【精神病理学ゼミ】卒業研究を終えて
大学の四年次は卒業研究が学生生活の最大のテーマになります。卒業研究は自分の関心に従って自発的に進めるものなので、苦労もするものの仕上げたときの達成感は何物にも代えがたいものがあります。
大半の人は卒業後就職しますから、卒業研究を継続して学問の道に進むという人は少ないのはたしかです。しかし卒業研究を通じて、自分の意見を色々な資料によって裏付け、論理的に展開することができ、他人にわかってもらうように主張できること、またこの過程で他の学生からの批判や意見に耳を傾け、逆に自分が人に意見を述べることができること、こうした経験は社会人として活躍してゆく上で貴重な糧になるでしょう。
一人の学生さんの感想を次に掲載しておきます。(総田)
<卒業研究を終えて>
卒業論文を提出し、口頭試問が終わりました。あとは学位授与式を残すのみですね。
大学の講義は多くが受身の勉強です。しかし、卒業論文は大学で専門的に学んできた中から、自ら目的意識を持ってテーマを決め積極的に調査・研究を進めていきます。
三年の春はまだテーマも漠然としていますが、関連する論文や書物を読んでいるうちに、自分が学びたいテーマが少しずつ浮き上がってきます。そして三年の終わり頃には更に照準が定まってきます。
中間発表は夏と秋に行いました。夏の中間発表では、テーマは決まったものの、どのように調査・研究を進めたら良いかと悩んでいるゼミ生も多くいました。ですが、発表のためにレジュメを作ったり、発表に対する総田先生やゼミ生同士の質問やアドバイスによって、自分の分かっていないところが分かったり、次に何をしたら良いかなどのヒントを得ることになります。この時点でテーマを変えるゼミ生もいました。
秋の中間発表では、夏季休暇で進めた調査・研究の成果を発表するわけですが、中には「ま、間に合うの?」とハラハラさせられる発表もありました。その後、先生のオフィスアワーの日には、指導を受けたいゼミ生が一日中順番待ちをして指導を受けました。先生は休憩する暇もなく、さぞかしお疲れになったことと思います。また、冬期休暇の前では殆どのゼミ生がまだ論文の形になっていませんでしたので、クリスマス、年末年始を論文執筆に捧げた人も少なくなかったと思います。
こうした試練を乗り越えて、総田先生のご指導のお蔭もあり、精神病理学のゼミ生全員が期日までにどうにか提出することが出来ました。卒業論文は受験勉強とは一味違った苦労が味わえ、書き終えて提出したときの達成感、そして開放感はひとしおです。(その後すぐに期末試験、口頭試問があったので、開放感に浸れたのは数日でしたが…)
本当に、みなさんお疲れ様でした。そして、お忙しい中、温かく丁寧なご指導をしてくださいました総田先生、本当にありがとうございました。
(4年 Y.W)
*次回は【演劇の現在ゼミ】です。
2009年02月25日(水) | 臨床心理コース


