バックナンバー:2009年07月
【臨床心理学ゼミ】 何が始まるかな?-
私のゼミでは、まだ誰もゼミ生を見た人がいません。ひっそりと静まりかえった部屋では、時折何かの音が響きます・・・果たして何が行われているのか、誰も知りません。
だって、私はまだ人間環境大学に来たばかりで、ゼミ生がいないんですよ。平成21年4月から赴任しました髙橋昇です。よろしくお願いします!
私の専門は臨床心理学で、大人のカウンセリングや心理検査をもう30年近くやってきています。もういい加減飽きたんじゃないかって?いやいや、人の心は奥深く、汲めども尽きぬ果てしない世界があって、私などまだ入り口に立っているに過ぎません。
また私は絵画や漫画、芸術一般など、表現病理や芸術療法に興味を持っています。ゼミ生が誰も入ったことのない私の研究室をちらっとお見せしましょうか?

<写真1>
私が昔書いた書で、作品自体はたいしたことないのですが、芸術には心を癒す作用があるので、心理療法にも使われるのです。もっとも書道自体を心理療法で使用することはそう多くありませんがね。

<写真2>
これも私制作の陶芸で、花瓶と皿です。なお、パンダは私が作ったものではありません。精神科の患者さんと陶芸療法をやっていた時のものです。今は絵などを描いてもらうことが多いです。
いろんな興味を持っている方が来てくれたらうれしいですね。まだ見ぬゼミ生に期待して待っていますよ!!
(ゼミ担当教員 髙橋 昇)
*次回は【文化人類学ゼミ】です
【資源循環型経済社会論ゼミ】 卒業論文のテーマが決まりました
本学では4年生の時に卒業論文を書き上げ、大学へ提出して卒業となります。その卒業論文のテーマの受付が7月10日に締め切られました。どのようなテーマで卒論を書くか、私のゼミではそのことに時間をかけています。というのも、卒論の善し悪しは、その約7割がテーマによって決定されると考えているからです。どんなことに関心があるか、何故そのテーマを選択したか、現在の社会状況を反映しているか、具体性はあるかなど、学生と論議します。
ここで先頃決めた幾人かのテーマを紹介しましょう。『わが国における自然エネルギー普及の課題と展望』『におい・かおり環境について』『廃家電製品の不法投棄の現状と課題』『スタジアム・イベントの環境対策―Jリーグを例に―』。いずれも現在を映す興味深いテーマです。卒業論文の作成はけっして楽ではありませんが、卒業生たちは皆一様にやって良かった。いい思い出となった。学生時代の締めくくりとなった。先生と親しくなったなど、大学4年間の勉学の集大成として学生の評価は高いようです。
(ゼミ担当教員 吉野敏行)
*次回は【臨床心理学ゼミ】です
【現代文明論ゼミナール】何でもありのゼミ風景
今学期のゼミ発表のタイトルは、以下のとおりです。
K1さんは、『自然資本の経済』
Eは、『文明崩壊』
N君は、『現在の雇用問題について』
H君は、『オンラインゲームの市場について』
K2さんは、『ネコ型社員』
U君が、『マクロビオティック-大きな視点から生命を見る』
K3さんは、『偽善エコロジー』
でした。

発表のレジュメです
ゼミ発表のないときには、マルクスの『資本論』を少しずつ読み進んでいます。

卒論テーマ発表中
先日、2人の4年生が卒業論文のタイトルを提出しました。
K1さんのタイトルは『自然資本主義の可能性』
Eのタイトルは『「崩壊した文明」と「現代文明」との共通点についての考察』
です。これからは奥田先生の御指導の下、このテーマで卒業論文を進めていきます!
(4年ゼミ生 J.E)
*次回は【資源循環型経済社会論論ゼミ】です
【住環境デザイン論】2009年度スタート
どーも。
何気にゼミブログ初投稿のおーかわです。
不慣れですが、どーぞよろしく。。。
気づけばもう6月!!
早いもので第一回目の課題発表が6月11日行われました。
今回のテーマは「美術館」
ゼミ始まってから初めての課題で戸惑う3年生。。。

(まだ終わってなくてパソコンに向かってる人もちらほら…しっかり聞こうね。)
2年目の余裕か!?
今回の課題に自信がある4年生…笑

美術館の展示品としては
バイク、茶道に関連するもの、昆虫、ピカソ…などなど。
個性豊かな作品が揃いました!













美術館制作お疲れ様でしたー。
泊まりでずーっとやってた人や
コツコツ要領よく進めてた人…
みなさんちゃんとゆっくりできたんでしょうかね?
飲み会は”課題”という山を越えたので楽しい会になりましたー!
まだ、顔と名前が一致しない人がいたので…
二度目の自己紹介を改めてしてみたところ
お酒の力ってすごいですねー。
恋人の有無、出身地、あだ名など…
授業では出てこないような質問ばかりが飛び交いました。
少しは3年生と4年生の距離が縮まった!と思います。


今回のベストショット。
ヒデ&ダン
こりゃ完全に距離が縮まったね★

こんな感じです。
毎年きっと同じなんだろうけど
4年生にないものを3年生は持ってるし
3年生にはないものを4年生は持ってるし…
お互いが高めあえるようなゼミでありたいですね。
(4年ゼミ生 C.O)
*次回は【現代文明論ゼミ】です
2009年07月21日(火) | 芸術・技術文化コース | 固定リンク
【比較日本文化論ゼミ】日本文化に対する?(5)
夏といえば、朝顔。日本人が愛でて来た朝顔は、朝開き、陽が高くなるとしおれてしまう、文字通り朝顔でした。ところが、最近のガーデニングブームの中で、西洋朝顔と呼ばれる植物が入って来ています。花や葉の形は、日本の朝顔によく似ているのですが、すぐわかる違いは、花がわずかな時間でしおれることなく元気に開き続け、葉も、夏の期間を越えた異常に長い季節青々と茂り続けることです。こういう頑丈な朝顔は、どうも朝顔らしくない、やはり昔からある日本の楚々とした朝顔のほうが朝顔らしくてよい、という日本人も少なくありません。
江戸時代の日本は、花卉(カキ)園芸文化の国でもありました。植木屋や庭師といった専門職が現れたのも、園芸専門誌が出版されたのも、江戸時代の日本が世界で初めてでした。品種改良も盛んで、とりわけ朝顔は、突然変異などによって生まれた多くの「変化朝顔」が珍重されたことが記録が残っており、その中には、今日の栽培技術をもってしても再現不可能なものもあるそうです。ただそういう変化朝顔といえども、夏の朝の短い時間だけ、清楚に咲いて終わる「朝顔」、であることに変わりはなかったようです。

(ゼミ担当教員 吉田喜久子)
*次回は【住環境デザイン論ゼミ】です
2009年07月18日(土) | 歴史・言語文化コース | 固定リンク
【身体文化論ゼミ】「声」の力で身心をリフレッシュ--ボイス・アートの実習体験--
社会・文化環境論演習では、6月5日(金)の第二時限目に、授業の一環として、まやはるこ先生をお招きして、ボイスアートの紹介・実践をしていただきました。まや先生は、ライフワークとしてボイスアートを指導されている、シンガーソングライターです。
まず、西アフリカの太鼓、ジャンベをたたくことから授業がはじまりました。椅子に座り、太鼓をたたきながら「ハァー」と声を出し、太鼓のリズムと振動を身体で感じることによって、身心がリラックスしていくようでした。
ボイスアートの基本として、呼吸を整える「ハァー」の発声も習いました。この呼吸では、「ハァー」と息を吐き出すことが重要で、出し切ると、自然に新しい息が入ってきます。「ハァー」という発声を通じて、“息”を意識するようになることが一つの目標のようです。
日本では、古来より呼吸法はさまざまな意味で重要視されてきていますが、ボイスアートでは、呼吸に「声」を媒介させることに特徴があるようです。たんなる呼吸法では、グループ・ワークが成立しにくいと思われますが、「声」を媒介させることによって、グループ・ワークが成立し、コミュニケーションがはかられます。
「遠吠えエクソサイズ」もおこないました。これは、「アホー」とか「バァカァー」をいう「汚い」言葉の発声レッスンです。この発声練習では、非日常性を意識的に取り入れようとしていて、そこに「ストレス解消」を感じることができるようです。
まや先生は、シンガー・ソングライターでもあり、私たちのリクエストにお応えいただき、ご自身の持ち歌を、二曲披露してくださいました。味わい深い歌声で、学生も感動したようです。
私の理解では、ボイスアートが目指しているのは、「声」を用いて、心と身体を意識し、調整し、さらに非日常化することによって、身心が活性化し、人とのコミュニケーションもはかっていく技法というものでした。
短い実習でしたが、学生たちは、自分の声と身心を楽しむことができたようです。



(ゼミ担当教員 石上文正)
*次回は【比較日本文化論ゼミ】です
2009年07月13日(月) | 歴史・言語文化コース | 固定リンク
【基礎心理学ゼミ】見えない色が見えてくる???
まずは下の写真を,目を近づけて,しかも目を動かさずに30秒間じっと見てください。

写真が切り替わった瞬間にボヤッと色が見えませんか。切り替わった写真はモノクロで,もちろん色はついていません。なぜ一瞬だけ“色つき”になるのでしょう?
これは「色残像」とよばれる現象です。最初の写真(ネガ写真)をじっと見続けると,視覚システムは写真の色に順応してしまい、その色に対する感度が低下してしまいます。その結果,直後に感じる色は,それまで見ていた色の補色が強調されたものになってしまうのです。
人によっては見える色の鮮やかさが異なるかもしれません(よく見えなかった人はディスプレイの輝度を上げてみてください)。しかし,物理的に存在しない色を感じてしまうということは,私たちの視覚世界は外界のコピーではないことを示してくれます。
このように,客観的な物理世界と主観的な視覚世界のズレを研究するのも心理学のテーマのひとつなのです。
(ゼミ担当教員 芳賀康朗)
*次回は【身体文化論ゼミ】です
【環境経済学ゼミ】環境経済学ゼミ3年のM.Nです。
本年度のゼミは一年の中で経済学に関する二つのテキストを用い、各章の担当者がレジュメを作成し、章の内容を解説し、担当教員が補足説明する昔ながらのスタイルで行われています。
毎回ゼミで取り扱うテキストの予習は欠かせませんし、経済学をあまり学んでいない人には高度な内容かもしれません。しかし、経済学を本気で学びたいという人にとっては知識の幅が広がることは確かです。このゼミに来て共に経済学について学びませんか?
(授業後の散歩風景です)



(3年ゼミ生 M.N)
*次回は【基礎心理学ゼミ】です。
【環境保全論(生物多様性論)ゼミ】2009年度前半の野外調査から

水田一面に生育するヒメビシ.絶滅危惧植物とは思えない繁茂ぶりだ(和歌山県紀伊田原,May 23, 2009)

干潮時のヒジキ.春は磯の幸を最もよく感じる季節(和歌山県紀伊田原,May 23, 2009)

日本では大東諸島にのみ分布するボロジノニシキソウ.隆起環礁の石灰岩上に生育(沖縄県南大東島,May 4, 2009)

隆起環礁とカルスト湖沼群の両方の地形をみることができるのは日本唯一といっていいだろう.淡水湖沼の大池に取り残されたオヒルギが珍しい.かつての無人島時代にはビロウの森林に覆われていたらしいが,入植後100年で島全体がサトウキビ畑に変貌している(沖縄県南大東島,May 4, 2009)

キバナノアマナの生育環境.なんの変哲もない墓地辺縁の里草地だが,こうした環境をいざ保全するとなると難しい場合が多い(福島県会津若松,Mar. 16, 2009)

早春の里草地に咲くキバナノアマナ(福島県会津若松,Mar. 16, 2009)

海跡湖の湖辺に1株のみで生育するハマナツメ.三重県では大規模個体群が散在するが,和歌山県では非常に稀(和歌山県那智勝浦町,Nov. 23, 2008)

湧水湿地に生育するシログワイ.泥深い場所に浮島状態で生育することが多く,うっかり踏み込むとたいへんなことになる(和歌山県紀伊田原,Nov. 22, 2008)

紀伊半島の塩性湿地.ナガミオニシバやコウボウシバが生育する(和歌山県紀伊田原,Nov. 20, 2008)
(ゼミ担当教員:藤井伸二)
*次回は【環境経済学ゼミ】です。


