ゼミリレーブログ | 人間環境大学

バックナンバー:2009年06月

【言語コミュニケーション論ゼミ】―英語コミュニケーションゼミが誕生します―

梅雨まっただ中ですが、いかがお過ごしでしょうか。

さて、平成22年度より、言語コミュニケーション論ゼミは、英語コミュニケーションゼミとして生まれ変わります。このゼミは、英語を使う仕事をしたい人や、中学・高校などで英語を教えたい人にお勧めのゼミです。

本学の環境関係の科目を学習しながら、環境の情報を英語で手に入れ、さらに日本の環境事情を英語で発信したり、また、心理関係の科目を学習し、生徒の心を理解できる英語の先生をめざしたりと、その可能性は無限です。

担当者の岡は、中学や高校の英語の教科書に出てくる比喩(たとえ)の表現を研究し、新しい英語教育法の開発に取り組んでいます。

英語が苦手な人でも興味があれば大丈夫。夏には、英語コミュニケーションゼミ生以外の学生も対象にした「英語セミナー」が海岸の保養地で開催され、楽しく英語を学ぶ機会もあります。   

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(ゼミ担当教員 岡 良和)



*次回は【環境保全論ゼミ】です。


【文学の現在ゼミ】小説の冒頭を比較してみよう

小説、といってもなかなか内容は頭に入りません。しかし、有名な小説の冒頭部分だけは記憶に残っているということ、ありますよね。

そこで、今年のプロゼミでは、日本の代表的な小説の冒頭部分の比較をしてみました。

「我輩は猫である。名前はまだない。」(夏目漱石『我輩は猫である』)

「或日の暮方の事である。一人の下人が、羅生門の下で雨やみを待っていた。」(芥川龍之介『羅生門』)

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった。」(川端康成『雪国』)

「僕は37歳で、そのときボーイング747のシートに座っていた。その巨大な飛行機はぶ厚い雨雲をくぐり抜けて降下し、ハンブルク空港に着陸しようとしているところだった。」(村上春樹『ノルウェイの森』)

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それぞれ特徴がありそうです。声に出して読んでみると、『猫』はとても明るく感じます。音に特徴があるようです。そこで、今、この4つの小説と、比較対象として落語「長屋の花見」の音の構成を調べています。どんな結果がでるのか、楽しみです。

『我輩は猫である』はフランス語の翻訳との比較もしています。「猫が雑煮をたべて喉をつまらせる」なんて表現はどうやってフランス語にしているのでしょうか。フランス語そのものはわかりませんが、翻訳者(ゼミの先生が大学時代フランス語を教えてもらった恩師の先生)の苦労がわかっておもしろいです。



(ゼミ担当教員 日比野雅彦)



*次回は【言語コミュニケーション論ゼミ】です。

【日本語教育ゼミ】ディベートをしよう!論題「日本は死刑制度を廃止すべし」

今学期は、ディベート活動を体験し論理的な思考と分かりやすい文章を書く練習をしています。

まず始めは「日本人野球選手がメジャーリーグ移籍を禁止すべし」という論題で、練習ディベートをしました。意外に肯定側・否定側それぞれの論点がたくさん出て盛り上がりました。

今は、『日本は死刑制度を廃止すべし』という論題で立論作成が終わり反論の練習をしているところです。

(論点)
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(授業風景)
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学生A「肯定側の反駁を行いま~す」
学生B(つぶやき:なんか頭が良くなった気がする)


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学生C「君の議論は、論題からずれている!!・・・」
学生D「日本国憲法13条に『全て国民は,え~あ~う~zzzzzz』



(ゼミ担当教員 文野峯子)



*次回は【文学の現在ゼミ】です。

【日本美術文化論ゼミ】

今年度のプロゼミでは、平安時代の「国宝源氏物語絵巻」の絵を詞書(絵巻の絵に添えられた文章)や源氏物語本文といったテキストをもとに読み解いて、その作画の意図をさぐり、そこにあらわされた時空表現のありかたを考えています。

まずは、現在残っている19面の絵の内、分析の対象とする絵を学生に選んでもらいました。その結果、噂の貴公子薫の訪問に女房達がはしゃぐ場面「竹河一」が選ばれました(図1.)。とても明快で優雅な画面構成が好まれたようです。

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そこで、「国宝源氏物語」の「竹河一」と同じ場面を描いた江戸時代の源氏絵(図2.)と比較することから、その絵画表現の特徴を掴んでもらうことにしました。

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図3.は、これらの源氏絵の吹抜屋台の構図を図解したものです。立体的な建築空間としてわかりやすい図2.の土佐派の源氏絵(図3.の下左側の図に近い表現)にくらべ、「竹河一」は建築物が画面からはみ出す程アップになっているので(図3.の下右側の図に近い表現)、立体構造としてとらえにくく、まるで幾何学平面で画面を分割したかのようです。

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ところがこのことが、この絵をリアルな立体空間としてとらえたときに画面内を視線が行き来する障害となるもの、つまり、高低差や通り抜け不可能な建具類といった凹凸を無効にしてくれるのです。それはこの絵巻の絵師による、見る人の視線をスムーズに誘導するための工夫ととらえることも出来ます。

続いて、学生にテキストを参考に、この画面内を視線がどのように行き来するかを考えてもらいました。視線をたどる足がかりは、平面的に画面を走る線の方向性や登場人物の顔の向きなどです。

今回の検討の結果、まとまったのが図4.のような視線の移動です。まず絵巻は右端から繰り出してゆくので右端の梅の木の曲線に沿って上昇し(①)、壁代(カーテン)を辿って御簾(すだれ)越しの女房に移り(②)、戸の垂直線に沿って後向きに座る薫に向かい(③)、薫と壁代から顔をのぞかせた女房の間を往復(④)、続いて戸の開口部の矢印のような形に沿って上昇(⑤)、画面左上のはしゃぐ3人の女房の間を巡り(⑥)、後ろ向きの女房の髪の毛に沿って下降(⑦)、さらに、御簾越しの女房の視線に沿って薫へ(⑧)、最後に、薫の顔の向きに沿って再び梅の木に戻る(⑨)というものです。

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一枚の絵でも、視線をいざなう方向をたどってゆくと、まるで映画のワンシーンのように時系列に沿った映像の展開を味わうことが出来るのです。

「国宝源氏物語絵巻」の絵は、このように蛇行しながらも右から左へ向かった視線が、再び右端に戻って来ることがしばしばあります。これなら限られた狭い画面でも十分な情報量を盛り込め、“ショットの積み重ね”=“時空間の広がり”表現することが出来るわけですね。



(ゼミ担当教員 菅原 太)



*次回は【日本語教育ゼミ】です。

【中国社会文化論】今年は一人です

3月に卒業生を送り出し、いまゼミ生として残っているのは三年生一人だけ。静かになってしまいました。授業では、プロゼミで史書『三国志』を、演習で小説『三国志演義』と、それぞれ飛ばしながらですが、両者の違いを確認しつつ、また基本的なことを振り返りつつ読んでいます。もちろんゲームに出てきたこと、そうでないことも思い出しつつ。

さて、ここで問題です。「諸葛忠武」って誰のことでしょう?



(ゼミ担当教員 渡 昌弘)



*次回は【日本美術文化論ゼミ】です。

【宗教と倫理】研究室サイトリニューアル更新中

6月9日
研究室サイトリニューアル更新中です。

5月1日にサーバートラブル(電源回路のコンデンサーのパンク)でサイトを新しい機械に移動して現在更新中です。今回の更新では、画像関係の内容の新設と過去の利用状況を反映して情報構成の再編を行っています。

具体的には、GoogelMapを利用した地図情報を追加して、各種の情報をよりわかりやすいものに変更しています。一部は既に伊藤研究室HPの冒頭でご覧になれます。

従来行っていなかった画像(静止画・動画)音声情報を追加します。これは上記の地図情報とも連動させる事も考えています。どこで何がを現在のインターネット技術を利用してより立体的に解説できるサイトに仕上げようとしています。

蓄積されて行く情報をより合理的に再利用できるよう構成を再検討し、項目を辞書的に利用できるようにしてゆきます。

ただいま準備中ですが、まずは一度研究室サイトを覗いてみてください。




(ゼミ担当教員 伊藤利行)



*次回は【中国社会文化論ゼミ】です。

【精神病理学ゼミ】箱庭のある風景

新学期の慌しさもゴールデンウィークを過ぎて一段落、3年生はゼミにやっと慣れ、4年生は就活の傍ら、卒業研究に勤しむという時期になりました。とはいうもののスロースターターの精神病理学ゼミは例年通り、4年生の卒業研究はまだ着手されておらず迷走状態、3年生も「ゼミって何?」という感じです。

臨床心理学の大きな柱は、カウンセリング(心理療法)と心理査定(心理検査)ですが、精神病理学のゼミでは例年、3年次にほぼ一年を通じてカウンセリングについて面接の技法や流れの読み方を学習しています。今年は、私の得意とするところではありませんが、もう一つの柱である心理検査についても体験してもらっておくのもよいかと考え、4年生には卒論研究は後回し、箱庭制作の実習のあと、比較的施行の容易なP-Fスタディ(欲求不満対処傾向の検査)に取り組んでもらっています。

箱庭療法というのは、河合隼雄先生が日本に持ち帰られて現在では広く、非言語的な心理療法のひとつとして用いられており、砂の入った箱に自分の思うようにミニチュアの玩具を置期、一種の風景を構成するものです。今回、製作者と観察者という形で二人一組で製作してもらいましたが、観察者の目を意識する人も多く、不安や緊張も強かったようです。ある部屋ではなぜか製作者がどんどん作品にのめりこむような傾向があって、部屋の大きさやセッティングなども製作に影響するのかもしれません。不思議ですね。

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(ゼミ担当教員 総田純次)



*次回は【宗教と倫理ゼミ】です。

【企業会計論ゼミ】 簿記検定まであとわずか

ゼミに新しいメンバーも増え、にぎやかに今年のゼミがスタートしました。歓迎コンパも楽しく終えることができた、そんな矢先に6月の簿記検定が迫ってきました。

簿記検定は、年に3回(6月、11月、2月)実施されます。簿記とは何か、簡単に説明すると、企業等で行われる様々な取引を、複式簿記によって記録する記帳法のことです。簿記検定の取得は、公認会計士や税理士、また、その他の様々な資格を目指す最初の足掛かりでもあります。

本ゼミを卒業するためには、日商簿記3級取得が必須条件であり、ほとんどは簿記2級を取得しています。ですから、ゼミ生一同、卒業できるように必死に勉強しています。中には日商簿記2級を2年生の時に取得した人や、国税専門官試験の勉強をしているゼミ生もいて、ゼミ全体のいい刺激になっています。(4年生で、まだ簿記3級を持ってない人もいるのに・・・。)  
  
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「企業があるところに簿記は必ずあります。企業の特徴も弱点もすべて簿記会計で表現でき、会社の中身を知り経営管理能力を身につける基礎技能です。どんな時代でも簿記の知識が不要になることはありません。」と商工会議所の受験案内に書いてある通り、大学卒業後、企業に就職してからも役立つ場面は多いはずです。

また、これから就職活動を行う人は、履歴書の資格の一つとして、あるいは企業分析に役立てたりして、就職活動を行う上で自分の大きな武器になるはずです。このブログをきっかけに、簿記取得を目指して頑張ってみてはいかがでしょうか?この努力はいつか必ず報われるはずです。たぶん。
  
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(4年ゼミ生 T.S)



*次回は【精神病理学ゼミ】です。

【水環境化学ゼミ】本格始動、猿田池調査

5月19日、猿田池の調査、採水に行ってきました。採水や機器での分析の練習のために、人間環境大学の裏にある演習林内の猿田池で採水を行いました。これは毎年行っているそうで、これから一年間、卒業論文を書くために自分たちが行う実験の練習です。

朝早く、午前6:50からゼミのみんなで大学に集合して猿田池の採水に向かいました。現地で測定したのは気圧、気温、水温、水色、phなど、試験紙や温度計など私たちの手で測定するものや、水質チェッカーという測定機器を使用して濁度や電気伝導度などを測定しました。採水した量は表層で10L、水深2mで10Lと合計20Lを採水しました。一度に採水できる量が3Lで採水器もそれなりの重量があって採水も何度か失敗したりしたので大変でした。

その後、採水した試料の分析する機器別に適切なろ過を行って試料を保存しました。

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ろ過作業中

また、このゼミブログを書いた翌日に滋賀県、大篠原試験地で二泊三日のろ過合宿が控えています。卒業研究がいよいよ本格的にスタートしたという実感を改めて感じました。

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大篠原試験地でのろ過合宿の打ち合わせ中



(4年 M.S)


*次回は【企業会計論ゼミ】です。

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