ゼミリレーブログ | 人間環境大学

バックナンバー:2010年07月

【人間関係論ゼミ】前期を終えて

7月25日は本学の夏のオープンキャンパスが開催されていましたが、この模様は、FMおかざきさんとの連携イベント、「公開生放送!まるごとオープンキャンパスIN人間環境大学」という番組として放送されていました。みなさんはお聴きになられましたか?

私も番組の中に少し時間をいただいて、そこで本学の心理学での学びについてお伝えすることになりました。その中で、本学では「講義だけでなく実習やボランティアなどの体験も重視している」ということや、「心理学は高校生の方にとってはなじみのない学問かもしれないが、身近にある出来事を心理学的に理解していくこともできる」ということに触れました。(このことは「人間関係論講義」のなかでしばしば話題になりますね。)また、イベントの様子は本学のWEBサイトで詳しく報告されると思います。

さて、人間関係論講義では「対人コミュニケーション」について取り上げて前期の講義内容を終えました。講義に簡単なワークを取り入れ、コミュニケーションが円滑に進められるにはどのようなことが必要かについて学びましたが、受講生からは「自分は他の人に自分のことをほとんど伝えていないなと思った」「自分のことでもまだまだ知らないことがあると思った」という感想が多く聞かれました。そして何人かの受講生は「今よりももう少しだけ、自分のことを人に伝えていこうと思った」「人から自分のことを教えてもらう機会も必要だと感じた」と感想を持ったようです。

後期は、企業や学校、家庭などの集団における人間の行動や心の動きについて学びます。特に、産業・組織心理学的な視点から、個人の組織における成長を理解していきます。


(ゼミ担当教員 三後 美紀)



次回は【文化人類学ゼミ】です。

【環境倫理学ゼミ】夏合宿へ向けて

環境倫理学ゼミは(他のゼミもそうだと思いますが)、夏休みに突入寸前ということで卒業予定の4年生に対してハッパをかけているところです。

ハッパというのは発破と書いて、ダイナマイトで岩盤を爆破することを言いますが、つまり、4年生に休み中に卒業論文の研究を進展させるよう気合いを入れているわけです。卒業論文というのは書き始めるところが一番難しいのですが、そこを勢いつけてやるわけです。


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7月のゼミ風景:なかなかおもしろい議論をしたりしていますが、ビジュアル的に表現が難しいのが残念です。

毎年の合宿は、7月末や8月のあたまに実施することが多いのですが、今回は9月2日から2泊3日の予定で愛知県最高峰(!)茶臼山(1415メートル)の宿泊施設へ向かいます。夏、大変涼しいので何度か合宿している場所です。そこで卒論の中間発表を通しで行います。会議室に缶詰ですので、雨天決行。遭難の心配はありません。

今年は卒業予定者が14人もいますので、3日間、体力勝負です。出来るならば2日目の夕方までに全員の発表とディスカッションを終えて、本当の「打ち上げ」をその晩におこないたいところです。

気圧も多少低いですし、病院も遠いので無茶なアルコールの摂取は御法度ですが、最近はそんなに飲む学生もいません。教員が自分の心配をした方がよいようです。

いつもブログで近況を報告するタイミングがあわなくて、結局時期はずれの報告になってしまうことが多いのですが、今回の報告も次回、涼しくなってからになるとおもいます。高原でのゼミは、どれほどの効率を確保できるのでしょうか。

いよいよ夏も暑くなってきました。例年に比較しても暑いようです。昔の大学は7月のあたまには休みに入っていたものですが、現在は7月いっぱい授業があり、学習効率が上がりません。さらに、地球温暖化かあるいは気候変動の影響か、恐ろしく暑くなっています。

しかし、環境倫理学ゼミはこういうときにこそがんばらなくてはなりません。4年生には9月、根性を形にしてもらいたいとおもいます!(4年生、読んでるか?)

(ゼミ担当教員 内藤 可夫)




次回は【人間関係論ゼミ】です。

【茶道文化論ゼミ】神谷柏露軒での茶会

平成22年7月9日(金)10日(土)名古屋市中区新栄町神谷柏露軒宅にて茶道実習の受講生が濃茶と薄茶の茶会を催した。孤庵茶席は裏千家11代玄々斉が尾張徳川家12代藩主斉荘(なりたか)公のために好んだ茶席で明治44年に神谷家に移築された。学生は由緒ある茶席を見学し、猿庵茶席(4畳半台目)で濃茶点前、柏蔭斉(8畳席)で薄茶点前を2日間楽しんだ。

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孤庵茶席 台目畳3畳敷で玄々斉筆大横物が掛けられている。


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猿庵での濃茶席風景


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猿庵での濃茶点前風景


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夏の涼感を感じる手作りの濃茶菓子 銘「天の川」

(ゼミ担当教員 神谷 昇司)




次回は【人間関係論ゼミ】です。

【身体文化論ゼミ】ユニークな卒論題目が決まりました

今年は、社会・文化環境論(身体文化論)のゼミで卒論を書く学生は6人です。例年通り、ユニークな研究が多く、結果が楽しみです。

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題目:空について
内容:空はさまざまに意味づけられ、用いられている。空にはどんな意味があるのか、どんな思いが込められているのかを、映画、ドラマ、歌詞、絵本、アニメ、CMなどに用いられている空の意味を分析して、私たちにとっての「空」を明らかにしていく。(R.N.)

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題目:韓国ドラマにおける感情表現
内容:韓国ドラマのなかでは周囲の目を気にすることなく、泣く時は声をあげて大声で泣いたり、嬉しいときは体全体を使って喜びを表したりと、日本とは異なる大げさな感情表現をする場合が多い。そういった日本にはあまりみられない韓国ドラマならではの感情表現を読み取ってみたい。(A.M.)

題目:ペットボトル・パッケージの差別化
内容:ペットボトル・パッケージにおいては、二つの重要なポイントがある。まず、一つの社内における、同傾向の商品(例えば、お茶とか炭酸飲料)における差別化。そしてもう一つは、他社商品の同傾向商品との差別化である。以上の点を、自動販売機に入っているペットボトル飲料を対象として、主に色の視点から研究を行う。(Y.T.)

題目:食料品売り場のディスプレイについて
内容:デパートの地下やスーパーの食料品売り場における店舗の配置やディスプレイの展開の仕方によって、顧客側の心理状態がどのような影響を受けるかについて研究を行う。(H.M.)

題目:コンビニエンス・ストアの色の差別化
内容:コンビニエンス・ストアは、身の回りにあふれており、競争が激しい。消費者から選んでもらうために、どのような差別化を行っているかを、色の視点から探る。(H.S.)

題目:「シュールな笑いについて」
内容:“シュールな笑い”とよく耳にするが、シュールな笑いとは何なのかを、映画の『トリック』やコント(例えば、「よゐこ」)などを分析することによって明らかにする。(C.F.)

(担当教員 石上文正)




次回は【宗教と倫理ゼミ】です。

【精神病理学ゼミ】前期の演習・実習を振り返って

前期も残すところ7月の3週間になりました。前期ではカウンセリングの面接技法を取り扱いました。面接の基本は、相談者の話を聞くことなのですが、この「聞くこと」が単純そうに見えて実際には長年の習得を要することです。実習では最初に、ロールプレイによる良い面接と良くない面接のデモンストレーションを見ました。良くない面接の例では、面接者が相談者の心情に寄り添うことなく、早く答えを出そうとして次々に提案をしており、相談者のほうに苛立ちが生じている感じでした。一方、良い面接の例では相談者の心情を推し量るように対応することで、そこにある葛藤が浮き彫りになってきていました。

カウンセリング(心理療法)にも色々と流派があり、それぞれ重点の置き方に違いがあります。日本の臨床心理学の分野で主流なのは、相談者の心情に沿ってゆくアプローチを取る「来談者心理療法」です。これはアメリカのカール・ロジャーズという人が提唱したものですが、ゼミでは彼の同僚であったラスキンによる面接ビデオを見て、面接の流れをディスカッションしました。40分ほどの長い面接で途中で眠くなりますが、質の高い面接だと思います。

以上の準備を踏まえて、6月からゼミ生自身による面接のロールプレイを行いました。二人一組で相談者と面接者に分かれ、10分ほどの擬似面接を行い、そのあと全体で面接を振り返ってディスカッションをするものです。過去には、途中で会話が途切れて延々沈黙とかいったこともあったのですが、今年度は生き生きとした面接になったものが多かったように思えます。

(担当教員 総田純次)




次回は【身体文化論ゼミ】です。

【環境経済学ゼミ】“卒論に奮闘中”

環境に配慮した製品や制度が環境先進国に追い付け追い越せと、日本でもみうけられます。
私の地元は水俣病で有名な熊本県水俣市です。
しかし今は綺麗な海をとりもどし、
「環境モデル都市みなまた」として、様々な取り組みを行っています。
今年5月はエコハウスを建設し、より環境負荷の少ない生活を提案しています。


私の卒業論文は、“エコハウスの経済波及効果”というテーマで
この水俣市のエコハウスについて調査を開始しました。
地元の木材で地元の職人により造られることは環境に優しいだけではなく、
地元の経済効果を生むきっかけにもなると思ったので、
その波及について分析することにしました。


この調査をきっかけに、より環境と経済活性化を両立させる道を広げられればと思います。


(ゼミ生4年 M.I.)



次回は【精神病理学ゼミ】です。

【現代文明論ゼミ】一年の1ページ!

みなさん、こんにちは!現代文明論ゼミのM.H.です♪ 梅雨の真っ只中ですが、お元気でしょうか?

さて、この時期の話題のひとつには、「雨」に関するものがあると思います。私がよく尋ねるのは「雨は好きですか?」というもの。その答えは、たいてい「いいえ」が多かったです。その理由を聞くと、雨が悪者のような扱いをされていると私は感じ、これは不思議でしょうがありません。このように感じるのは、私が雨を好きだからでしょう!
 
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写真1 雨の日の演習林入り口


私の雨が好きな理由は、「雨音」にあります。雨の音は心を落ち着かせてくれます。昼の雨も好きですが、夜の雨が特に好きです。夜雨が降り始めると、部屋であれこれ物思いに耽れるため、幸福な時間になります☆
 
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写真2 私の好きな雨音


また、朝目覚めたとき、窓の外から聞こえるシトシトとした雨の音を聞くと、心に小さな波がたち、雨の中へ繰り出して、公園を散歩をしたくなります!自然と一体になっていると思うとワクワクしてくるのです♪
 
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写真3 雨に煙る本宿の町


私はこの時期を「第5の季節」として、梅雨を特別な一年の一幕と見ています。さらに梅雨の期間の天気の大半である雨は、一番身近にある幻想的なものだと思います。このように素晴らしい雨の世界に浸ってみてはいかがですか?

(ゼミ生 M.H.)



次回は【環境経済学ゼミ】です。

【日本美術文化論ゼミ】現代文化を絵巻化する2

前回の予告通り、絵巻製作中のTさんにコメントしてもらいます。


こんにちは。日美ゼミ生のくっちです。私は今『RADWIMPS』の曲、『有心論』を絵巻にするという、とんでもないことに挑戦中です。自分の大好きな曲を課題に出来て最高!と思っていたのですが、るんるんに取り組めたのは最初だけでした。

イメージはすぐ浮かぶのですが、それを絵に表すことが凄く難しい。あと、曲のPVのイメージが強くて先入観がなかなか払えませんでした。自分の感じる『有心論』も大切ですが、いろんな人の『有心論』も知りたいと思い、RADWIMPSファンの友達に「有心論ってどんなイメージ?」と聞いたりしました。みんなそれぞれの『有心論』のとらえ方をしていて、とても参考になりました。

悲しいハッピーエンド?
そもそもハッピーエンドってなんだ?
いない けど ここにいるって
どういう意味?
あれ?もう水曜日?←ゼミの日
なんもしてない!でも分かんない!

考え出すと止まらなくなり、なかなか作業に取りかかれませんでした。なんとか下書きを書き終え、現在パソコンで製作中です。
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出来上がった作品は大学祭で展示する予定です。その他の作品も展示する予定なので、よければ足を運んでみてください。

歌詞の解釈に苦労しているようですが、発表が楽しみですね。
でも、その前に成績をつけなければならないので、お盆明けには提出お願いします。

(ゼミ担当教員 菅原 太)



次回は【現代文明論ゼミ】です。

【英語コミュニケーションゼミ】卒業論文、早めにスタートします

本学では卒業論文が必修となっていますが、一つのテーマで長い文章を完成するの
は少々苦手だという学生もいるようです。そのような中、英語コミュニケーションゼ
ミでは、3年生が早くもその準備に取り掛かろうとしています。私自身の学生時代と
比べてもずいぶん取り組みが早いな、と感じています。


学生は「文章の書き方(レトリック)」や「階層、職業、年齢など社会背景と言語
の関係」などを希望していますが、今後はもう少し具体的なテーマに絞り込み、次い
で文献を探す段階に入ります。学生は、図書館で先輩たちが提出した卒業論文を読ん
で参考にしたい、と意気込みはなかなかのようです。興味深いテーマを見つけたので
すから、担当教員としてしっかり支援をし、成長を見守りたいと思います。

(ゼミ担当教員 岡良和)



次回は【日本美術文化論ゼミ】です。

【日本教育史ゼミ】

4年生の卒業論文、今年もほぼテーマが決まり、それぞれがスタートしている。主なものは、「日本統治時代の台湾教育」、「細井平洲の教育思想」、「足利学校の研究」、「貝原益軒の教育思想」、「『神国』思想の研究」などである。


中でも、私自身、興味があり、また、一番熱心に取り組んでいるN君が行っているのは、「足利学校の研究」である。N君は2年生の頃から、仏教教育、つまり、僧侶養成に関心をもつ学生である。東京都内の出身ということもあり、「帰省」の度、国会図書館や足利学校のあった足利市の市立図書館などへ史料収集のため、足繁く通っている。しかし、史料が限られており、これが実に難しいテーマではある。


現在までのところ、歴代の「校長先生」や数名の学生に関する史料を入手している。今後も史料収集作業は続く。また、同時に、これをどういう角度から、何にテーマをしぼって、論考するか、ちょっと、楽しみな研究ではある。


また、O君の「日本統治時代の台湾教育」もおもしろい。台湾の子供に学校教育を行う。最初は教師養成である。そのため、我が国から何名かの日本語教師が台湾へ派遣された。彼らがまず現地の青年に日本語を教える。そして、その中で育った「教師」が現地の子供に日本語で教育を施す。日本人の師弟と現地の師弟の混同する学校もある。今後の研究の進展が期待される。


今年も何名かの学生が研究にはまってきた。そんな学生の目は実に輝いている。青年っていいな、と感じる時である。


指導教員」として、また、「研究者」のライバルとして、彼らの卒論研究の進展を見守っていきたい。

(ゼミ担当教員 川口雅昭)



次回は【英語コミュニケーションゼミ】です。

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