♪旅館は祇園にあり、近くに舞妓さんや芸妓さんたちの舞の練習場があるのもあって、窓から練習を終えて帰る姿が見えました!

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泊まったのは歴史のある京の町屋でした


この日はたまたま中秋の名月。「かぼちゃのたね」で夕食を終えて町に出るとススキを持った人がぞろぞろ歩いています。あわてて八坂神社に行きましたが、後片付けの最中でした☆

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夜の八坂神社


2日目は、はじめに錦市場へ行きました!!錦市場は、アーケードの下に京野菜や漬物などの専門店がたくさんあって歩きながら見るのは、とても楽しかったです♪

次に、インクラインという水運近代化の足跡である線路跡を歩き、哲学の道を歩いて最終目的地の銀閣寺へ向かいました!


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インクラインです


銀閣寺は、補修中で残念でしたが、素朴な建物、苔に覆われた庭はとても素敵でした。銀閣寺を拝観後は、もう歩くのにも疲れてしまい現地解散をして、ゼミ旅行は無事に終えることが出来ました♪




(ゼミ生4年S.K.)



*次回は【資源循環型経済社会論ゼミ】です

【環境保全論(生物多様性論)ゼミ】2009年夏の野外調査から

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阿賀野川の原野環境(新潟県,June 12, 2009)
 初夏の原野はオオヨシキリの声で賑わう.

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二王子岳から臨む飯豊連峰(新潟県,June 12, 2009)
 残雪の残る夏山の眺望は最高.過酷な調査の合間にひとときの休息を楽しむ.

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木曽川の原野環境(岐阜県,June 28, 2009)
 写真中央の調査地までの直線距離は約50m.しかし,高さ2mを超えるオギ群落が行く手を阻むため,大きく迂回して3倍以上の距離を進まねばならない.無事にたどり着けるかどうかは,自身の地形把握能力,距離感覚,方向感覚のみが頼り.

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渡良瀬遊水地の原野環境(茨城県,July 11, 2009)
 「広大」の一言に尽きる.マイヅルテンナンショウ,ヒメヨモギ,ゴマノハグサ,ミコシガヤなどの原野性希少植物が生育する.しかし,一人でオギ群落の中に足を踏み入るのは危険.迷ったら二度と出られないかもしれない.

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蕪栗沼の原野環境(宮城県,Aug. 1, 2009)
美しい景観だが,この中に踏み込んでの調査となると,美しさを楽しむ余裕は消し飛んでしまう.自然との厳しい対峙の瞬間を避けることができないのが野外調査の宿命.

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島勝神社のビロードムラサキ(三重県,Aug. 21, 2009)
 本州では非常に珍しい植物.この貴重な植物の幹にはシカの食害(皮剥)跡が見られる(写真右).このままシカの食害が継続すれば絶滅する可能性もあり,非常に心配.



(ゼミ担当教員 藤井伸二)



*次回は【環境経済学ゼミ】です

【水環境化学ゼミ】和歌山合宿

担当になってからゼミブログ二回目です。こういうのは苦手で、ついついただの報告っぽくなってしまいがちです。三年生がやってくれないかなー、なんて書くと怒られそうですが。今回は先日行ったゼミの合宿について書こうと思います。

九月七日から十日まで、三泊四日で和歌山県にある「国立大学法人北海道大学北方生物圏フィールド科学センター森林圏ステーション和歌山研究林」に片山先生、長井先生、このたび新しく助手として九月からお世話になる去年の卒業生、林先輩とゼミの三年生四年生合同で合宿に行ってきました。

初日、一日の大半が移動に費やされました。朝九時半に名古屋駅に集合、電車に乗って紀伊勝浦駅まで。途中、電車が鹿にぶつかり十分ほど電車が止まるという事がありました。そこからバスに乗って途中那智の滝に寄りつつ合宿所に着き、次の日以降の説明を受けた後、夕食をとってその日は終了。
 
二日目、朝食後、恒例の朝のラジオ体操。ここで片山先生は帰宅。作業に移る。午前中は炭焼き用の薪割りと薪を窯に詰める作業。午後は杉の人工林に入って間伐の作業をしました。作業後、夕食まで時間があったので童心に帰って皆で川遊びを。たまにはこういうのもいいモンです。
 
三日目、今日は作業ではなく演習林内の見学。午前中は杉と檜の天然林の見学、午後は保存林の見学に行きました。移動は一部、傾斜が激しい所はモノレールで移動しました。最後の夜ということで、その日はバーベキューで飲み会でした。酒は飲んでも飲呑まれるな。いい教訓です。呑まれた人は高い授業料でしたね。
 
最終日、朝から部屋の後片付け、掃除を済ませ後は帰宅のみ。帰りは途中バスで本州最南端、潮岬に寄った後串本駅から紀伊勝浦で乗り換えて名古屋駅まで。まぁ帰りの電車のなかでは爆睡してました。なにやら芸人コンビの髭男爵と一緒だったらしいのですが。その時は全然気付きませんでしたね。
 
と、つつがなく四日間の合宿を無事終了しました。三年生と四年生の交流も深まり大変充実した合宿となりました。何より食事が美味しかったし。

では次回のゼミブログで。


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世界遺産、那智の滝


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薪割り中


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休憩中に発見した天然記念物サンショウウオ


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センターの職員さんも一緒にみんなでバーベキュー、飲みすぎ注意


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本州最南端、潮岬



(ゼミ生4年M・S)



*次回は【企業会計論ゼミ】です

【環境論理学ゼミ】ゼミの近況、計画などなど

今回こそゼミ合宿のレポートをゼミ生がやるはずだったんですが、、、
合宿の前にブログの順番になってしまいました。
そこで今回は、
ゼミの近況、計画などお伝えします。


前期末コンパ

前期の打ち上げゼミコンパは7月2日に行われました。
試験が月末なので、試験勉強への影響を考慮して早めの日程になりました。

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東岡崎駅近くの、手羽先で有名なお店です。前回もここでした。
他のゼミの学生が、休んでしまったゼミ生の代理?で出席したりしていました。試験を前にしたコンパというのは、何か心に引っかかって少しおとなしめです。
前期試験の必勝(?)を誓い合いました。


合宿の課題

今年度は卒業予定者(4年生)がいませんので、就職活動や卒業論文の差し迫った雰囲気がありません。そこで、夏休み後半(9月初旬)の合宿では、卒論計画のプレゼンテーションと、就職へ向けた企業研究を課題にしています。百年に一度の不況と言われる中、就職にも熱心な研究が必要です。

いま学び考えていること(環境倫理学)が就職の何に役に立つのか?いや、むしろそういう意識を持って就職活動に臨むことが大事です。私も学生時代就職活動をしたことがあります。某経済紙で「哲学が何の役に立つのか?」という圧迫面接がありました。なんと答えたのかは忘れてしまいましたが、よく考えると、あの大手新聞のドンや金脈研究で有名なジャーナリストなど哲学を学んだ人は多いんです。それが独自の観点、ものごとへの関心の持ち方を産んでいるのではないかと思います。

学問は本来、何かの役に立てる知識や技術ではなく、何のために生きるのかそれを見つけるためのものです。学生時代には、人間性の幅・深さ、大人としての自覚、そして社会に対して何か貢献してやろうという志を養わなければなりません。具体的なことは就職してからそこできっちり学んでいくものです(そのためにこそ社会人・大人としての自覚が重要です)。

何かのために働く、その何かを学生時代に見つけて人生の杖にしていくべきです。
環境倫理学はその「何か」を考えるための学問です。

環境問題という社会の問題に、「私」がどのように関わるべきかを考える中で、生き、働くことの意義を見つけてほしいと思っています。

自分のためだけに働こうという人には、いつかそのツケが自分に回ってくることになります。



(ゼミ担当教員 内藤可夫)



*次回は【地域経済論ゼミ】です
 

【景観文化論ゼミ】壁面緑化ですが・・・いかがでしょう?

壁面緑化(立面緑化)がとくに近年、都市のヒートアイランド現象の緩和や美観の形成などの点で注目されているのはご存じの通り。今年は学生たちと一緒に、学内の2ヶ所でその壁面緑化にチャレンジしてみました。

チャレンジといっても今回育てたのは、ヘチマ、ゴーヤ、ヒョウタン、それにフウセンカズラといった、一般家庭でも実績のあるものばかり。結果は写真の通り、少し生育不良気味?なところもありますが、一応形にはなったような、そうでないような・・・??

生育不良のもの(とくにゴーヤ)については、播種した時期(6月)が少し遅かったことも影響したかもしれませんが、原因はそれだけではなさそう。土層の厚さや施肥、剪定、立地条件や潅水条件など、今後に向けて見直すべき点は多々とありそうで、そのあたりを夏休み明けの実習時間に、例えば蒸散量や土壌水分量の日中の変化などを調べることで明らかにしたいと思います(実習をやるには良い教材?)。

秋にはちゃんと収穫できますように。

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(ゼミ担当教員 守村敦郎)



*次回は【環境倫理学ゼミ】です

【景観文化論ゼミ】壁面緑化ですが・・・いかがでしょう?

壁面緑化(立面緑化)がとくに近年、都市のヒートアイランド現象の緩和や美観の形成などの点で注目されているのはご存じの通り。今年は学生たちと一緒に、学内の2ヶ所でその壁面緑化にチャレンジしてみました。

チャレンジといっても今回育てたのは、ヘチマ、ゴーヤ、ヒョウタン、それにフウセンカズラといった、一般家庭でも実績のあるものばかり。結果は写真の通り、少し生育不良気味?なところもありますが、一応形にはなったような、そうでないような・・・??

生育不良のもの(とくにゴーヤ)については、播種した時期(6月)が少し遅かったことも影響したかもしれませんが、原因はそれだけではなさそう。土層の厚さや施肥、剪定、立地条件や潅水条件など、今後に向けて見直すべき点は多々とありそうで、そのあたりを夏休み明けの実習時間に、例えば蒸散量や土壌水分量の日中の変化などを調べることで明らかにしたいと思います(実習をやるには良い教材?)。

秋にはちゃんと収穫できますように。

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(ゼミ担当教員 守村敦郎)



*次回は【環境倫理学ゼミ】です

【現代文明論ゼミナール】何でもありのゼミ風景

今学期のゼミ発表のタイトルは、以下のとおりです。
K1さんは、『自然資本の経済』
Eは、『文明崩壊』
N君は、『現在の雇用問題について』
H君は、『オンラインゲームの市場について』
K2さんは、『ネコ型社員』
U君が、『マクロビオティック-大きな視点から生命を見る』
K3さんは、『偽善エコロジー』
でした。

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発表のレジュメです


ゼミ発表のないときには、マルクスの『資本論』を少しずつ読み進んでいます。


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卒論テーマ発表中


先日、2人の4年生が卒業論文のタイトルを提出しました。
K1さんのタイトルは『自然資本主義の可能性』
Eのタイトルは『「崩壊した文明」と「現代文明」との共通点についての考察』
です。これからは奥田先生の御指導の下、このテーマで卒業論文を進めていきます!



(4年ゼミ生 J.E)



*次回は【資源循環型経済社会論論ゼミ】です

【環境保全論(生物多様性論)ゼミ】2009年度前半の野外調査から

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水田一面に生育するヒメビシ.絶滅危惧植物とは思えない繁茂ぶりだ(和歌山県紀伊田原,May 23, 2009)


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干潮時のヒジキ.春は磯の幸を最もよく感じる季節(和歌山県紀伊田原,May 23, 2009)


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日本では大東諸島にのみ分布するボロジノニシキソウ.隆起環礁の石灰岩上に生育(沖縄県南大東島,May 4, 2009)


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隆起環礁とカルスト湖沼群の両方の地形をみることができるのは日本唯一といっていいだろう.淡水湖沼の大池に取り残されたオヒルギが珍しい.かつての無人島時代にはビロウの森林に覆われていたらしいが,入植後100年で島全体がサトウキビ畑に変貌している(沖縄県南大東島,May 4, 2009)


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キバナノアマナの生育環境.なんの変哲もない墓地辺縁の里草地だが,こうした環境をいざ保全するとなると難しい場合が多い(福島県会津若松,Mar. 16, 2009)


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早春の里草地に咲くキバナノアマナ(福島県会津若松,Mar. 16, 2009)


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海跡湖の湖辺に1株のみで生育するハマナツメ.三重県では大規模個体群が散在するが,和歌山県では非常に稀(和歌山県那智勝浦町,Nov. 23, 2008)


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湧水湿地に生育するシログワイ.泥深い場所に浮島状態で生育することが多く,うっかり踏み込むとたいへんなことになる(和歌山県紀伊田原,Nov. 22, 2008)


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紀伊半島の塩性湿地.ナガミオニシバやコウボウシバが生育する(和歌山県紀伊田原,Nov. 20, 2008)

                               



(ゼミ担当教員:藤井伸二)



*次回は【環境経済学ゼミ】です。  

【水環境化学ゼミ】本格始動、猿田池調査

5月19日、猿田池の調査、採水に行ってきました。採水や機器での分析の練習のために、人間環境大学の裏にある演習林内の猿田池で採水を行いました。これは毎年行っているそうで、これから一年間、卒業論文を書くために自分たちが行う実験の練習です。

朝早く、午前6:50からゼミのみんなで大学に集合して猿田池の採水に向かいました。現地で測定したのは気圧、気温、水温、水色、phなど、試験紙や温度計など私たちの手で測定するものや、水質チェッカーという測定機器を使用して濁度や電気伝導度などを測定しました。採水した量は表層で10L、水深2mで10Lと合計20Lを採水しました。一度に採水できる量が3Lで採水器もそれなりの重量があって採水も何度か失敗したりしたので大変でした。

その後、採水した試料の分析する機器別に適切なろ過を行って試料を保存しました。

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ろ過作業中

また、このゼミブログを書いた翌日に滋賀県、大篠原試験地で二泊三日のろ過合宿が控えています。卒業研究がいよいよ本格的にスタートしたという実感を改めて感じました。

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大篠原試験地でのろ過合宿の打ち合わせ中



(4年 M.S)


*次回は【企業会計論ゼミ】です。

【環境倫理学ゼミ】オンリー ニューカマーズ

実は、環境倫理学ゼミは新たにスタートしたばかりです。わかりやすく言うと、はじめてのことではありますが、今年度は4年生がいないため、全員がニューカマーです。

3年生13名の陣容で、4年生なしでも過去最多になりました。社会の環境倫理学に対する期待が高まっているからでしょうか? だったら、その期待にこたえるために、がんばらなければなりません。
ニューカマーズは、まだ和やかなお友達の集まりのような雰囲気ですが、発表や議論に真剣に取り組んだり、就職活動、卒業論文作成が迫ってくると、緊張感が出てくるでしょう。時には白熱した議論で殺伐とした雰囲気になってもいいのでは、とも思います。

現在までのところ、ゼミの授業では一年間の発表の予定を決めたり、各自のテーマの発表などしています。生態系や生物種、公害、臓器移植、そしてエコロジーや動物愛護など、案外テーマは重ならなかったようです。功利主義や自然観に関する哲学的なテーマもありました。今後、発表が始まりましたら、プロゼミナールのときと違って卒業論文までをにらんだ(厳しい?)指導になる予定です。ゴールデンウィーク前におこなったコンパでは、みんな大変元気がよかったので、大丈夫だと思います。

経済危機や新型ウイルスが世間を騒がせていますが、環境問題も休むことなく深刻化しています。現代文明はいろいろな意味で過渡的な状況、つまり、潮目にあるなどといわれるており、今年1年で、大きく世界が変わってくるかもしれません。また、ゼミ生にとっては自分自身の将来も真剣に考えるとき(就職活動)も迫ってきていますから、和やかなゼミ風景も今だけかも知れません。

どのような状況にあっても、ただ生き抜くだけでなく、最善の生き方ができる力を身につけられるよう、とにかく、これから卒業までの2年間、全力でがんばってほしいと思っています。

(ゼミの写真は、次回以降にご期待ください。みんな、いい顔になっているはずです。)



(ゼミ担当教員 内藤可夫)



*次回は【地域経済論ゼミ】です

【景観文化論ゼミ】農場移転しました

こんにちは。昨年まで景観ゼミで使用していた実習農場が使えなくなり、新しい場所に移転しました。面積こそ狭くなりましたが(農場から畑に?)、これまでの学外の遠く離れた場所から大学内の敷地に移ったことで、より頻繁に植物の世話ができそうです。元は何もないところで一からの整備となりましたが、先生とゼミの学生が一緒になって、いろんな時間、今もこつこつ作業しています。もとの農場から土をもってくれば、いろんな作物も作れそうです。

心配の種は、自然が豊かすぎること。サルがたまに様子を見に来ます。ほかにもイノシシなどの報告例が・・・。この場所を彼らの略奪の手からいかに守るかが課題です(^_^;

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(4年 M.S.)



*次回は【環境倫理学ゼミ】です

【現代文明論ゼミ】私のコレクション~失われた技術をもとめて

このブログを書いている時点では、まだ大学の授業は始まっていません。そこで今日は、私の趣味の話をしましょう。

現代文明を支えているのは、科学技術です。科学技術と一口に言っても、それ自体さまざまな変遷を経て今日にいたっています。中には失われた技術、失われそうになっている技術もあります。真空管技術もそのひとつでしょう。もちろんその技術は、トランジスタを経て集積回路に引き継がれていますが、先進国ではとっくに真空管は製造されなくなっており、ロシアや中国、東欧で細々と作られているだけです。

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今でも作られている真空管

時代遅れの真空管ですが、その根強いファンは今でもあちこちにいます。私もその一人です。ガラスの作り出す曲線やほんのりと灯った暖かさには、心癒されるものがあります。もっとも、真空管の中には電球かと思うくらい明るいものや電熱器なみの熱を発散するものもありますが。

そんな真空管の全盛期、真空管の良否を判断することは大切なことでした。そのためにつくられた装置が真空管試験機です。私は真空管試験機が好きで10台以上所有していますが、そのコレクションから二つだけ紹介しましょう。図2は、アメリカ軍の使用していた一番ポピュラーな真空管試験機のひとつです。一方、図3は、イギリス軍が使用していた真空管試験機です。二つを比べてみてください。

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米軍の使用していたTV-7/U

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イギリス軍の使用していたAVO-160A

TV-7/Uが一種の機能美を見せているのに対して、AVO-160Aは何となく19世紀的な怪しげな雰囲気をかもしだしていませんか。違いはマニュアルにも現れています。アメリカ軍のマニュアルが、ふつうの兵士にもわかるように懇切丁寧に書かれているのに対して、イギリス軍のマニュアルはどこか不親切です。技術は世界共通のように思われていますが、親近性の高いアメリカとイギリスの間でも、その文化を反映して微妙な差が出てくるのです。




(ゼミ担当教員 奥田 栄)



*次回は【資源循環型経済社会論ゼミ】です。 

【環境保全論ゼミ】2008年後半の野外調査から

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新潟県佐渡島大佐渡(Aug. 23, 2008)
真夏に紅葉? いやいや,「ナラ枯れ」.こうした現象は全国に広がりつつあり,地域によっては深刻な状況.


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仁淀川河口(Sept. 27, 2008)
昨春の調査の際には豪雨に見舞われてたいへんだった.清流には秋晴れが似合う.


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土佐市(Sept. 27, 2008)
水田に生育するコゴメカゼクサ.なかなかに美しい植物だが,写真ではうまく伝えられないのが残念.


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阿賀野川河口 松浜池(Nov. 1, 2008)
秋も深まる水湿地環境.今夏はオニバスの発生が少なかったようだ.


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阿賀野川(Nov. 1, 2008)
氾濫原環境に特異的に出現するホソバイヌタデ.図鑑(日本の野生植物)の写真が間違って掲載されていることもあり,充分に認識されていない植物のひとつ.



(ゼミ担当教員 藤井伸二)


*次回は【環境経済学ゼミ】です。

【水環境学ゼミ】口頭試問へ向けて、そして本番

卒業論文の提出が終わり、最後のイベント?口頭試問が2月12日、13日にあります。そこへ向けてゼミ生は本や論文を読み、データを整理し、プレゼンテーションの準備を進めてきました。
何度も練習し、先生やゼミ生にアドバイスをもらい、より良い発表ができるようにしてきました。一年間の集大成として、自分の成長の証として頑張ってきた成果を発表します。

発表練習の風景です。

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このブログを2月11日に書いています。今まさに追い込みをしています。明日発表のゼミ生、頑張れ!!

いよいよ口頭試問本番の日が来ました。スーツを着て、いざ発表です。卒業した先輩や水環境学ゼミに入る後輩も聞きに来るので気合が入ります。

口頭試問の様子です。緊張しましたが無事終えることができました。

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13日も発表があります。発表者の人頑張ろう。
現3年生、これから一年間頑張れ!



(4年 M.T)


*次回は【精神病理学ゼミ】です。

【景観文化論ゼミ】岡崎市美術博物館見学

1月15日のゼミの時間を利用して4年生と3年生で、ランドスケープ作品としても有名な岡崎市美術博物館に見学に行ってきました。岡崎中央総合公園の中にあるこのミュージアムは、全面ガラス張りでシンプルな建物。内部も光が満ちあふれ、空を見上げることができます。


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「岡崎市美術博物館 -マインドスケープ・ミュージアム-」


恩賜池からエントランスへと続くスロープの眺めは、それ自体がまるでオブジェのよう。訪れる人を迎えるように配置された霧の噴水や真っ直ぐにのびた「風の道」など、公園内の深緑とともに、トータルにデザインされた景観はまさに「癒し」の空間となっていました。建物の周りも自然が沢山あり、綺麗でした。


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楽しそうな3年生二人組み♪


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「風の道」空が青い!!!


また博物館では、企画展として地元岡崎市の未公開資料が展示されていて、「黒漆塗本小札紺糸威胸紅腹巻」をはじめとする武家資料、甲山寺や高隆寺の仏画や経典などの寺院資料、小野家(糸惣)や岐阜屋など、岡崎の人々の営みを示す商家資料などがありました。
みなさんも是非、一度行ってみてください!!!


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4年生お疲れ様です!!



(3年 T.A & J.M)


*次回は【教育心理学ゼミ】です。

【現代文明論ゼミ】卒業論文の仕上げに大忙しの4年生です

現代文明論とは、現代における諸問題を文明史的視点から考察することによって、その解決策を見出してゆく学問です。指導教授の奥田栄先生は、物理学、経済学、哲学などに幅広い見識をお持ちです。ゼミ生の研究テーマは、「文明の崩壊していく過程」や「資本主義経済の限界」などさまざまです。

4年生は現在、卒業論文の仕上げに毎日大忙しです。昨年の12月18日、4年生による卒論の中間発表会が行われました。先生からいろいろと注意を受けながらも、内容的にはかなりまとまったものになってきました。

佐藤君は「ダイオキシンによる汚染」について論文をまとめています。ダイオキシン汚染野菜報道が農家に与えた影響とそれに対する行政の対応、ダイオキシンの毒性による被害状況などを熱心に調べています。

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えーと、このデータの出所は、・・・
一方、舟橋君はハイブリッド車の環境影響評価について論文をまとめています。ライフサイクルアセスメントの意義、目的、手順などを細かく調べています。

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そんな質問ありっすか?
みんな早く卒論を完成させて、安心して卒業してもらいたいものです。
20世紀の世界の政治、経済、文化を支配し、現代文明の中心を担ってきたアメリカも、21世紀に入って、中枢同時テロとそれに続くイラク戦争、サブプライムローン問題などによって、重大な危機に直面しています。世界全体に大きな転機が訪れようとしている今、その文明の本質について考察することをテーマとする現代文明論は、まさにタイムリーな学問と言うことができるでしょう。




(3年 N.K)


*次回は【資源循環型経済社会論ゼミ】です。

【環境保全論ゼミ】2008年後半の野外調査から

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新潟県佐渡島大佐渡(Aug. 23, 2008)
真夏に紅葉? いやいや,「ナラ枯れ」.こうした現象は全国に広がりつつあり,地域によっては深刻な状況.



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仁淀川河口(Sept. 27, 2008)
昨春の調査の際には豪雨に見舞われてたいへんだった.清流には秋晴れが似合う.



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土佐市(Sept. 27, 2008)
水田に生育するコゴメカゼクサ.なかなかに美しい植物だが,写真ではうまく伝えられないのが残念.



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阿賀野川河口 松浜池(Nov. 1, 2008)
秋も深まる水湿地環境.今夏はオニバスの発生が少なかったようだ.



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阿賀野川(Nov. 1, 2008)
ホソバイヌタデ.氾濫原環境に特異的に出現することと,図鑑(日本の野生植物)の写真が間違って掲載されていることもあり,充分に認識されていない植物のひとつ.


(ゼミ担当教員 藤井伸二)


*次回は【環境経済学原論ゼミ】です。

【水環境化学ゼミ】和歌山合宿と豊川・乙川調査

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9月8日から11日にかけて、和歌山研究林で林業体験をしてきました。林業体験としては、除伐や炭を作る準備をしました。また、職員の方と一緒にバーベキューをしたり、那智の滝や潮岬を見学するなど、普段できない貴重な体験をしました。


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除伐作業の風景です。二人一組で協力して除伐をしました。


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合宿最終日には職員のかたとゼミ生で記念写真をとりました。楽しいゼミ合宿となりました。

ゼミには豊川班、乙川班があり、豊川を月2回、乙川を月1回のペースで調査しています。

豊川調査では、今年はダム湖の調査もしました。夏の暑い日差しのなか頑張りました。終わったときはヘトヘトでした。


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乙川調査では、今年から調査範囲を広げて乙川の水質を調査しています。採水した後,ろ過をして、機器分析をします。


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現在、卒業論文のためのデータを取るために毎日大学で実験をしています。




(4年 M.T)


*次回は【地域経済論ゼミ】です。

【環境倫理学ゼミ】「ゼミ合宿」

先日の当ゼミのブログは合宿の予告でしたので、
今回はゼミ合宿の報告にしたいと思います。

ゼミ合宿は、7月末に行われました。
7月末、というのは試験期間終了直後。
参加者のほとんどが4年生だったので、
試験がほとんど無い人と、
真剣勝負の人と、分かれていたようです。

合宿先は、当初予定の茶臼山ではなく、
発表の時間などに考慮して、より近いところにしました。
新城市作手の鬼久保にあるログハウスのコテージです。(カントリーハウス ル・シュール)
コテージと言うには立派すぎる本気のログハウスです。
大学からは車で30分くらい。闇苅渓谷の奥になります。
すぐ近くに、こんな場所があるんですね。
自然に恵まれた涼しいところで、冷房は必要ありませんでした。

暗くなってからは、不思議な川虫や甲虫もとんできました。
近くに清流があるようです。
蚊が少なかったのが不思議です。

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普段見ることのない虫が多数飛来。

山のてっぺんもおもしろいのですが、
山深い里にこそ、むしろ自然の豊かさを実感できますね。

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昼下がり、優雅にテラスでゼミナール。


夜はずいぶん立派なバーベキューをいただきました。
ちなみに、メインはゼミです。
二日にわたり充実したゼミになりました。



(ゼミ担当教員 内藤可夫)


*次回は【教育心理学ゼミ】です。

【景観文化論ゼミ】屋上緑化実験(その2)

景観文化論ゼミでは、サツマイモを使った屋上緑化の実験を6月から行ってきました(ブログ6月参照)。その調査として8月と9月にサツマイモの測定をしました。朝早くから実験をするため、前日から泊り込みをするゼミ生の姿も…。
測定の内容は、スーパーポロメーターという機器を使った葉の蒸散量などの時間ごとの変化や、TDR土壌水分計を使ったコンテナ内の土壌水分量の測定などです。


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手元の機器がスーパーポロメーター。少し重いです。


実験結果はというと…?まず、サツマイモのコンテナごとの重さの比較ですが、8月の測定では朝と夜とではなんと!3kgも減っていました。そのうち約半分以上の量が葉面からの蒸散でした(以下、蒸散量の日変化のグラフ↓)。このことから、土壌とサツマイモの葉両方から盛んに水分が蒸発散していることがわかります。

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次に温度についてです。9月の測定では…コンクリート上では昼の一時間で急激に5℃以上上がり30度近くにまで達したのに対し、土の入ったコンテナでは温度の変化は緩やかで、特にイモの植えてあるコンテナでは25℃以上になりませんでした。
これらの結果から、土壌の水分の蒸発や植物の葉からの蒸散により、湿度が保たれることによって、コンクリート面よりも温度は低くなり温度変化も一定になるということが分かりました!植物によって暑さは軽減されていたようです。
 ちなみに、今回の緑化に使われたサツマイモは来週収穫します!夏の暑さを緩和し、お腹も満たせる屋上緑化。あなたもやってみませんか!?


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一足お先に、同時期に植えた畑のサツマイモを収穫しました!大漁です!!


文章:M.K、Y.K、M.S、J.M(3年)


*次回は【環境倫理学ゼミ】です。

【現代文明論ゼミ】特別企画――就職活動体験ルポ

今回の担当は僕です。夏休み明けでゼミの活動はまだ始まったところなので、自分の東京消防庁への就職活動体験を特別号という形で簡単に紹介したいと思います(笑)。

まず、筆記試験についてです。私服で臨みました。周りはスーツ姿ばかりでした。昼食中は友達同士で問題の解答についてあれこれ話し合っていた受験生、僕みたいにそれを見ている受験生、まったく周りを気にせず次の準備をしていた受験生と様々でした。午後はクレペリン・適性・論文試験の順で、どれも終わった後は疲れた~。

帰りは会場の隣にある大きな公園でボーっとしていました。あ~今日も一日終わった~って感じでしたね(笑)

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憧れの消防士の仕事です。東京消防博物館(東京消防庁)展示パノラマより

次に体力試験では、2次試験というのもあって、スーツ姿で。周りの受験票をいろいろ見ていたら、年上が多く、院生・浪人が多かったような気が・・・。肝心な身体能力はというと、思っている以上に高いといった印象を受けました。バスケ部らしき人がどの項目も高かったので、僕もバスケやっておけばと密かに嘆く。

帰る前は面接で必要な書類を書かされ、解散。

次に面接試験では、会場に到着して外を眺めると職員の卵らしき人たちが朝礼・訓練を行っていました。それを見てモチベーションを上げ、面接に臨みました。驚いたのが初めから圧迫面接といわれるもので、全神経面接官に向けました。右手の親指の爪と人差し指の爪をこすり合わせていた記憶があります(笑)。面接官はそれに気づいていたのでしょうか?それでも最も言いたいことは全部言ってきました。帰る時も訓練の風景を見ながら会場をあとにしました。

それから約3週間後、採用通知が来ました。暑い中でしたがスーツ姿は2回で、そして第1志望に採用したこともあって、文句なしって感じですね。

このブログを書いたことで、改めて自分のしてきたことに自信と誇りを感じる今日この頃。あとは遊びに卒論、アルバイトと、それに将来像を描きつつ、残りの半年間、有意義に過ごすしかないでしょ~♪♪

以上、現代文明論ゼミ特別企画、就職活動体験ブログでした~。


(4年:S.H.)


*次回は【資源循環型経済社会論ゼミ】です。

【環境保全論ゼミ】2008年の調査から

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海岸植物の調査.岩場では自然海岸がよく残されていが,足場の悪い急な崖での調査を余儀なくされる.イワタイゲキやハマハタザオが生育.長崎県福江島(May 4, 2008).


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ハマナツメの調査区.半年ぶりの調査であったが,海跡湖の60〜100cmの増水により,調査木に近づくことが出来ない.片道4時間もかけてやってきたというのに,今回の調査はあきらめることになった.しかし,これで引き下がるわけにはいかない.捲土重来を誓うのであった.尾鷲市須賀利(May 16, 2008).


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絶滅危惧植物のチョウジソウ群落.絶滅危惧植物が茂っているからといって喜んではいられない.この場所はニホンジカによる食害によって,下層植生が壊滅状態になっている.有毒植物であるチョウジソウだけがシカの食害を逃れて繁茂している.その結果,もともとの草本植生は崩壊して単調なチョウジソウ群落に置き換わってしまったと考えられる.


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「渓流沿い植物」サツキ.晩春〜初夏の渓岸上を赤橙色に彩る.庭園樹として広く普及している植物だが,この植物の自生を見たことがある人は一体どれくらいいるだろうか.愛知県木曽川(June 1, 2008).


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調整池の造成直後と2年後の様子.裸地だった場所にウキヤガラの優占群落が成立し,ドクゼリの生育もみられる.水湿地環境の人為的改変は遷移の実験場を提供してくれる.新潟県福島潟(Nov. 23, 2006 & June 9, 2008).


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ムシトリナデシコが一面に咲く河原環境.このような風景は現在ではごく普通かもしれないが,ムシトリナデシコは幕末に観賞用として渡来した外来植物である.本来の自然を認識することが困難な時代に我々は生きていることを痛感する.新潟県早出川(June 7, 2008).


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日本海の砂浜で拾ったタコの貝殻.全国を歩いているとこんなものを拾うこともある.瀬戸内出身の私には物珍しい.




(ゼミ担当教員 藤井伸二)


*次回は【環境経済学原論ゼミ】です。

【水環境化学ゼミ】大篠原試験地でのろ過合宿とゼミ対抗バレー

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2008年6月23日から26日まで滋賀県にある大篠原森林センターに二泊三日のろ過合宿にいきました。
ろ過合宿の内容は、現地の森林内で降雨・樹幹流・樹冠通過雨・渓流水の4地点で採水した試料を0.4口径ニュクリポアフィルターと呼ばれるろ紙でろ過行いました。
そのろ液を大学まで運び、イオンクロマトグラフィなどの各測定機器で溶存成分などを分析しました。

(4年K・T)


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2008年6月15日にゼミ対抗バレーボール大会がありました。
バレー経験者が1人もいないという厳しい条件の中、ゼミ全員がひとつになることが出来、みごと準優勝を勝ちとることができました。
上の写真は大会後の全体写真です。

(4年A・T)


*次回は【地域経済論ゼミ】です。

【環境倫理学ゼミ】夏合宿で愛知県最高峰へ

環境倫理学ゼミでは夏休みにゼミ合宿を予定しています。
本当にゼミをやるための、「本当」の?!合宿です。

↓いつものゼミ風景。
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合宿は、最近では愛知県民の森、茶臼山、県民の森、茶臼山…という順番になっていて、
今年は茶臼山の予定です。
茶臼山は愛知県最高峰の山で、もう少し行けば長野県。近くには蜂の子やイナゴの佃煮を売る店もあります。涼しい、というより肌寒いくらいで、朝夕、霧がよく出ます。このようなすばらしい自然の中で、自然について考えるのは有意義です。
私たちが思い描く「自然」の印象は、こういう経験から生まれてきますから、重要な経験です。

この下界から隔絶された山の上のコテージに宿泊し、4年次生の卒論へ向けた発表をやります。夜はバーベキューですが、翌日の発表にひびくので、ひかえめに。
次回の環境倫理学ゼミレポートでは、合宿のレポートをしてもらおうと思います。


(環境倫理学ゼミ担当:内藤可夫)


*次回は【環境法制論ゼミ】です。

【景観文化論ゼミ】屋上緑化実験

こんにちは。景観文化論ゼミです。
私たちは今、屋上緑化をしています。
屋上緑化は植物を植える事により、建物の断熱効果や植物によるリフレッシュ効果などが得られることで注目されています。
ちなみに何の植物かというと・・・。甘くてほっくほくのサツマイモです♪
サツマイモはヒルガオ科で痩せた土地でも沢山できる丈夫な植物です。今回植えた品種はベニアヅマで焼き芋に最適。小さい葉がたくさん生えて重なり合うことによって、日陰ができ、そこを通る風が冷やされて冷却効果を得ることができちゃうんです!
今回は、サツマイモの蒸散量、周囲の気温、地表面や葉の温度を測ることによって、屋上の冷却効果を調べようと計画中。
今日(6月26日)はまず苗を植えました。

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土を入れて準備中。


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次に苗を植えます。枯れた葉はちゃんととりましょう。


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無事に完成。屋上に持ってくるのに苦労しました。一緒にサトイモも植えています。


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ちなみに大学の実習農場でもサイツマイモを栽培中です。


実験がうまくいくように頑張ります(出来たサツマイモは食べます)。



文章:M.K、Y.K、M.S、J.M(3年)


*次回は【環境倫理学ゼミ】です。

【景観文化論ゼミ】屋上緑化実験

こんにちは。景観文化論ゼミです。
私たちは今、屋上緑化をしています。
屋上緑化は植物を植える事により、建物の断熱効果や植物によるリフレッシュ効果などが得られることで注目されています。
ちなみに何の植物かというと・・・。甘くてほっくほくのサツマイモです♪
サツマイモはヒルガオ科で痩せた土地でも沢山できる丈夫な植物です。今回植えた品種はベニアヅマで焼き芋に最適。小さい葉がたくさん生えて重なり合うことによって、日陰ができ、そこを通る風が冷やされて冷却効果を得ることができちゃうんです!
今回は、サツマイモの蒸散量、周囲の気温、地表面や葉の温度を測ることによって、屋上の冷却効果を調べようと計画中。
今日(6月26日)はまず苗を植えました。

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土を入れて準備中。


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次に苗を植えます。枯れた葉はちゃんととりましょう。


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無事に完成。屋上に持ってくるのに苦労しました。一緒にサトイモも植えています。


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ちなみに大学の実習農場でもサイツマイモを栽培中です。


実験がうまくいくように頑張ります(出来たサツマイモは食べます)。



文章:M.K、Y.K、M.S、J.M(3年)


*次回は【環境倫理学ゼミ】です。

【現代文明論ゼミ】机を増やして”アットホーム”なゼミです!

あぁ!!…、ゼミブログリレーがもう回ってきた~…今度は僕の番だ!!!

さぁ~今回は、どういうことを書こうかな?
そうだ!!!僕たちのゼミ(現代文明論)では、去年とは大きく違ったことが、それは…、人数が増えました!

かなりです!こんなこと思っているのは、僕たちのゼミだけかな(笑)?
去年は、卒業生の先輩を入れて4人だったので、それにくらべると…3年生が、4人も入ってきてくれたので今は、全員で7人います。

7人もいたら研究室では、できないのでは…?いやいや研究室でやります!机を増やして。
やっぱり、僕たちのゼミのやり方は変わりません!毎回1~2人が好きな本を読んで要約したり、レジメを作ったりして、それに対して意見を言い合う。

これは、変わりません!ですが、だいたい話しが全然違う方向に飛んでいってしまうのですが(笑)。それが、僕たちのゼミの特徴です。でも、それがすごく勉強になってたりするんです。
授業風景はこんな感じです。

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それと、現代文明論ゼミの特徴をもう一つ!それは、教授も含めみんなが、飲み会が大好きです。もう、5月の初めに1回目が終わりました。やっぱり新しいゼミ生が入ってきたら、やらなくては(笑)
4年生達は、かなり気合が入ってたらしく、すごく楽しかったらしいです。

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僕は、急な用事ができて、行けなくて残念でした(泣)。
次の飲み会はいつやるのかな?楽しみだ~!!
あっ!でも卒業論文がうまく進んでないと行けないや!頑張らないと!



(4年 T・F)


*次回は【資源循環型経済社会論ゼミ】です。

【環境保全論ゼミ】草津川放水路におけるミズヒマワリ除草作業

 2007年11月11日に滋賀県草津市の草津川放水路においてミズヒマワリの除草作業を実施した様子です.腰まで泥水に浸かりながら全身濡れ鼠で除草を行うのはかなりきつい作業でした.1月と2月は寒風と降雪の中での作業だったのでとくに辛いものでした.環境保全論では,こうした厳しい作業にも喜んで参加する学生を歓迎します.

 生物保全における侵略的外来生物の脅威は今さら説明するまでもないでしょう.しかし,その駆除の労力はこのようにたいへんなものです.生物保全の問題に関わるためには,生物への興味や知識を持つことは言うまでもなく,強烈な使命感や責任感を併せ持つことが不可欠です.環境保全論では,科学的な知識と行動力を併せ持つ卒業生を輩出したいと考えてます.

 なお,特定外来生物に指定されたミズヒマワリの危険性についてはここでは説明を省略します.詳しく知りたい場合は,下記文献やその引用文献を参照してください.最後に,写真撮影をして頂いた栗林実氏と金子有子氏にお礼申し上げます.
文献:藤井伸二・志賀 隆・金子有子・栗林 実・野間直彦.2008.琵琶湖におけるミズヒマワリ(キク科)の侵入とその現状および駆除に関するノート.水草研究会誌 89: 9-21.

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草津川放水路の景観(写真撮影:栗林実氏)

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小さなミズヒマワリのパッチを背景に(写真撮影:金子有子氏)

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大きなミズヒマワリのパッチを相手に格闘中

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ミズヒマワリを抱きかかえて運搬(写真撮影:栗林実氏)

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1枚の葉も残さぬよう,細心の注意が必要(写真撮影:金子有子氏)


藤井伸二(環境保全論ゼミ担当教員)


*次回は【環境経済学原論ゼミ】です。

【環境分析化学ゼミ】豊川調査と口頭試問

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1月25日豊川の採水をしました。
雪の中、現地でpH・濁度・水温・気温・気圧・酸化還元電位などを測りました。
そして、豊川の水20リットルを大学に持ち帰り、大学で水をろ過し保存しました。
そのろ液の溶存成分を分析しました。


(4年 S・M)


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2月13日に口頭試問がありました。
この日のために何度も何度も練習をしてきました。
降水や樹冠通過雨、樹幹流などの主要溶存成分の濃度変化について発表しました。
本番では緊張してあまり覚えていませんが、上手く発表できたと思います。


(4年 K・M)


*次回は【地域経済論ゼミ】です。

【環境倫理学ゼミ】卒論への道

環境倫理学ゼミです。

 もう2月に入り、授業が終わり、後期試験も終わってしまいました。
 ということは、もう春休みに突入したということで、ゼミも開店休業?状態。もはや、春まで何もないかと思いきや、4年生は正月明けに提出した卒業論文の「口頭試問」が残っているのでした。
 4年間の総決算、いや、6年3年3年4年で合計16年にもおよぶ長い長い学校生活の総決算である卒業論文。もうこの「口頭試問」の後には、学校という場所で学ぶことはなくなります、、、と考えると大変な行事が残っているということになります。(口頭試問とは、提出した自分の卒業論文について複数の教員から質問される試験です。)

 本当ならば、その当事者の4年のゼミ生に、卒業論文執筆の感想と口頭試問直前の心境をレポートしてもらいたいところですが、卒業のため必死で試験を受け、今は口頭試問へ向けて緊張している4年生におもしろい話を聞けるわけもない、、、ということで、今回は環境倫理学ゼミの卒業論文までの2年間を振り返ってみたいと思います。

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環境倫理のいつものゼミの様子です



 環境倫理学ゼミでは、特に卒業論文を念頭においた年間のゼミの日程を組んでいます。3年生から4年生に上がるまでに(ちょうど今です)、卒業論文のテーマを絞り込みます。これまでに多かったテーマとしては、動物実験の是非の問題、環境保護の諸思想について、捕鯨問題、現代の倫理、ほかにも、特に「環境」ということだけにこだわらず、人間の生きる意味、哲学、文化、社会などに関するテーマがありました。要するに、今、我々が生きる生き方に関わることを深く考えることがテーマの条件です。それほどしばりはつよくないので、これまでいろいろな論文が書かれました。
 3年生は4年生の様子を見ながら、テーマを探して発表などします。いろんな本を読んだり、いろいろ悩み考えてもらう時間と考えてもらえばいいでしょう。そしてテーマを選定し、4年生になります。
 4年生は卒業論文以外にも、就職活動、そして卒業のための単位をかき集めるという2つの大きな課題があります。語学の単位をたくさん残していたりすると、就職活動も卒論も十分に出来なかったりするので、気をつけてもらいたいところです。 
 4月から、選んだテーマについて論文の概要を発表し、内容について議論します。ここで結論までのおおよその内容を「叩い」てもらわないと、実は後から大変になります。後から勘違いや思いこみに気付いても、最初から計画を立て直したり出来ないこともありますから、さっさと叩いてもらいましょう。
 次は夏休みの合宿です。奥三河などのバンガローやコテージで2日にわたり、長時間かけて4年生は卒論の発表します。というか、発表は30分くらいのものですが、延々と議論して、出せる意見はすべて出し、後はもう書き上げるだけ、の状態にするためです。夜はバーベキューなどをして、気合いを入れます。

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愛知県民の森にて 合宿終了、川面に石を投げるゼミ生



 そして、夏休みも終わり、後期、季節はもう秋。「えっ、もう秋!」というのは毎年の4年生の反応です。後期が9月半ばに始まり、すぐに10月。卒論提出は1月あたま。3ヶ月しかないのです。最後のひと月は仕上げ、11月は執筆、10月は参考文献やデータなどを探したり、ギリギリです。
 12月、最後のゼミ発表。あと半月しかないこの段階で、問題が見つかったら正月はありません。いや、問題なくても正月はありません。

 そして、運命の1月。すぐに卒論提出日。なぜかコンピューターが壊れたり、プリンタが動かなくなったり、風邪を引いたり、この日に集中しています。オカルト的な特異日です。
 己を鍛えるのも環境倫理ゼミ。常在戦場と心得て卒論なんて何気なくさっさと仕上げるのが当たり前、となってもらいたいのですが、いつかそういう学生が現れることを期待しています。大きな仕事をした後の達成感はかえ難いものです。ぜひ、会心の大論文を書き上げて、その後の人生への自信としてもらいたいです。




*次回は【環境法制論ゼミ】です。

【景観文化論ゼミ】トヨタの森に行って来ました。



 少し前になりますが、11月1日に愛知県豊田市にあるトヨタの森に行って来ました。トヨタの森では、現在あまり使われなくなった里山を有効活用したり、生き物にやさしい空間として維持するためのいろいろな実験を行いながら、その取り組みを子どもから大人まで一般公開しています。


 まず、森内にあるエコの森ハウス・森の学習館へ。ミニチュアサイズの木の机といすに座ってDVD観賞。リアルなキアゲハちゃんとカブトムシくんが里山について色々教えてくれました。隣で「うわーうわー」と虫ぎらいのコがうなってました。可愛かったのに。個人的には、どうやって撮影したのが気になりました。

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 次は、実際にトヨタの森に入って体験学習。私はヤギさんチームでした。ちなみにヤギさんは里山を案内してくださるインタープリター(人と自然との間をつなぐ案内人)です。
 ある木の下で、ヤギさんがトトロの話をしました。雨の中サツキとメイがお父さんの帰りを待ってるときに、トトロに傘を渡すシーンです。何でこんな話するのかな・・・と思っていたらヤギさんが「知るより見るで」と、となりの木をドンッとゆらしました。一斉にボタボタボターッと大量の雨粒が。この日は雨で傘を差してたので平気だったのですが、びっくりしました。ここは雨の日のオススメポイントで評判なんですって。確かに面白い良い体験でした。

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 その後ヤギさんは「葉っぱが波打ってるから沢山雨粒が溜まるんだよ。風がそよそよ吹くと音がシャラシャラなるからソヨゴって言うんだよ」と。中でも「子供達にはただ名前を知ってもらうんじゃなくて、特徴を見て感じて楽しく覚えてもらいたい」という言葉がとても印象的でした。他にも特徴から名付けられた木を道すがら教えてもらいました。実際に見ながらの解説は、とても分かりやすく面白かったです。
 更に歩いて自然生態観察園に。周りにない池を人工的に作ったそうです。今ではアカガエルが卵を産みに来たり、それにつられてヘビが来たりするようになったとか。ここを中心に生き物が増えていくので、ビオトープには欠かせない要素・・・というのにも頷けました。「ゆっくり歩いて行って」と言われ進んでいくと、何となく甘い香りが。茶色い落ち葉を拾って「これの匂いだよ」本当に落ち葉から綿菓子のような香りがするんです。正体はカツラの木。枝から落ちると匂いを発するようになるらしいです。みたらしの匂いがする葉もあるんですって。

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 また、ところどころ丸太のひっくり返ってるところが。イノシシがミミズを探してるみたいです。森にはあとムササビ・ウサギ・タヌキ・キツネ・フクロウが住んでいると言われましたが、残念ながら会えず終いでした。

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 1時間程の山歩きでしたが、普段とはかなり違う環境でした。里山の手入れと言っても、小鳥の逃げ場になるようあえてそのままにしてあったりもしました。「全部が全部人にとって快適ではいけない。」言われてみれば確かにそう。しかし、出来てないのが現状と思いました。自然が遠く離れてしまってはいますが、ふれあうことでその大切さを忘れないようにしていきたいです。

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(3年 R.N)


*次回は【環境倫理学ゼミ】です。

【現代文明論ゼミ】ある日のゼミ風景

12月13日(木)雨
この頃はめっきり寒くなってきてみんなが風邪を引き始める。自分も気をつけないと。そんなことを考えながら研究室へ急いで向かう。遅刻ぎりぎりだ。皆もういるかな?

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あぁ!みんなそろってる!相変わらず部屋には本が所狭しと置いてあって、実に研究室という感じだ。今日は先輩の製作途中の卒業論文をみんなで読む日だった。先輩に尋ねてみた。

先輩の卒論テーマは何なのですか?
先輩「ぼくはねぇ、社会的共通資本について書こうと思うんだ。僕らのゼミの現代文明論というジャンルはわかるね?」
えっと・・
先輩「現代文明論というのは<現代の文明を考える>ということさ!」
いや、そのままじゃ・・
先輩「現代の文明を考えることは大事なことだよ!現代文明がこれからどうなるのか、その中で人はどんな風に生きることになるのか、それを改善するにはどうしたらいいか、そんなことを考えるのさ。そして、現代文明で大きな見直しを迫られている問題の一つが環境問題だ。大気とか、森林とか人類の共通の財産をどう使っていくか、そのルールについて考えてみるっていうのが僕のテーマさ。」

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おー!壮大なテーマ!先輩かっこいい!
そうしてみんなで先輩の論文を読む。
教授「ところで、この部分についてみんなどう思う?これで本当にいいのかな。」
きた!教授の質問に対し、自分の意見を出して、相手の意見を聞く。このような話し合いのスタイルが僕らのゼミの常だ。意見の交換はいつも活発で、頭をフル回転させて考える。

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毎回がディスカッションのようで、終わるころには心地よい疲れを感じる。
は~~今日も1日が終わった。さて、うちのゼミは取り上げてほしい本を持っていけば授業で取り上げてくれるから、図書館にでも行って卒業論文のネタになりそうな本でも探そうかな。

(3年 K.H.)

【森林環境学ゼミ】豊川の水質調査

 森林環境ゼミでは月に2回、豊川・乙川・大篠原(滋賀県)に調査に行きます。
10月12日に実際に豊川に行き、現地でpH・濁度・水温・気温・気圧・酸化還元電位などを測りました。そして、豊川の水20リットルを大学に持ち帰り、大学で水をろ過し保存しました。

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そして、別の日に、主要溶存成分・クロロフィル・栄養塩・コロイド・懸濁物質などをイオンクロマトグロフィーやオートアナライザーやTOC(トータルオーガニックカーボン・全有機態炭素)を使用し、測定しました。

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(4年ゼミ生 K・S)

*次回は【環境経済学原論ゼミ】です。

【環境保全論ゼミ】2007年度はこんな場所で調査をしています。

三重県尾鷲市の海岸性照葉樹林(March 10, 2007)
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この調査地にたどり着くには徒歩で片道1時間以上を要する。船をチャーターして海上からアクセスすることが多いため、しばしば天候に泣かされる。3月の調査では、海が荒れそうだとの予報で調査時間が急遽2時間短縮された。7月に計画した調査は、太平洋上を通過した台風の影響でキャンセル。8月の調査では、昼過ぎにものすごい土砂降りに遭い、調査は1時間ほど中断した上に下着までびしょ濡れになった。苦労の多い調査だが、人の侵入を拒む自然には凛とした美しさがある。


京都府芦生の冷温帯性混交林(May 12, 2007)
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柔らかな新緑の中での調査は気持ちのいいものだ。しかし、一見豊かに見えるこの森では、最近の15年間で劇的な下層植生の貧困化が起こっている。その原因と対策を明らかにする調査は緊急の課題だ。調査に関わる我々の責任は大きい。


三重県南島町の湖辺植生(Sept. 15, 2007)
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数日の豪雨で湖の水位が一気に1m以上も上昇し、ヒトモトススキ群落が水没している。自然の表情の激変に圧倒される。


三重県南島町のハマナツメ群落(Sept. 15, 2007)
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豪雨で湖の水位が上昇したために、水没したハマナツメ群落。さながらマングローブのような奇怪な様相を呈している。


長良川の渓岸環境(Aug. 1, 2007)
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増水と渇水を繰り返す渓流環境には、他では見ることのできない植物が生育する。ここでは、岩のわずかな裂け目や苔の上にサツキ、アオヤギバナ、ケイリュウタチツボスミレなどの「渓流沿い植物」がみられる。「進化の実験場」としての渓流環境への興味は尽きない。


三重県尾鷲市での調査の一コマ(Aug. 29, 2007)
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炎天下の調査は過酷で、わずかな緑陰で昼食をとる。しかし、この1時間後にものすごい夕立に遭い、あっという間に下着までずぶ濡れに。刻々と表情を変える自然が研究相手と言うことを身をもって体感した1日であった。


(藤井伸二)




*次回は、【資源循環型経済社会論ゼミ】です。

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