バックナンバー:2009年04月
【日本の言語と文学ゼミ】フィールドワーク&卒業式&新しいゼミがスタートしました!!
皆さんお久しぶりです!!
今月から4年生になりました。Mackeyです。前回はⅠさんが学園祭の事について書いてくれたので、今回はその後にあったフィールドワークと卒業式について詳しく書きます。
4年生との最後の思い出作りに、2月23日にフィールドワークで岡崎二十七曲りと、その周辺に行ってきました!当日はおかざき塾で昼食を頂いたり、味噌工場を見学したり、図書館に行ったり、二十七曲りを目的にして行ったはずが、周辺の施設メインになっていたような…(笑)
二十七曲がりの感想は、どこで曲がれば良いのか分かり辛いです。距離的にはそんなに長くはなかったと思います。(正直2ヶ月前なので記憶が曖昧です。笑)
歩き終わってから飲み会にも行けたので、とても良い思い出になりました。
岡崎二十七曲りの看板
集合写真… みんなカメラ見ようよ(笑)
図書館にある喫茶店で休憩
味噌工場です。あの大きい樽に味噌が入っているらしい!
二十七曲りを歩ききると岡崎城があります
そして3月15日は4年生の卒業式でした。
僕は「卒業式は在校生もやっぱスーツだろ!!」と張り切ってスーツと華美なシャツを着ていきました。すると「おめでとうございます!!」と式に遅刻した卒業生に間違われました(笑)
この時は全く4年生が卒業していってしまうなんて実感が湧きませんでした。明日、学校行ったらまた会えるような気分です。むしろ「おめでとうございます!!」と間違われた僕の方が「もしかしたら僕が今日で卒業なんじゃないか?」という心境でした。
なんちゃって(笑)
4年生には本当にお世話になりました。自分がこうやってゼミに溶け込むことができたのも、4年生の力が大きかったからだと思います。
感謝の気持ちを込めて3年生の寄せ書きをサプライズで渡しました!みんな喜んでくれたみたいで良かったです(若干1名いなかったケド。笑)
とりあえず卒業生の人たちにはそれぞれの道でがんばってほしいです!!
集合写真ですが、卒業生より目だってすいません(笑)
そして、今月から僕たちも4年生になり、新しい3年生も入って新生花井ゼミのスタートです!!
しかし、4年生は不況の煽りで就職活動が忙しくてなかなか全員集まれず、卒業生の人数が多かったこともあり、ゼミ生がとても少なく感じます。
また、自分が引っ張って行く立場になって、「卒業生に甘えていたなぁ」と改めて実感しました。
ですが、卒業生から引き継いだバトンは僕たちの代で止めたくありません!次の世代、次の世代へ受け継いでいって貰わなくてはなりません!花井ゼミには家訓があります。
花井ゼミの家訓3カ条!
1.勉強熱心であること!
2.イベント、行事に積極的であること!
3.みんなで協力すること!
とまあ、自分で即興に作ってしまいましたが多分こんな感じです(花井先生、間違っていたらすみません。笑)
こんなスタイルで今年も1年がんばります!!
とりあえず最初は飲み会かな?(笑)
では、次のリレーブログで会いましょう!!
オマケ
プライベートでの川口ゼミとの交流(笑)



↑(作成者4年生Y・M)
*次回は【景観文化論ゼミ】です。
2009年04月29日(水) | 歴史・言語文化コース | 固定リンク
【文化人類学ゼミ】今年度もゼミスタートしました。
四月も半ばをすぎ、今年度のゼミのメンバーも定まってきました。その活動はこれからなので、今回は私の研究の一端を紹介してみます。
私はアフリカ北東部に位置するエチオピアという国を十五年来訪れ、その奥深い山で暮らす人たちのところに通っています。彼らはいろいろな作物を栽培する根っからの農家ですが、同時に土地に生えている野生の植物についても詳しく知っています。これこれの草はこれこれの薬になるといった知識ももちろんですが、今回紹介するのは、一部の植物は人びとが農業を営んでいく際の一種の指標として用いられているという話です。
どういうことかというと、この植物が生えているところは土地がとても豊かということだからこの作物をまくとよく実る、逆にこの草が雑草に出てきたということは土がやせてきたということなので次は休ませなければならない、また何年か遊ばせておいた土地にこの植物がこれほどまでのびていればもう耕して農業を再開してもかまわない、といった土のさまざまな状態をみる手がかりにしたり、あるいはこの植物の花が咲き始めたら、この作物をまく季節はもう終わりだ、といった季節の移り変わりを知る手がかりにしているのです。
彼らは一つの民族ですが、土地の高度幅は二千メートル以上もあり、植物はその幅広い高度のなかで大きく移り変わります。しかしその高いところにも低いところにもことなる植物に対して今述べたような利用をする植物をみいだしています。じつはこうした知識は私の調査地にかぎらずとも、世界各地で地域の環境に目を凝らしながら農業を行っているところでは広くみられます。
高校で生物を習っている人は「生物指標」ということばをきいたことがあるかもしれません。環境条件に敏感な生物を指標にして環境を把握することで、その生物が植物なら、その植物のことを「指標植物」と言います。
私の通うエチオピアの農家は今述べた知識を学校で習って知っているのではなく、生活を維持していくために環境を読みとる手がかりとして経験の中から育んできたものと思われます。皆さんが学校で習うのは純粋な自然科学ですが、こうした人びとの生活に密着した知識をエスノサイエンス(民族科学)といい、人びとのこの「指標植物」の知識もそうしたものといえます。

ハダカオオムギ(写真上部)の畑の脇に生える二種類のアブラナ科の雑草(写真下部左側と右側)。いずれも土が肥沃であることを示す。写真上部右側に写っているのは村の子どもたち。
(ゼミ担当教員 藤本 武)
*次回は【日本の言語と文学ゼミ】です。
2009年04月27日(月) | 歴史・言語文化コース | 固定リンク
【臨床心理学ゼミ】担当に髙橋昇先生が加わりました
今回は、ゼミリレーブログの場を借りて、新しく赴任された臨床心理学の髙橋昇先生の紹介と共に、ゼミ担当者の移行について、お伝えします。
今年度(平成21年度)4月より臨床心理学ゼミ担当として髙橋昇先生が加わりました。従来担当していた渡辺は現在の3年生、4年生を卒業まで責任を持って担当し、来年度3年生の臨床心理学ゼミからは髙橋先生が渡辺を引き継いで担当となります。
髙橋先生は、渡辺と同様、精神科病院に臨床心理士として長く勤務し、重篤な精神病の方から神経症や子どもの問題に至る、さまざまな心の問題を抱えているクライエントに対する心理療法と心理査定に精力的にかかわってこられ、臨床実践的にも研究的にも高く評価される仕事をしてこられました。ことに、ロールシャッハ法の実践と研究、風景構成法による絵画療法の実践と研究に大きな仕事をされてきて、ユング心理学や夢分析にも深い関心を持っておられます。
このような髙橋先生の臨床実践や研究内容・関心は渡辺と大きく重なり合うものであり、お互いにまだ若かった30年以上前から、髙橋先生と渡辺は、一緒に本を出版したり、研究会を持ったりして、ずっと長く一緒に勉強してきました。
このような髙橋先生を、人間環境大学にお迎えすることができたことで、ますます人間環境大学臨床心理コースの内容が充実すると共に、学生に大きな迷惑や心配をかけることなく、非常にスムースに臨床心理学ゼミ担当者の引き継ぎが進められることになりました。
また、この先も渡辺は、髙橋先生と協力しながら、人間環境大学臨床心理コース、そして臨床心理士養成大学院のために、引き続き力を尽くしていきます。
(ゼミ担当教員 渡辺雄三)
*次回は【文化人類学ゼミ】です。
【資源循環型経済社会論ゼミ】桜の頃は人の出会いと別れの季節
桜咲き、桜散る頃は人の出会いと別れの季節でもあります。本ゼミではこの3月に6人が社会人として巣立っていきました。卒業論文の口頭試問を終えたあとの最後の飲み会で、皆の表情は一つ成し遂げたという達成感と、将来に向けた抱負とで妙に明るく輝いて見えました。時に世界同時不況のただ中で、これから漕ぎ出る大海は荒波のはず。この4年間で培った学識と技量を活かして、しっかりと帆を張り、舵をうまく操って、一人一人が無事に航海されることを内心祈らざるを得ません。
去る者あれば、来る者あり。この4月に9人の3年次生が新たにゼミ生として加わることになり、外に3人の学生がオブザーバーとして参加してくれる予定です。それから、昨年度、英国へ語学留学していたKくんも無事目的を果たして帰国し、4月から本ゼミに復帰しました。いよいよ本年度のゼミのスタートです。
(ゼミ担当教員 吉野敏行)
*次回は【臨床心理学ゼミ】です。
【現代文明論ゼミ】私のコレクション~失われた技術をもとめて
このブログを書いている時点では、まだ大学の授業は始まっていません。そこで今日は、私の趣味の話をしましょう。
現代文明を支えているのは、科学技術です。科学技術と一口に言っても、それ自体さまざまな変遷を経て今日にいたっています。中には失われた技術、失われそうになっている技術もあります。真空管技術もそのひとつでしょう。もちろんその技術は、トランジスタを経て集積回路に引き継がれていますが、先進国ではとっくに真空管は製造されなくなっており、ロシアや中国、東欧で細々と作られているだけです。

今でも作られている真空管
時代遅れの真空管ですが、その根強いファンは今でもあちこちにいます。私もその一人です。ガラスの作り出す曲線やほんのりと灯った暖かさには、心癒されるものがあります。もっとも、真空管の中には電球かと思うくらい明るいものや電熱器なみの熱を発散するものもありますが。
そんな真空管の全盛期、真空管の良否を判断することは大切なことでした。そのためにつくられた装置が真空管試験機です。私は真空管試験機が好きで10台以上所有していますが、そのコレクションから二つだけ紹介しましょう。図2は、アメリカ軍の使用していた一番ポピュラーな真空管試験機のひとつです。一方、図3は、イギリス軍が使用していた真空管試験機です。二つを比べてみてください。

米軍の使用していたTV-7/U

イギリス軍の使用していたAVO-160A
TV-7/Uが一種の機能美を見せているのに対して、AVO-160Aは何となく19世紀的な怪しげな雰囲気をかもしだしていませんか。違いはマニュアルにも現れています。アメリカ軍のマニュアルが、ふつうの兵士にもわかるように懇切丁寧に書かれているのに対して、イギリス軍のマニュアルはどこか不親切です。技術は世界共通のように思われていますが、親近性の高いアメリカとイギリスの間でも、その文化を反映して微妙な差が出てくるのです。
(ゼミ担当教員 奥田 栄)
*次回は【資源循環型経済社会論ゼミ】です。
【住環境デザイン論ゼミ】祝!!卒業☆&ゼミ旅行★
こんにちは。黒ヒョウです。この度無事卒業となりました★大学生活を振り返ると笑いあり涙あり苦労あり・・・さまざまなことを体験し学び充実した4年間でした。早かったな・・・この4年間。きっと今の3年生もあっという間にこの一年は過ぎると思います・・・。今のうちにたくさん遊んでたくさん学び社会人として良いスタートが切れるように頑張って下さい。今まで皆さんありがとうございました。ところで先日2月18日~20日まで京都へゼミ旅行へ行きました。去年は夏に行ったのですが今年は春に行くことにしました。ところが事実上ゼミ旅行の参加者は9人だけでした・・・。後の皆さんは就職活動のため出られないということで少し寂しい旅行でしたが、いない人の分までめちゃ②楽しみました★写真はその一部です~
清水寺
一日目の宿泊場所「町屋」
金閣寺にて舞妓さんと
伏見稲荷
(ゼミ代表 黒ヒョウ)
*次回は【現代文明論ゼミ】です。
2009年04月13日(月) | 芸術・技術文化コース | 固定リンク
【比較日本文化論ゼミ】日本文化に対する?(4)
桜の季節です。テレビなどの天気予報で、特定の花の開花予想を毎年報じたりするのは、日本だけのことです。花を愛(め)でるのは日本人に限らないのはいうまでもないことですが、桜の季節に日本で行われるようなあり方でのお花見というものも、専門の研究者によれば、日本だけの現象だそうです。
ところで、天気予報の開花予想を初め、現代の多くの日本人が桜として思い浮かべるのは、染井吉野ですね。染井吉野は、明治初期に樹齢百年の樹があったという報告も(真偽のほどは別として)一応あるにはあるのですが、現代の私達が日本各地で目にする染井吉野は、幕末に江戸の染井村の植木屋によって販売が始められた栽培種であり、古来日本人が歌に詠んで来た桜ではありません。
たとえば、「敷島の大和ごゝろを人問はば朝日に匂ふ山桜花」という本居宣長の有名な歌にあるように、山桜は、古来日本人がその美しさをたたえて来た代表的な桜であり、吉野山の桜の殆ども、山桜です。ちなみに、宣長のこの歌を、武士の散り際の潔さを歌った歌というように解するのは、全くの誤りです。宣長の言葉遣いは、日本文学史に現れた意味に必ず則っています。では、日本文学史に現れた「大和ごゝろ」という言葉は、どういう意味なのでしょう?―残念ながら、規定の字数を超過しまし
た。
続きは、講義で。

山桜と大島桜

桜の季節に咲く山野草「翁草」
(ゼミ担当教員 吉田喜久子)
*次回は【住環境デザイン論ゼミ】です。
2009年04月09日(木) | 歴史・言語文化コース | 固定リンク
【身体文化論ゼミ】「身体文化論」への誘い
平成21年4月に、心身環境専攻、健康社会コースに、新たに「身体文化論」が設置されました。これを機会に、「身体文化論」とはどのような学問なのかということについて説明したいと思います。みなさまに、興味をもっていただき、受講していただければ幸いです。
私たちは中・高校で、身体について学んできましたが、それは、多くの場合、生物学や保健体育の時間ではなかったでしょうか。しかし、文化との関連も身体を考える上で重要です。
例えば、私たちの家のドアの大きさは、私たちの身体の大きさと深く関わっていることは明らかでしょう。
私たち人間の大きさばかりでなく、その形も、文化と深く関わっています。キリンを見れば、私たちは「首が長い」と思うでしょう。その時、私たちは、無意識のうちに、人間とキリンの首の長さを比較しているから、「キリンの首は長い」と思いこんでいるのではないでしょうか。このような「常識的な考え方」も私たちの重要な「文化」です。
私たちヒトの視覚はとても優れていて、イヌやネコなどと比べると、視覚に頼った生活をしています。そのため、私たちは、視覚中心の文化・文明を築いているのです。イヌは尿を自分のなわばりの標識として用いますが、ヒトは、自分の席を確保するために、なんらかの視覚的な物体(持ち物等)を置いたりしていることからも、このことが分かります。
言葉も文化のなかに含まれていると思いますが、この言葉も身体と深く関わっています。私たちが「しゃべる」ことができるのは、発達した脳ばかりでなく、口や喉の構造とも深く関わっています。さらに、赤ちゃんが言葉を習得するときに、身体の動きが重要であるという研究もあります。
言葉のなかには、身体や身体感覚と深く関わっているものもあります。相手の出した条件を「のむ」とか、彼の説明はどうも「腑に落ちない」といった表現がこの例です。さらに、あの先生の評価は「甘い」「辛い」といった味覚と深く関わった表現もあります。
「身体文化論」が「心身環境専攻」の中に位置づけられているように、心と身体は、密接に関係しています。悲しみに打ちひしがれている子を母親が抱きしめることによって、その子の心が落ち着くように、心と身体は深く関わっているようです。人の心は、その身体を通して癒されることが多いと思われます。
「身体文化論」は「健康社会コース」のなかに位置づけられていて、健康とも深く関わっています。「健康」とは世界保健機関の定義によれば、“Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.”(健康とは、身体的・精神的・社会的に完全に満足した状態のことであって、たんに病気でないとか虚弱でないということではない。)と考えられています。つまり、健康は、たんに身体的な問題ではなく、心や社会と深く関わっている問題です。
身体文化論では、身体と社会・文化、言葉、心、健康などについて、総合的に考えていきます。講義を聴いた後に、身体、社会・文化、心などについての見方が大きく変わることができれば、これほどうれしいことはありません。
(ゼミ担当教員 石上 文正)
*次回は【比較日本文化論ゼミ】です。
2009年04月06日(月) | 歴史・言語文化コース | 固定リンク
【基礎心理学ゼミ】卒業おめでとう!
今年は4名のゼミ生が卒業することができました。2年間の厳しい(?)指導にもめげず、卒業論文を提出してくれたことは、教員である私にとってはとても喜ばしいことです。
基礎心理学ゼミでは、卒業論文は必ず自分で実験を行い、その結果を分析してまとめることが要求されます。卒業生たちは3年生のときから各自の実験に取り組んできたわけですが、卒論完成に至る道のりは険しいものだったと思います。すぐにテーマが決まった人もいれば、なかなか決まらなかった人もいました。思うような実験結果が得られず、苦労した人もいました。心理学に限らず、実験を計画し、実施し、その結果をまとめていくという作業は、忍耐と努力が要求される困難なものです。
しかし、その道のりを歩んだ先に得られる充実感は何事にも変えられないものであると確信しています。自ら模索することの厳しさと、その果てに得られる充実感は、大学での研究生活の醍醐味のひとつではないでしょうか。
4月からは4人とも社会人として厳しい世界の中で生活していくことになるかと思います。くじけず、あきらめず、粘り強く、そしてなによりも健康に生活していくことをお祈りしています。

(ゼミ担当教員 芳賀康朗)
*次回は【身体文化論ゼミ】です。


