バックナンバー:2011年12月
【地域経済論ゼミ】就職活動、粘り勝ち!!
僕の就職活動は、3年生の11月頃にスタートしました。~学内説明会を皮きりに積極的に合同説明会に足を運びました。
すると、意外にも、いきなり何社かから内定を頂いたのです。(→自信がつきました。)
でも、それ以降、何社か続けて受けましたが、うまくいきません。(→焦りました、落ち込みました。)
今、思うと、自分の就職に対する考えの甘さと経験のなさがそのまま気分に表われていますよね。でも、当時は、友人たちが次々と就活を終わらせていく様子に、「もういいや。自分も今、内定を貰っている会社に決めてしまおうか。」と幾度も考えました。でも、自分の中では、どこか煮え切らない、ひっかかる思いがありました。
そうこうするうちに、所属するバスケットボール部の大会が迫り、それに集中したかったので、いったん、夏の間は就活を中断しました。でも、大会が終わると、「やはり一度きりの人生だし、悔いの残らない就活動をしたい。周りになんと言われても、最後は自分一人の戦いだ。」と思い直しました。ゼミの先生にも「卒論もあってしんどいけれど、納得するまでがんばれ!まだまだいける。」と発破をかけられ、就活動を再スタートしました。
前から狙っていた企業が秋募集していることに気がつき、早速、エントリーしました。今度は、今までの就職活動を振り返り、ダメだった所なども見直し、何より自分らしさをアピールするつもりで臨みました。そうした点が評価されたのか、再スタート一発目で見事、内定を貰うことができました。
当初の内定時とは違い、今回は、自分を見つめ直し、「自分はこの会社で働きたいんだ!」という強い思いで、自分なりの努力をした結果なので、嬉しいし、達成感がありました。先生も「その経験が大切。今後の財産。」と言ってくれました。
誰もが就職への不安を感じていると思う。でも、逃げないでまじめに取り組めば、そして諦めないでがんばれば道は拓けるし、そのなかで成長する~と後輩たちに伝えたい。
(ゼミ生4年N.H.)
次回は【基礎心理学ゼミ】です。
【環境保全論(生物多様性論)】2011年8月~11月の調査から

休耕田に生育するウスゲチョウジタデ.花や萼片のサイズなどが大きく,チョウジタデとは明瞭に区別できる.近畿地方では非常に稀な植物のため,これまで認識できない植物であったが,実物を見て納得.
(多々良沼干拓地,August 21, 2011)

ご当地もののミカワマツムシソウ.蛇紋岩地に適応したこの地域固有の植物.草原に生育するマツムシソウとはずいぶん風情が異なる.周囲には未開花ロゼットがみられ,2年あるいはそれ以上の生活史を持つことと,この場所での世代交代がうまくいっていることが示唆される.
(新城市,September 25, 2011)

集落を縫って流れる小河川.水草が豊富に生育する場所はピンポイントでしか存在しないため,短期間の調査でそうした場所を発見するのは不可能に近い.水生植物の調査では,地元の協力者の存在が不可欠だ.感謝してもしきれない.
(高松市,October 1, 2011)
梁漁.梁は川と人との結びつきを強く感じさせる漁業施設だ.豊かな川の恵みがいつまでも続くことを祈りたい.
(寒河江川,October 17, 2011)
東北中央自動車道の工事現場で見つけたタカアザミの大規模群落.タカアザミは工事中の裸地環境にゲリラ的に出現することがある.
あきらめかけていたときに,車窓からふと見えた白い綿帽子が発見のきっかけだった.最後まで集中力を切らししてはいけないことを再認識.
(東根市,October 17, 2011)
木曽川河川敷のカナムグラ群落.昨年はセイタカアワダチソウやオギが優占する高茎草原だったが,今年はその様相が一変した.9月の2度にわたる台風が,大型の草本植物をなぎ払ってしまったのだろう.1ヶ月程度の期間では,蔓性の植物しか回復できないようだ.
(羽島市,October 17, 2011)
(ゼミ教員:藤井伸二)
次回は【地域経済論ゼミ】です。
【人間関係論ゼミ】心を理解するためのさまざまな方法
師走に入りました。
4年生の皆さんは卒業論文の仕上げに取り掛かっています。
この1か月は悔いの残らないように取り組んでいただきたいと思います。
さて、心理学のコースでは、質問紙調査の結果をもとに卒業論文を執筆する人も少なくありません。質問紙とはアンケートのことです。
たとえば、
「1.少なくとも人並みには、価値のある人間である。」
「2.色々な良い素質をもっている。」
といったいくつもの質問に、あなた自身がどの程度あてはまるかを、
あてはまらない・・・1
ややあてはまらない・・・2
どちらともいえない・・・3
ややあてはまる・・・4
あてはまる・・・5
の5段階で回答してもらう・・・というような方法です。
本学の学生の中にも、こういった調査にご協力してくださった方がたくさんいらっしゃると思います。どうもありがとうございました。
このような質問紙の回答は数値化されデータ処理が施され、研究の仮説が検証されていきます。
ちょうど今頃、4年生の皆さんは、仮説が検証され(あるいは一部しか仮説が支持されなかったという人もいると思いますが)、考察とまとめに入っているのではないでしょうか。
「心」のように、かたちのないものを理解していくのは非常に困難なことです。
質問紙調査では、心をいくつかの質問からなる尺度(=ものさし)によって測定することができると仮定しており、尺度作成の際はできるだけ正しく適切に心を測定する工夫をしています。
また、心の現象や心のはたらきを理解しようとする方法は、質問紙法の他にも、実験法、観察法、検査法、面接法などがあります。絵画や小説などのその人の作品から、心のありようを理解しようという人もいます。
こうして心に対してさまざまなアプローチがとられますが、心についての理解が得られるとともに、人の心が簡単に把握できるものではないということにあらためて気づかされます。こういったところも心理学の魅力なのかもしれません。
(ゼミ担当教員:三後 美紀)
次回は【宗教と倫理ゼミ】です。
【環境倫理学ゼミ】愛知県民の森でゼミ合宿
すでに12月に入り、寒くなってきました。
今回は、少し前になりますが、9月に行われたゼミ合宿について報告させていただきます。

愛知県民の森のモリトピアの会議室でゼミ発表中
昨年は愛知県最高峰茶臼山で合宿でしたが、あんまり遠いということで、今年は麓に下り愛知県民の森で合宿しました。宿泊はバンガローです。
バンガローはコテージとは違い、屋根のついた単なる部屋で、以前宿泊した際は、暑くて困ったことがありましたが、今年は涼しく過すことができました。
写真の会議室で二日間にわたり卒業論文を念頭においた発表を行いました。
この時点(9月初旬)では、まだ卒論提出まで4ヶ月ありましたが、例年に無くスケジュール的に余裕が無いように感じました。周りが暢気だと、まだ大丈夫ではないかと思ってしまうようです。

会議室のそばを流れる清流

県民の森から豊橋方面に帰る道すがら、長篠の古戦場へ。
馬防柵が再現されています。家の先祖の内藤昌豊はこの付近で二枚の柵を突破して家康の陣になだれ込んだと伝えられています。もう少しで歴史が変わっていました。墓も参らせていただきました。

柵を突破する足軽を再現。身軽さが身上。
1日目の夜は例によってバーベキューでした。静かな森の中でたき火を見つめ続けるのは、はるか昔から続いてきた人間の当たり前の夜の過ごし方でした。われわれも飽きることなく燃えていく木の葉や枝を見つめていました。
卒論提出までひと月です。ラストスパートを期待しています。
(ゼミ担当教員:内藤可夫)
次回は【人間関係論ゼミ】です。
【社会・文化環境論・身体文化論ゼミ】学生フォーラムに参加して
3年生のゼミ生(A.H.さんとS.S.君)が、第11回 学生フォーラム(主催:岡崎大学懇話会、NPO法人21世紀を創る会・みかわ、岡崎商工会議所)で、研究発表をおこないました。素晴らしい発表でしたので、A.H.さんに、発表内容をまとめてもらいました。

11月19日(土)に愛知産業大学で行なわれた、学生フォーラムに身体文化論ゼミとして参加し、研究発表をおこないました。
「『女子』という新しい女性」というテーマで、2009年に流行語にもなった「女子会」などの「女子」について調べました。研究方法は、主に、言葉の分析とアンケート調査により、「女性」でも「女」でもない、この新しい「女子」の意味について考えました。
まず、「~女子」(例えば、「カメラ女子」)というさまざまな言葉の使い方から、「女子」という言葉には「(男女という境界の)越境性」「可愛らしさ」「活力的」「流行性」という4つの意味があることが導きだされ、そしてその後実施したアンケート調査によっても、「女子」にはこれらの意味があることが裏付けられました。
また、最近よく言われている「カメラ女子」、「ゴルフ女子」、「鉄道女子」などの「女子」の前に付いている言葉は、従来、男性との関連が深いものですが、いっぽう、「スイーツ男子」、「弁当男子」、「手芸男子」など、「男子」の前に付いている言葉は女性と関連するものが多いようです。社会全体の男女の境界が無くなってきているのではないかということもわかってきました。
以上の調査から、「女子」という言葉が、新しい意味を獲得しつつ、生まれ変わりつつあることがわかりました。この「新しい女子」は、女性の意識と社会の意識、女性の求めているものと社会の現実のズレが生み出したものではないかと考えています。女性は男女平等だけを求めているのではなく、強さや可愛らしさなど、女性らしさや自分らしさを「女子」という言葉で表現しているのではないでしょうか。こういった社会・文化的な原因については、さらに調査・研究していくつもりです。
今回、学生フォーラムに参加して、調べることだけでなく、仲間と意見を交換する大事さや、たくさんの人の前でプレゼンする難しさなど、多くのことが学べ、とても貴重な体験をすることが出来ました。(A.H.)
(ゼミ担当教員:石上文正)
次回は【環境倫理学ゼミ】です。
2011年12月01日(木) | 歴史・言語文化コース | 固定リンク


