ゼミリレーブログ | 人間環境大学

バックナンバー:2010年01月

【環境保全論(生物多様性論)ゼミ】2009年度秋の野外調査から

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水田や休耕田に生育する絶滅危惧植物マルバノサワトウガラシ.短日条件で閉鎖花が誘導されるらしく,近畿地方で開放花を見つけるのは難しい.(和歌山県串本町紀伊田原,Sept. 13, 2009撮影)


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堤防の土手に咲くフジバカマ.人為的に植栽されたものと思われるが,付近の河川敷に自生個体群が存在している可能性もあるので今後の調査が必要.(仙台市名取川,Oct. 4, 2009撮影)


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マルハナバチの一種の訪花を受けるタカアザミ.河川敷環境で高さ2m以上にも達するアザミノ一種だが,アザミ属の中では特異な1回繁殖型という生活史をもつ.(長岡市信濃川,Oct. 22, 2009撮影)


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穏やかな湖岸の景観.調査を中断してほっと一息つき,景色を堪能する.(大津市大谷川河口琵琶湖岸,Nov. 12, 2009撮影)


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特定外来生物ボタンウキクサに覆われた湖.そのあまりの繁茂ぶりに呆然としてしまう.(熊本市江津湖,Nov. 8, 2009)


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特定外来生物ナガエノツルノゲイトウが繁茂する湖畔.水面にマット状に広がる様子から,在来生物を駆逐する侵略性を伺うことができる.(熊本市江津湖,Nov. 8, 2009)


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干出した貯水池の泥土上に生育するオオオナモミ.(和泉市光明池,Nov. 9, 2009)


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上の場所を近くから撮影したもの.オオオナモミの大群落.(和泉市光明池,Nov. 9, 2009)


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冬の日本海の風物詩?,大量のクラゲが打ち寄せられた砂浜.(新潟市五十嵐浜,Nov. 30, 2009)


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まさか日本海でマテガイ堀りができるとは思わなかった.調査の合間には,こんな思いがけないこともある.写真は賞味後のマテガイの殻.ごちそうさまでした.(新潟市五十嵐浜,Nov. 30, 2009)


(ゼミ担当教員 藤井伸二)




*次回は【環境経済学ゼミ】です。

【茶道文化論ゼミ】楽しい茶事実習

毎年ゼミ生に「白露庵」にて正午の茶事実習を行っています。昨年12月27日(日)3、4年生と大学院生を亭主、客交代して1、2年生料理、お菓子作り手伝いをしてⅠ日有意義に過ごしました。料理は非常勤講師である熊谷先生の指導のもと、またお菓子は院生の学生の指導のもと、朝8時から掃除、準備をして11時半より初炭手前、懐石(食事)の前半、後半はどらの音で席入り、濃茶、薄茶点前、掃除、後片付けが終わったのは5時過ぎでした。思いやりのあるおもてなし、丁寧な道具の扱いなど「お茶のこころ」を学んでいただきました。

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料理を準備しています


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お菓子を作っています


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白露庵にて懐石風景


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ゼミ生院生他


(ゼミ担当教員 神谷昇司)




*次回は【環境保全論ゼミ】です。

【英語コミュニケーション論】 ―受験生の皆さん、センター試験お疲れ様でした―

1月16日(土)、17日(日)にセンター試験が本学でも実施されました。私は科目担当上、英語に関心があるのですが、受験生の皆さんは、初日に外国語〔英語(筆記)〕とリスニングとで計110分程度の英語の試験に取り組み、大変お疲れになったことでしょう。いい結果が出るといいですね。

さて、多くの人にとって、英語はできるようになりたい半面、嫌いな科目でもありますね。確かに多くの日本人が、中学、高校、大学とかなりの時間やお金を費やして英語を学んでいますが、本当に使える、というレベルまで到達できる人はそう多くはないのも事実です。でもその一方で、英語圏に留学しないで日本で学習するだけでかなり上達する人もいます。羨ましい限りですが。

さて、私が担当する「言語習得論」は、英語の習得や学習を扱います。上達する人となかなか上達しない人の違いはどこにあるのかに着目して、自分のこれまでの英語学習を振り返り、自分に合った学習法を見出していきます。

具体的なトピックとしては、英語の習得に関する母(国)語の役割や影響、英語圏に親子で滞在したとき、子どもは英語の習得に成功することが多いのに、大人は失敗することが多いのはなぜか、英語学習の適性と動機づけ、英語習得のメカニズム、効果的な教授法や学習法、具体的な学習のコツ、などです。

もう少し早く英語学習のヒントを知っていればよかったですね。出張授業にも出向きますのでよろしくお願いします。最後になりましたが、受験生の皆さんは健康に気をつけて受験を乗り切ってください。


〈ゼミ担当教員 岡良和〉



*次回は【茶道文化論ゼミ】です。

【人間関係論ゼミ】学生生活の集大成!

新しい年を迎えました。毎年のことですが、この時期、教員研究室前の廊下には学生が作る長い行列を見ることができます。ゼミ担当の先生に卒業論文の最終指導を受ける4年生の順番待ちの列です。

思うようにはかどらなかったのでしょう、少し焦った表情で並ぶ学生、徹夜でこの日に間に合わせてきたのが見て取れる、順番待ちの間に座り込んでしまう学生、皆、思い思いのテーマをかたちにしたものを手に登校してきたようです。

さて、私が担当いたします人間関係論講義は、平成22年度から開講される講義です。ブログに登場するのも今日が初めてですので、少しだけ講義について紹介させていただきますと、この講義では日常生活に存在するさまざまな現象、特に人とのかかわりの中で生じてきている現象について心理学的に理解していくことを目標のひとつとしています。

人間関係論ゼミが動き出すのはまだまだ先のことですが、学生のみなさんが、大学生活の中で自分の学問的テーマを見つけて、自分なりに練っていく大仕事に携わることができるのを楽しみにしています。

(ゼミ担当教員 三後美紀)




*次回は【英語コミュニケーションゼミ】です。

【文学の現在ゼミ】言葉は音

前回、日本の小説の最初の部分を音で分析してみようという試みについて報告しました。まだ、結論を出すところまではいっていませんが、引き続き、文学作品を「音」でとらえなおしてみようという試みにチャレンジしています。今回は「歌」を調べてみました。

歌にはそれぞれ雰囲気というものがあります。それはどこからくるのでしょうか。メロディーもおきな要素だと思います。歌詞の内容もそうです。いい歌というのは、音と内容が見事に一体となったときに生まれてくるのではないでしょうか。

そこで、今回は歌詞に含まれる母音の特徴を調べてみました。とりあえず、身近な曲ということで次の4曲を調べています。

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(A)
石川さゆり 「津軽海峡冬景色」
(B)
カーペンターズ 「Yesterday Once More」
(C)
サザンオールスターズ 「TSUNAMI」
(D)
チューリップ 「青春の影」

上の(A)~(D)の歌詞を母音の特徴から調べていくと、次のデータが得られました。ただし、作業中のため、曲によってはまだ集計が完了していないものもあります。


歌詞に含まれるそれぞれの母音の数を全体の母音の数に占める割合を%であらわしたものが次の表です。
    A   B    C    D
ア  32.1   20.8  32.8  25.2
イ  21.3   19.6  18.7  25.5
ウ  15.7   20.2  15.4  13.5
エ  11.9   11.7  12.0  10.6
オ  17.9   15.8  21.2  25.2


歌詞に含まれる母音を音符の長さにあわせて全体の中で占める割合をあらわしたものが次の表です。
    A   B   C    D
ア  35.0  26.5  34.1  26.6
イ  25.4  18.8  21.4  21.9
ウ  16.2  19.4  15.9  12.8
エ  11.7  6.8  11.5  11.0
オ  11.2  19.2  17.1  27.7

以前とりあげた小説の冒頭の部分の分析結果は次の表です。
 吾輩は猫   羅生門    雪国    ノルウェイ   長屋の花見
ア   25.8     25.7     27.4    26.1     28.9
イ   14.3     22.2     18.4    19.0      8.5
ウ   11.0     7.2     12.8    17.5      5.6
エ   14.3     6.6     13.4     7.1      16.2
オ   19.8     34.1     24.0    24.6     29.6


まだ、ほんの一部の作品を比較しているだけでもあり、また、作業の途中なので最終的にどんな結果になるのかはわかりませんが、小説と歌詞とでは傾向がずいぶん違います。また、歌の場合でも、曲によって何らかの特徴がでてきそうです。
「音」から文学作品を取り上げてみるのもおもしろそうな気がします。


(ゼミ担当教員 日比野雅彦)




*次回は【人間関係論ゼミ】です。

【宗教と倫理ゼミ】幻の無声映画「日本26聖人」(1931)発見

昨年末に京都にキリシタン史跡調査に行ったとき、フランシスコ会の南蛮寺寺跡付近に再建されたフランシスコ会所有の「フランシスコの家」を訪れた。

この地は、1597年に秀吉の命により捕らえられ、長崎の西坂で殉教した26聖人逮捕の現場である。この時の順境の模様が映画にされたことはすでに知っていたが長い間それを探していた。

今回の訪問の際、ふとたずねてみると、なんと無声映画をDVD化して貸し出しておられるということであった。この映画は、昭和6年に長崎浦上出身の平山正十さんが私財30万円(現在の金額で約6億円)を投じて作成されたものである。当時の有名なスター総出演の映画である。

映画は、聖母の騎士修道院の小崎豊明修道士の研究に基づくナレーションと効果音入れでDVD化されていた。

平山正十さんは、キリシタンとして嫌われ傷つき、勝ち組になろうと腕力と弁論の術の訓練に励み、30歳のころには父の遺産も併せて莫大な財を手にしたようである。伯父は幕末に津和野に流刑にあったことのあるキリシタンで、正十さんは「財をためても、何にもならん。有効に、神様の為に。使え」と一喝されて、殉教映画を作って信仰を伝えたいと考え、ついに51歳の時に作品は完成されたのであった。自ら映画を携えて諸外国にも上映と伝道に出かけていたと聞く。


(ゼミ担当教員 伊藤利行)




*次回は【文学の現在ゼミ】です。

【精神病理学ゼミ】メルヘンを読む

精神病理学プロゼミナールではここ数年、グリム童話の「ヘンゼルとグレーテル」を題材としたフィクションの心理療法(丸田俊彦『サイコセラピー練習帳』)を取り上げ、ディスカッションしています。フロイトの時代からそうでしたが、民話、神話、メルヘンなどは人間の典型的な願望やそれを巡る葛藤を表現しており、深層的な心理を理解する上でよい素材と考えられてきました。

今回はグリム童話から、巻頭のメルヘン「かえるの王さま、または鉄のハインリッヒ」を読んでみましょう。あらすじは以下の通りです。「ひとりのお姫様がいて、森の涼しい泉のほとりで、金の鞠で遊ぶのが好きでした。あるとき放り投げた鞠が泉の中に転がり落ち、お姫様は嘆いて「鞠を取り戻せるなら何でもあげるわ」と言いました。すると水の中から一匹の蛙が顔を出し、もし自分を大切にして食事もベッドも一緒にしてくれるなら、鞠を取ってきましょうと言いました。お姫様は気味悪い蛙と思いましたが、どうせ蛙のくだらないおしゃべりだと思って約束しました。蛙は鞠を取ってきて、お姫様は受け取ると大喜びでお城へ帰りました。翌日、お姫様が食事をしていると、ぱちゃぱちゃと言う音がして戸を叩く音がしました。王様に事情を聞かれてお姫様が昨日のことを話すと、王様は、約束は守らなければいけないと言って、戸を開けさせました。お姫様は王様の指示で、約束どおり、隣の椅子に座らせ、同じ皿から食事を食べさせ、ついには部屋に連れて帰って自分のベッドに入れてやらなくてはなりませんでした。お姫様はしかし部屋に戻ると、冷たくて気持ちの悪い蛙を壁に投げつけました。すると蛙は美しい若い王子に姿を変え、二人は喜んで一緒に眠りました。翌朝、八頭立ての立派な馬車に乗って応じの忠実な僕ハインリッヒが迎えに来ました。王子とお姫様は馬車に乗り込んで王子の国へと向かいましたが、大きな弾ける音がしました。王子が「馬車が壊れたぞ」と言うと、ハインリッヒは答えて、「いいえ馬車ではありません。あなたが魔法を掛けられて蛙でいらっしゃったとき、悲しみのあまり胸が張り裂けないように嵌めた鉄のたがが弾けたのです」。」

問い1:お姫様の泉のほとりでの鞠遊びにはどんな印象を持ちますか。鞠はどんなことを象徴していると思いますか。
問い2:鞠と引き換えに蛙がお姫様に要求したことは端的に言えばどんなことでしょうか。
問い3:娘を愛しているはずの王さまがどうして娘の嫌がることを指示したのでしょう。
問い4:どうして壁に投げつけることで、魔法が解けて蛙から王子になったのでしょうか。
問い5:忠実な僕ハインリッヒの胸に巻いた鉄のたがが弾けるというエピソードにはどんな意味があるのでしょうか。


答えはこちらから


(ゼミ担当教員 総田純次)




*次回は【宗教と倫理ゼミ】です。

【企業会計論ゼミ】卒論完成間近!

だんだん寒くなってきました。今年も残りわずかとなりました。
(このブログは新年早々公開ですが、ブログ原稿は2009年12月中旬に書いています)

この時期になると1年間はあっという間だと思い知らされます。自分は4年生なので来年で卒業です、もう少しで学生生活が終わりだと思うと少し感慨深いものがあります。

ところで、4年生はみな等しく卒論の追い込み時期だと思います。我がゼミの4年生も年内の提出を目標に頑張っています。今年は以下のような題目が出そろいました。
「会計基準コンバージェンスとその動向」
「フェアトレードの現状と課題」
「非正規雇用問題とその対策」
「監査制度と監査人の独立性」
「経済危機の自動車製造業への影響~ビッグスリーと国内自動車製造業~」
「外貨投資の仕組み~FXのリスクと有用性~」
「相続税法改正と相続税納付額の変化」
「化粧品業界の販売戦略」
「労働者派遣事業の現状とその問題点」
「学校法人会計分析~個別事例分析を中心に~」
「企業不祥事とコンプライアンス態勢の確立」

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春から構成を考え始め、夏のゼミ旅行ではパワーポイントを使った発表を行いました。
資料は大学の図書館、町の図書館などへ出かけて集めました。個人的には、普段読みなれていない堅い文章を読みこなすのに一番苦労しました。文章を書き始めてからは先生の指導を受けながら書き進め、ようやく終わりが見えてきました。この経験は、社会に出てきっとどこかで役に立つものとだと思います。

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(ゼミ生4年 T.S)




*次回は【精神病理学ゼミ】です。

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