【環境保全論(生物多様性論)】2010年11月~2011年3月の調査から
溜池の土手に咲くリンドウ.晩秋の草原環境を象徴する植物だ.ここでは,一緒に咲くセンブリの白い花も美しかった.ネザサが疎らに生育する粘土質の劣悪な環境が,こうした草地性植物の競演に一役買っているのだろう.
(Nov. 20, 2011,和泉市信太山で撮影)

オランダ植民地時代にスタートした熱帯生物多様性研究の拠点,ボゴール植物標本館.数年前にボゴールからチビノンへの全面移転が完了した.国家戦略としての生物多様性研究は時代を超えて脈々と継承されている.
(Feb. 23, 2011,インドネシア共和国西ジャワ州チビノンで撮影)
ボゴール植物標本館の収蔵庫.200万点の植物標本に囲まれ,久々に至福の時間を過ごした.しかし,20℃の空調のため,体を冷やして翌日の体調はさんざんだった.人間よりも標本の保管条件が優先されるのは,世界中の博物館施設に共通する.
(Feb. 19, 2011,ボゴール植物標本館で撮影)
ゲデ山の熱帯山地林の景観.標高1300m付近から山頂(約3000m)を臨む.
(Feb. 21, 2011,インドネシア共和国西ジャワ州で撮影)
南半球を特徴づける植物,Gunnera.熱帯調査でぜひ見たいと思ったあこがれの植物の一つ.茎中にシアノバクテリアが共生することが知られている(光合成はしていないらしい).
(Feb. 21, 2011,ゲデ山中腹の滝にて撮影)
チボダス植物園のゲストハウス.瀟洒な洋風建築はオランダの流れをくむのだろう.
(Feb. 21, 2011,インドネシア共和国西ジャワ州ゲデ山麓チボダスで撮影)
西ジャワ州の茶畑.標高1000m付近の山の斜面は見渡す限りが茶畑になっている.日本の茶畑が箱庭にみえてしまうほどの大規模プランテーションだ.日本では緑茶に供されるvar. sinensisが栽培されるが,ここではジャワティーの原料となるvar. assamicaが栽培される.
(Feb. 22, 2011,チビノンからゲデ山に向かう車中から撮影)
干潟が出現した川内川.初春の調査では,日ごとに春めく景色変化も楽しみの一つ.水温む季節を実感.
(March 5, 2011,薩摩川内市にて撮影)
(ゼミ担当教員 藤井伸二)
次回は【地域経済論ゼミ】です。
2011年03月10日(木) | 環境保全コース


